ダノンシャンティが直前で骨折。
これでNHKマイルC組では、エイシンホワイティ、サンライズプリンスに続いて3頭目。
激しい競馬というより、あの異常なレコードが出る馬場が少なからず影響している
のではないかと思います。
あまりにも脚への負担が大きいのでしょうね。
リルダヴァルが心配です。
■東京10R 日本ダービー(G1)
データで残ったのは以下の7頭。
⑥アリゼオ
⑦ヴィクトワールピサ
⑧ローズキングダム
⑨ペルーサ
⑫ヒルノダムール
⑬ゲシュタルト
⑭リルダヴァル
展開に紛れが生じなければ優勝争いはヴィクトワールピサ、ペルーサ、
ヒルノダムールの3頭か。
有力馬が牽制しあいすぎて前に意識がいかなかった場合は、アリゼオ、
コスモファントム、リルダヴァルあたりが大荒れを演出することだろう。
この3頭は遊びで買っても面白いかもしれない。
さて、もちろん見立てとしては前者で優勝争いは3頭とみる。
「安定性・磐石さのペルーサ」
「何だかんだ言っても結局勝ってしまうヴィクトワールピサ」
「一撃を秘めるヒルノダムール」
正直、普通に考えればヴィクトワールピサかペルーサのどちらかなのだろうが、
ダービーはデータ云々よりも思い入れの強い馬、好きな馬を買って楽しみたい。
上記3頭で最も買いたいのはヒルノダムール。
皐月賞◎に引き続き、この馬の一撃に賭けたい。
ペルーサ、ヴィクトワールピサともに小差で敗北。
しかしどちらもスムーズさを欠いての敗戦だけに、逆転の目は十分。
昆調教師、藤田騎手ともに揺るがぬ自信を中間でも見せている。
特に昆調教師に至っては、
ここでこんなコメントまで。
(以下、抜粋)
-:昆先生というと、ディープスカイでのダービー制覇を思い浮かべるファン
も多いと思います。例えづらいかもしれませんが、その当時と比べて、
手応えはどうでしょうか?
昆:ディープスカイは、急激にあの時期によくなった馬ですからねぇ。
こっちの予想を超えていたというか。NHKマイルの時は自信があったけれど、
もうひとランク良くなりそうな手応えでのダービーでしたから。
結果として、あの時点で(10点満点の)10だったのかもしれませんが。
その点、ダムールは意識してここまで持ってきましたからね。
遅生まれというのも意識にあって、早くから馬に負担はかけたくなくて。
重賞を使っていれば勝っていたと思うけれど、なるべく皐月賞まで負担を
かけないように持っていって「勝つか2着くらいに来なければ、ダービーで
用事はないな」と思っていましたからね。
それだけにディープスカイとは育て方が違うんですね。
だから、ダービーを獲った馬には失礼ですけれど、ディープスカイと
ヒルノダムールが同じ世代だったら、ヒルノダムールが上なのかなと
思いますけれどね。
小島太調教師でもなければ、佐々木昌調教師でもない人のコメントだけに
しっかり受け止めたいところ。(笑)
更に調教後の馬体重が+28キロ。
ここにきてビッチリ追いきられているにも関わらずにこの数値。
この時期の3歳馬は1週間で劇的に成長することもある。
馬体重はその充実振りを物語っていると思う。
ちなみに、この+28キロを心配する声も聞かれるが、これは最後に書くが
皐月賞時の馬体重計量には疑問点があったようなのであまり気にしていない。
◎はヒルノダムールだ。
相手はもちろん皐月賞で◎を負かしたヴィクトワールピサ。
とにかく負けない馬。
5連勝なんてなかなかできるものではない。
普通に走ればこの馬が勝つのだろうが、今回は岩田騎手の心理が微妙に
レース結果に影響しそうな気がする。
今回は皐月賞のような一か八かの勝負をする必要はないし、するつもりも
ないだろう。
皐月賞で大役を果たした事で一息ついているし、中山競馬場と違って東京競馬場は
一か八かの勝負を強いられるようなコースではない。
恐らく、王道の、横綱相撲の競馬をしようとするのではないだろか。
内を突くのではなく、中団で競馬を進めて直線は外に持ち出す。
そんな競馬だろう。
同じ事はペルーサにも言える。
そして、ヴィクトワールピサとペルーサは同じような位置取りで競馬をするはず。
お互いがお互いを見ながら、直線で一緒に上がって行って差し合いを演じるだろう。
正攻法の競馬をしてくれれば、つけ入る隙が出来る。
ヒルノダムールが不利を受けずにこの2頭を追いかければ、差し切れるだけの脚
を彼は持っている。
もっと期待を寄せたいのは、ヒルノダムールの奇襲。
正攻法の2頭を尻目に思い切って内を突く、など。
いずれにせよダービージョッキー藤田伸二が大仕事をやってくれることを期待したい。
3頭の1角が崩れるとすれば、3着か。
差しでこの3頭に食い込める馬はいそうにないので、基本は前残りの馬だろう。
◎ヒルノダムール
○ヴィクトワールピサ
▲ペルーサ
(買い目)
単勝 ⑫
馬連 ⑫-⑦、⑨、⑥、⑧、⑬、⑭(6点)
3連単 ⑫→⑦、⑨→①、②、③、⑤、⑥、⑦、⑧、⑨、⑬、⑭(18点)
【皐月賞の馬体重計量について】
ここで橋口調教師もインタビューでコメントされています。
(以下抜粋)
-:まずは近年最高のメンバーが集う日本ダービーに出走する
ローズキングダムについて伺っていきたいと思います。
橋口先生、よろしくお願いします。
ここまでのプロセスは前回までのインタビューにてお話して
いただきましたので、本日は前走である皐月賞からお聞きします。
まずは当日の馬体重ですが、数字上は438キロという過去
5戦で一番軽い馬体重でした。
橋:状態は悪くなかったよ。というよりも実質、馬体重は減って
いなかったはず。
あの計測器は正確なのかなぁ。レースの翌日に、4キロも増えた
馬がいたっていうし。
まぁ、公式発表なわけだから、減っていたって言わなきゃしょう
がないか(笑)。
皐月賞組のダービー出走馬は軒並みプラス体重になると思うけど…。
ちゃんとカイバを食べているし、当時は馬体重を見ても何も心配
しなかった。今だってそうだよ。
※にんじんさんへ
リルダヴァル、確かに「生き残った!」という感じですね。
サンライズプリンスに続いてダノンシャンティまで壊してしまった
極限レースの生き残り。
ガラスの脚が壊れない事だけを祈りたいです。
しかしこれで勝ったら恐ろしい馬ですね!
※トトロの親父さんへ
ローズキングダムはあまりにも色々ありすぎて逆に怖いなーと思ってます。
乗り変わりだけ、とか、一頓挫だけ、とかなら「そんなに順調じゃない馬が
ダービーで勝ち負けできるわけがない」と一蹴しちゃうところですが、
栄光から奈落の底へ五月雨的に落ちていっている感じがなんとも不気味です。
「うわ~、やっぱり強かった」となりかねない実力の持ち主ではありますしね。
※エリジョーさんへ
確かにブライアンは別格ですね。
あんなに大外を差して来てブッチぎる訳ですからね。
今年はそんな競馬にはならないでしょうけども、ヒリヒリするような直線が
見られそうですね!
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