異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

アンディ!

2010-01-27 23:37:03 | Weblog
久しぶりにhotmailを見たら、FACEBOOKからのメールが入っていた。

ファンになりませんかという勧誘メール。

昔々、アメリカ合衆国イリノイ州にホームスティしていたことがある。
スクールインターンという文化交流系プログラムで渡米したのだけれど、そこで知り
合ったのが社会科の先生Ellenだった。シカゴから160マイル離れた辺鄙な田舎。日本人など一人もおらず、まわりは金髪碧眼のスウェーデン系ばっかりという予想外な土地。

フィリピンやヴェトナムなどその州に住んでいる移民の人と混同されることが多かったの
だが、凄いときは「あなたモスリムよね。」って聞いて来る人がいるくらいのアジアの適当な認識のされ方!そんな中、地理と歴史が分かるバイリンガルやトライリンガルの米国人以外の知り合いだけが増えていった。

唯一、世界観や歴史観が正確で話をしていてこちらが、ぐらっとこないアメリカ人が彼女。英語モノリンガルアメリカ人で旅行は帰省のためのモンタナ旅行ぐらいというローカル派なのだが、バイリンガル、トライリンガルの知り合い達以上に見識が広い。勉強から得た知識で、こんなにも正確な世界に対する想像力と認識を持つことができるという実例に驚いた。
自分は経験しないと身につかないから。

物理の先生の旦那さんと3人の子供たちという家族構成で、招かれて訪問した際、彼女の長男のアンディは10歳。カルチャーショックで参っていた私だが、この10歳児、人を楽しませるのが非常に上手。大道芸人ばりに習い覚えたばかりの風船プードルを楽しげに作って見せいうには「You can have it.」

その子が成人男子にいつの間にか変身。そしてCDデビュー!
時間の経過がこんなに意外で素敵なことだったとは!
ちなみに彼の曲Hazelはhttp://www.myspace.com/musicbyandybwhite
で視聴可能。

人を楽しませることができる人って、子供の頃からその才能の片鱗があるのですね。
そういや大道芸人ばりに瞬間芸が上手く、見ているとこちらが幸せな気分になる子供だったなー。

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