《山旅 揖斐の貝月山へ・・!》
貝月山の標高は1234m・・・揖斐郡の山々が360度望めるという絶好の展望台でもあります。
今回の登山口は、旧春日村の長者平から・・・日坂や坂内からの登山道は、人の手が入り過ぎ、面白みに掛ける。長者平からのコースは、沢沿いで昔の雰囲気が色濃く残っている。
(沢沿いのコースを歩く)
長者平のキャンプ場より登山を開始する。沢沿いの道を滝を巻きながら徐々に登ってゆく。自然が多く残り、樹木や花が好きな方を飽きさせない。ところどころにはかつての炭焼きの窯跡が残っていた。
(稜線より本峰方面を見る)
結構な登り行程で嫌になったころに稜線上の道へ出た。なんと、それはブルトーザーで強引に付けた道のようで、無残な風景となっていた。表土を無理やり削った道は、雨が降れば沢となり、泥を全て流してしまう。根っこや、低木や、草などが茂っていてこそ、自然が保たれると思うのだが・・・
(頂上にて)
頂上の四方八方から登山者が上がってきた。沢詰めで来るパーティー、スキー場から階段状の遊歩道を上がってくるグループ・・・展望のよい山だけに人気があるようだ。
南に伊吹山、西に金糞岳・・・蕎麦粒山から花房山、雷倉、小津権現山と、奥美濃山々が欲しいままに見渡せた。
奥美濃の山々はとても優しい・・・また、ゆっくりと再訪したいなと思った。