京都は的場均

マイルチャンピオンシップ、嫌な予感はたしかにしていました・・・。

その予感を最初に感じたのが、第9R東山特別。
11Rで本命候補の1頭ダイタクリーヴァに騎乗予定の高橋亮騎手が落馬、負傷してしまったのです。
まずい・・、乗り代わり騎手は誰だろう・・？
なんだか嫌な予感・・。

10R古都ステークスの発走前。
『騎手の変更をお知らせいたします。第11競争11番ダイタクリーヴァ号の騎手高橋亮は落馬負傷のため、
安藤勝巳騎手に変更させていただきます』
なに！アンカツ!?
藤田じゃないのか？

そのとき既に私は、昨日深夜遅くまでダイタクリーヴァとの◎を悩んだ末決めた本命エイシンプレストンの
単勝10000円と流しの馬券を持っていました。（もちろんデジタルにも流していました）
なんだか流れがダイタクに向いているような気が・・・。
いや、高橋亮騎手が嫌いなわけでもなく、安藤勝巳騎手が特別好きでもないのですが、
こういうアクシデントのあった馬は、【臭う】わけです。

そしてむかえたマイルCS。
第2の予感、決定的予感を感じさせる出来事が、本場場入場で起こったのです。
京都のマイル戦は2コーナーのポケットからのスタートであるため、基本的に馬は観客の前を通ることは
ありません。
しかし、1頭だけ観客の目の前を通り、4コーナーから3コーナー、2コーナーへと返し馬を行った馬がいました。
そう、それがアグネスデジタルと的場均騎手でした。
この風景どこかでみたことあるような・・・・。
しかも、観客の声援に、今年度で引退の決っている的場騎手は笑顔で応えたのです。
こちらをしっかり振り返って・・・。
これは、よほど珍しい事です。
彼だからではありません。
騎手全般に言える事ですが、基本的に観客の声援に反応するなんてことはレース前の騎手がやることではないのです。
まずい・・・・。
その瞬間、私の頭によぎったもの、それは・・・
メジロマックィーン、ミホノブルボンをやぶったライスシャワー＆的場
ダンスパートナーをやぶったエリモシック＆的場。

果たしてレースは、私の本命エイシンプレストンが出遅れ、
アグネスデジタル優勝、2着にダイタクリーヴァで馬連18000からの好配当でした。

かつてのあるアナウンサーの一言が、私の頭の中でぐるぐるぐるぐる回っていました。
そう、
『京都は的場均・・・・・』