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野球は、レフト自由、レフト椅子あり、3Fスーパーシートなど様々な位置でシーズンに数回タダ券が回ってくる。
6月中旬、前日にチケットを貰いチュニ君と友人にメールをしてみた。OKの返事。
当日、球場に着くやいなや残業と友人からメール。ああ、今日のはいい席なのに。チュニ君に友人連れてきてもOKとメールをするも返信なし。一人で観戦をしていると、チュニ君から電話。30分遅刻なり。L1ゲートに迎えに行く。
「今日は誰が来てますか?」
「残業でドタキャン。で、ふたり。」
「That's why you asked me to bring a friend.」なんだ、メール見ているんじゃないか。
前回は外野自由席に手持ちのシートで3人分の場所を作っての観戦だったが、今回は売店群が立ち並ぶ3Fのスーパーシート。クラッシックで桟敷席からボックスに昇格したみたい。売店やら球場の作りやら、やたらと感心するチュニ君、すでに前回の野球初観戦でほぼルールは把握してしまったようだ。はて、自分だったら見たことのないスポーツのルールを1回で把握できるだろうか?不思議ちゃんだが、ルールの習得はおそろしく早い。ゲームは珍しく接戦につぐ接戦。
「ミチオ・カクのYoutube見ましたか?」http://climatecrocks.com/2011/06/22/michio-kaku-fukushima-update-updated-cnn-video/
「ドイツから送られてきたから見ました。でも、あれは起こらないでしょう。」
いきなり野球から話が飛ぶ。ああ、これは神戸からの帰り道での話の続き。
「もし大きいaftershockが来たら」とチュニ君。
「かなり大変。 The plant has just 5 liter scale resistance.」
「7 liter scale had happened!」
「うーん、7はもう来ないと思う。5強くらいかな。強くても。」
耐震震度5の設定で作っているんだよね。原発は。たまたま、50年くらい地震の安定期が続いていたので、そこを基準にしている。初期設定を震度7にしていないだけなんだけど、想定外、想定外と言葉が一人歩き。1000年、500年単位での地震なんて100年足らずの人生で真面目に考えられるのは研究系の人だけかも。
警告ホイッスルが鳴り響き、ファウルボールが10列くらい横の席にとびこみ、話題が野球に戻る。
「私の国に野球はありません。サッカーだけ。だから比較できないけど、食べたり飲んだり話したり、ずっとentertainingな雰囲気。」
「日本だってサッカーはこんなにのんびりはできませんよ。野球だからこんなにダラダラしてられるんです。」
ホームラン!ついに同点。あれー今日のゲームは動きが本当に早い。と、チアガールたちが踊りながら走ってくる。
「Comrade、これがアメリカンインペリアリズムだ。」冗談口調で言ってみる。
「Just surface though!中身全然違います。」真面目に返してくるチュニ君。
「でも、モスリム国であんな臍出しミニスカできんでしょ。日本も戦前はできなかったのよー。」
しばらくして逆転。勝利は確定の点数差なので、デザート王国で買い物しに席を外した。列に並んでようやく2つアイスクレープを手に入れ通路に戻る。
「今日コーラ奢ってもらったしクレープは私の奢りです。もう帰国だし。これlifetime favor。」
「えっつ!これがlifetime favor!ケ、ケチですね!!」