異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

中国語、再び

2009-03-24 22:04:42 | Weblog
縁は異なもので、王さんの友人で医学系研究者の趙さんが引き続き中国語を教えてくれることになった。

メンバーは王さん講座のときからの1名+台湾語をすでに6ヶ月勉強し今週中国語検定4級を受ける真面目な小姐が加わった(というか、王さんの送別会に同席した彼女の真摯な学習態度に王さんが打たれ、是非、大陸の標準語を勉強するよう趙さんを紹介したのだ。)

ファッションビル2Fのスタバで待ち合わせ。6時15分。一周するが、姿が見えない。2周目で3人を発見。まだ、テーブルに飲み物はない。挨拶をするやいなや、エネルギッシュな趙さんの中国語会話レッスンが始まった。簡体字、繁体字、日本の漢字、四声の重要性、軽声、日本語の中の漢語の意味と中国語が95%は対応することなど、ざっと概論。

趙さん、教科書は使わない主義。場所が喫茶店だから、状況に応じ喫茶店の会話からスタート。 せっかくだから、ブログで復習しておこう。アップするとなぜかi,a3声のマークが1声に文字化けしてる。数字のほうが安全か。
你想吃什么 ni3 xiang3 chi1 shen2/shi2 me (あなたは)何をたべたいですか?
你想喝什么 ni3 xiang3 hē shén me       〃  何を飲みたいですか?
你想看什么 ni3 xiang3 kàn shén me       〃   何を見たいですか?
你想玩什么 ni3 xiang3 wán shén me      〃 何をして遊びたいですか?

趙さんの言うこれらのフレーズにすぐ、我想喝杯珈琲 wŏ  xiang3 hē  bēi と反応しなければならないのだ。

ワ、ワタスは、喝hēの音が、喝hēの発音がで、できない。。。。。
そしたら我想来杯珈琲 wŏ xiang3 lái  bēi kā fēi という表現があることを趙さんがすぐ教えてくれた。たしかにhēよりは láiの方が楽だ。より会話体で流暢な印象のある表現だそうだ。

一寸珈琲から離れて紅茶にしてみよう。
我想来杯紅茶 wŏ xiang3 lái  bēi hóng chá   
ああ、紅(くれない)はhóngなのねー。今度は趙さんから質問が入る。
喝咖啡吗?   hē kā fēi ma? ナチュラルスピードだからは、速い。

可以    ke3 yi3 ていねいな表現。
行     xíng    OKの意(仲間内で)
好     hao3
好吧  hao3 ba   

語気で、珈琲飲むよな?珈琲を飲みますよね?等、意味を変えることができると趙さんが面白く説明する。

我想喝啤酒 wŏ  xiang3  hē  pí jiŭ と回答。ひとしきり、飲み物関係を練習したあと、趙さんが日本社会のストレスの高さについて話しだした。世界でもっともストレスの高い国と地域に属するかもしれないらしい。
おごられたあと、2週間して会った人にわざわざ「この間はありがとうございました。」という日本の風習が馴染めないという趙さん。中国ではおごりたいからおごるので、そのときお礼言えば終わりなんだそうな。本質ではないところに気を遣いすぎるのではと趙さん。

実の無いこと(うわべだけの礼儀)は太虚tài  xū うわべだけにこだわる人は 拍马屁 pai1 ma3 pi4 (おべっか使い、ごますり)
拍马屁 から 
谁放屁?shéi  fang  pì という表現に飛ぶ。
我没放!  wŏ  méi  fang    不是我 bù  shì  wŏ 大笑いである。

終盤、文化はアジアだから良く似ているという話になった。
孔子曰 kong3 zi3 yue1
三人行必有我師 sān  rén  xíng  bì  yŏu  wŏ  shī 三人が何かをすれば(一緒に行けば)、その中に必ず私の師とするべきものがある。という孔子の言葉で初クラスはしめくくられた。

時計を見ると9時、まだ飲み物頼んでないけど閉店だよー。
さ、流石、王さんの知己と妙に納得し、帰りにスコーンとドーナツを買った9時1分であった。

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