未来予想屋の競馬blog

競馬予想・回顧・競馬本の紹介・競馬紀行などをぼちぼち更新しています。

優駿(上・下)

2020-01-04 | 競馬本
■優駿(上・下)
一頭のサラブレットとそれを取り巻く人々の数奇な運命を描く名作。これは競馬をやる人に限らず、是非読んで欲しい本。
北海道の風景が手に取るようわかる描写には圧巻です。

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草競馬流浪記

2011-09-17 | 競馬本
草競馬流浪記

<楽天ブックス商品説明>
競馬場のある町には、他の町にはない味がある。さあ、馬券を買って旅に出よう! 中央競馬にない楽しさ、ガイドブックにない名所を求めて、東へ西へ南へ北へ、全国公営競馬27カ場完全踏破。ギャンブルを、読むだけで楽しむのもよし、本書をまねて自ら実践するもよし。競馬ファンはもちろん、競馬にまったく関心のない人にもおすすめできる、本当の旅の魅力が、ここにあるーー。

<一言感想>
呼んでいるだけで自分が全国の競馬場を渡り歩いている気分になります。
競馬そのものだけでなく、その土地土地の風土や文化も感じることが出来る、競馬ファン、流浪癖ありの人には超絶おススメの本です。





止まり木ブルース

2011-05-31 | 競馬本
■止まり木ブルース(毎年単行本出てます)


競馬評論家である塩崎利雄が、1986年より日刊ゲンダイ・競馬面の
土曜版に連載中の競馬同時進行ドキュメント小説。


品川・新馬場商店街のバー「再会」が舞台の中心。
ストーリーは基本的に実際に行われている中央競馬の日曜日のメイン
レースに沿って展開され、現実のメインレースを主人公の生まれて
このかたずっと無職で遊び人の博徒である「健坊」が予想をして毎週、
大銭を注ぎ込み馬券を買う。
主人公である健坊の馬券を獲ったり、獲られたりの泣き笑い博徒人生
を中心に品川の住人たちの悲喜交々の物語が描かれている。
(byウィキペディア)

とにかくさくさく読めます。
私は日刊ゲンダイは読まないのでもっぱら単行本だけなのですが、単行本
ならではの楽しみがあります。
それは何といってもレース結果を知っていること。
健坊とその仲間たちの予想の過程に「健坊、そうじゃないよ!」とか
「そうそう健坊、そのまま予想を変えたらあかん。あー結局そっちの馬?
それは4着なのよ・・・」と結末を知っているからこその楽しみがあります。


もし興味が湧きましたら一度いかがでしょうか。






秋競馬を愉しむために。

2006-09-21 | 競馬本
最近、秋競馬に向けて気持ちを盛り上げていく意味も込めて競馬に関する本を読みあさっています。

通勤に1時間30分程かかるので、1日1冊のペースで読んでいます。

今日は、そのうちのいくつかの本をご紹介したいと思います。


まずはこれ。


輓馬

<ストーリー>
 事業に失敗し借金取りに追われ、男は北海道の兄を頼って輓曳競馬の厩舎に逃げ込む。
 馬を愛し、黙黙と世話をする男たち。
 そして、1トン近い橇を引き、障害を必死に登る馬たち。
 目を剥き息を荒らげようやく一歩を踏み出す馬、膝をついて立ち止まる馬…。
 その姿を見る男の中に、ある決意が生まれる・・・。

<私の感想>
 肌寒くなってきて、どこか寂しさを感じてしまう今の時期にピッタリの本です。
 特に9月初旬~中旬くらいに北海道に行った事のある人は、臨場感たっぷりに読めると思います。
 新冠や静内の夕暮れ時の肌寒さや海辺の町の寂しさを感じる事が出来る作品です。
 前半に主人公が始めて馬券を買う日の話が出てくるのですが、そこで出あった
 競馬好きの老人とのやり取りが抜群に面白い。
 ああ、こういう人、佐賀競馬にもたくさんいたなーと懐かしく思いながら読みました。
 ちなみに、この作品は「雪に願う事」というタイトルで映画化されています。


さて、次はこちらです。


特別模範男

<内容>
 ダービージョッキー藤田伸二の生い立ち、日常、ポリシー、仕事論、人間関係、そして将来。
 親しい関係者にすら明かさなかったことも含め、騎手・藤田伸二のすべてを綴った超攻撃的自叙伝。

<私の感想>
 書いてある内容の大半は「そうやろなー。藤田騎手ってやっぱりそうなんやろなー」と
 いうほぼイメージどおりの藤田騎手の姿。
 ただ、一部「そんな事があったのか!」「今、そんな状態なのか・・」といった
 ような意外な、というか衝撃的な内容もありました。
 馬券力向上に繋がるような内容のものではありませんが、エンターテイメント本
 として、さらっと読める本です。


最後にこちらを


競馬どんぶり

<内容>
 「私は本書に語られている通りに馬券を買い続け、競馬とともに生きてきた。
 書かれていることを体得すれば、おそらく誰にでも、私と同じ競馬人生を約束
 されるであろう」
 ―競馬歴三十年、競馬の達人はなぜ身を滅ぼさずにすんだのか?競馬とは何か?
 馬券とはいかなるものか?人生最大のゲームの楽しみ方と醍醐味を指南する必勝競馬エッセイ。

<私の感想>
 随分前に買って、読んだのは今回で4度目。
 はっきりいって、そこいらの馬券術に関する本なんかよりよっぽど実践的で
 参考になります。
 馬券戦術、というよりは馬券を買うにあたっての、競馬をやるにあたっての
 あるべき心の持ちよう、といったものが学べる本です。


さて、今日は3冊紹介しましたが、私が読んだ競馬に関する本はもっともっと沢山
あります。
未来予想屋ホームページでは、競馬に関する本を紹介するコーナーがあるのですが、
最高点★5つで評価している本はほんとにオススメです。

本はどうでもいいから週末の重賞でしょ!はこちら

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