Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

自転車、登山、テレマークスキー、カヌー・・・そんな情報が満載ですよ!!

輪旅 下諏訪から霧ヶ峰・池のくるみへ!

2011-11-19 21:26:24 | 自転車旅
《輪旅 下諏訪から霧ヶ峰・池のくるみへ!》
昨年、七年に一度の御柱祭(下社)をみることができました。木落し坂を下る御柱・・・その迫力は神がかり・・・


(甲州街道を走る)
甲州道中とも・・・江戸からスタートした街道は、笹子峠などを越え、甲斐の国より信濃の国へ。諏訪大社秋宮の前で中山道と合流していたようです。

茅野辺りより山裾を通っている道が気になっていました。どうもこれが甲州街道のようです。部分部分に当時の面影が・・・諏訪湖の展望も魅力的でした。


(木落し坂にて)
去年の春、御柱祭を目の前でみることが出来ました。その迫力は人間ワザではない・・・この坂を御柱に乗って下る・・・神がかりとしか思えません。


(御柱が通る道)
御柱は籾の木・・・霧ヶ峰の国有林から切り出されるのだそうです。山曳き・・・この道を通って木落し坂まで運ばれるのだそうです。


(八島ヶ原湿原にて)
ビーナスラインへ飛び出したところが八島ヶ原湿原・・・展望台から眺める景色は最高です。車山へと続く笹原は雄大でもあります。その向うには蓼科山の優美な姿が。


(霧ヶ峰を快走)
ビーナスラインが無料化されてから自転車も走れるようになったようです。紅葉の時期も終り、クルマの少ないスカイラインを快走します。


(甲斐駒ヶ岳の遠望)
霧ヶ峰の中心地へ・・・上空にはグライダーが優雅に飛んでいました。展望は最高・・・八ヶ岳連峰から赤石山脈(南アルプス)の名だたる山々が一望のもとでした。こんな素敵な場所は滅多にない・・・しっかりと目に焼きつけ、デジカメにも記録を!


(霧ヶ峰牧場にて)
見飽きない展望に時間を忘れ、何度も立ち止まっては写真撮影を・・・甲斐駒を目指して池のくるみへの道を下って行きました。

霧ヶ峰牧場・・・ここものんびりとした場所、サイロの向うには雪を被った南アルプスの鋭鋒が望めます。

豪快なダウンヒルを楽しんだ後は、再び甲州街道へ・・・のんびりと旧街道ランを楽しみました。最後は・・・諏訪の銘酒、「真澄」に寄って仕上げ!??

やはり信州は素晴らしい・・・それも雪の積もる前の季節がいいようです。ひなびた林道・・・落葉松の葉がハラハラと舞いながら落ちる中・・・そして、道端に積もった落葉松を踏みしめながら走るサイクリングは至福の世界・・・また来年も訪れたいなと!!

輪旅 諏訪湖をぐるりと!

2011-11-19 21:18:03 | 自転車旅
《輪旅 諏訪湖をぐるりと!》
毎年の秋、自転車旅行を楽しむ仲間の集まりがあります。今回も16名ほどの方々が上諏訪駅に集りました。東は東京から・・・西は大阪から・・・皆さんがお気に入りの自転車で集ってきます。


(諏訪湖畔を走る)
先ずは諏訪湖の湖岸を・・・公園の部分の自転車走行は禁止とか・・・車道を走るようにとの案内板がありました。遊歩道の三分の一だけでも自転車レーンとは行かないものでしょうか。一方通行でもかまわないのですが・・・


(中山道の風情)
途中より市街地へ入り、甲州街道を通って諏訪大社秋宮を訪れました。諏訪大社は四つから・・・上社の前宮、本宮。下社の春宮、秋宮・・・意外と知られていないことのようです。社殿の四隅には、昨年に立てられた御柱が・・・何か神様の住むところという雰囲気があります。


(諏訪大社春宮近く)
甲州街道は秋宮の前まで・・・その先は中山道のようです。なまこ壁の蔵の前を通って春宮へ。ここにも真新しい御柱が立てられていました。境内の横の斜面はちょとした木落し坂になっています。


(諏訪のお酒)
諏訪湖の周辺には多くの造り酒屋があります。「真澄」「舞姫」「麗人」「本金」・・・日本酒の好きな方にはたまらないエリアです。歩きであれば、蔵巡りをしながら試飲を楽しむのもよいかも知れません。


(万治の石仏)
あの岡本太郎氏も絶賛・・・春宮から川を越えた田んぼの中に万治の石仏があります。その風貌は異国的・・・モアイ像にも似たところが。


(諏訪大社本宮にて)
下諏訪で蕎麦を食べ・・・その後は本気モードで諏訪湖周遊・・・結果はのんびりでしたが。釜口水門を渡り、有賀方面へ・・・そこより裏道を縫って本宮へ。規模はここが一番大きいようです。長い屋根付きの廊下を進み、本殿へ参拝に。偶然、結婚式の花嫁行列に遭遇しました。神社で挙げる結婚式もいいものだなと・・・。

今宵の宿は、民宿「すわ湖」・・・昔は旅館だったようで、その造りは贅沢・・・掛け流しの温泉もありがたいところでした。満足なすき焼き料理・・・「真澄」の冷酒も満足でした。

夜遅くまでの自転車談義・・・これが皆さんのお楽しみのようでした。


輪旅 初期中山道・小野峠へ!

2011-11-17 21:34:17 | 自転車旅
《輪旅 初期中山道・小野峠へ!》
かねてより憧れていた小野峠を訪ねてきました。中山道が制定された初期(1600~1619)下諏訪宿から岡谷~小野峠~小野宿~牛首峠~贄川宿へと街道が続いていました。


(勝弦峠にて)
勝弦(かっつる)峠を越え、岡谷の町へ下ります。途中で見た諏訪湖越しの日の出は幻想的でもありました。高速の下をくぐり、山裾への道へ上がります。そこはなんと太古の官道「東山道」とありました。美濃国より神坂峠を越え、伊那谷を北上した東山道は岡谷を通っていたようです。


(諏訪湖の朝)
この時期、例年なら雪をまとった八ヶ岳が望めるところでしょうが、今年は雪が遅く、迫力にはちょっと欠ける状態でした。


(東山道の道祖神)
東山道・・・部分部分は残っているようですが、忠実に当時のルートは辿ることができないようです。保福寺峠を越えて上野国(こうずけのくに)へつながっていた・・・当時、赴任地へ向かう国司は大変な旅をしたようです。大宰府へ向かう防人も通ったことでしょう。


(岡谷の風景)
一里塚のところより初期の中山道は山間へ入り、塩嶺高原の小野峠を越えていたようです。民家が途切れた辺りより地道となり、沢に沿って高度を上げてゆきます。上部では道も荒れ、心細くなったころ、昔のままの小野峠に辿り着きました。


(初期中山道 小野峠にて)
塩尻を通らないショートカットのルートのようですが、岡谷側の道は急峻で、当時の旅人は大変な思いをしたことでしょう。荒れた道に自転車を押し上げ、その苦労を実感しました。このコース・・・歴史道としては大変価値があると思うのですが、指道標などもなく、もう少し整備すればウォーキングの方たちも楽しめるルートかと思いました。


(小野宿にて)
旧中山道というよりも、伊那街道として栄えた宿のようです。立派な問屋跡とか当時の建物が数軒残り、見応えも充分にありました。惜しいのは、交通量の多い国道が通っていること。大型車がビュンビュン軒をかすめて走り去るため、のんびりと宿場見物とは行きません。このようなところこそバイパス化をしていただきたいものです。街道筋の造り酒屋・・・新米を蒸す煙(水蒸気)でしょうか・・・新酒の出来上がるころに訪れてみたいものです。

クルマを停めた勝弦の集落までの所要時間は3時間、ちょとした歴史旅が楽しめました。

輪旅 晩秋の開田高原を走る!

2011-11-07 22:33:54 | 自転車旅
《輪旅 晩秋の開田高原を走る!》
木曽福島より地蔵峠を越え、冬を迎えようとしている開田高原を訪れて来ました。ここは思い出の地・・・私がまだ学生だったころ、木曽路を訪ねてから地蔵峠を越えました。時期は11月の上旬だったように・・・真っ白に冠雪した御嶽さんに感動!・・・それを思い出したくてまた訪れてみました。


(木曽福島近くの道)
木曽の銘酒「七笑」に寄り、そこより山中へ・・・紅葉は最終のようで、道に分厚く積もった落ち葉の道を走ってみました。絵になるなぁ・・・誰も言ってくれないので一人つぶやく!?


(地蔵峠にて)
木曽山林高校の前を通って上流へ。のどかな木曽の風景に心がなごみます。立ち止まっては紅葉を・・・道祖神を・・・昔ながらの民家を・・・なかなか先へ進めません。

渡合にて左折し西洞川に沿って遡ります。少し坂が急になったような・・・二本木の湯を過ぎると民家もなくなり、紅葉の中の道を黙々と漕いで行きます。道路わきには、旧飛騨街道の文字が・・・飛騨高山より木曽福島へ多くの物資が運ばれたようです。


(開田高原を見下ろす)
唐沢の滝で小休止・・・学生時代、バリバリだったebiさんの武勇伝に花が咲く。九十九折の道を上がり、地蔵峠へ・・・昔と変わらない地蔵様が我々を迎えてくれました。当時も今も、旅人が峠でほっとするのは変わらないようです。

少し下ったところが御嶽の展望台・・・生憎と雲が・・・午前中は見えていたそうですが、天気も下り坂で、残念でした。冠雪はまだまだのようでした・・・またいつか来ようと!


(とある林道にて)
西野峠の北に隠れた?林道があるとの情報・・・一人で走ってみました。なかなかの荒れた道で、ほとんど押して上がる羽目に・・・しかし、開田高原の厳しさを感じる場所でもありました。


(道祖神)
御嶽信仰・・・多くの碑が建っています。


(木曽馬牧場の近く)
のどかな木曽馬の牧場・・・ブルーベリーの紅葉が素敵でした。


(木曽福島の寺院にて)
木曽の里の紅葉は真っ盛り・・・京都の寺院の庭にも劣らない素晴らしい紅葉でした。


(中山道)
上ノ段・・・haseさんよりお聞きし、雨の中を訪れてみました。江戸時代の街道の雰囲気が・・・やはり木曽字は魅力的・・・また機会があれば訪れてみたい素敵な所でした。

山旅 木曽駒ヶ岳へ!!

2011-11-04 21:31:22 | 登山
《山旅 木曽駒ヶ岳へ!!》
日本で一番手軽に三千メートル峰へ登れるルートでしょうか。中央アルプスの木曽駒ヶ岳へ行って来ました。

駒ヶ根インターで降り、菅の台にてパーキング・・・そこよりしらび平へバスで移動。次にロープウェーにて千畳敷まで上がります。ちょっとあっけない気も・・・


(千畳敷きより)
流石は2600㍍の標高・・・上着が一枚欲しいところです。身支度をし、乗り越しを目指します。


(宝剣岳)
左手に見えるのが岩峰の宝剣岳・・・ピークの岩の上に立ている登山者が望まれます。


(頂上にて)
宝剣へ向かうグループと別れ、木曽駒のピークを目指します。


(伊那谷)
伊那方面を振り返ります。南アルプスの山々も・・・その向こうには富士山も望まれます。


(木曽側の風景)
木曽側は急峻・・・上松から登るルートは一日がかりとか・・・健脚の方のみのコースのようです。深い木曽の谷を見下ろせば納得です。30歳若ければ・・・!??

また思い立ったら行って見たいコースですが、交通費が掛かるのがネックです。でも、ありがたいコースでもあります。