異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

ところ変われば

2009-06-15 23:22:06 | Weblog
台湾には2回ほど旅したことがある。

1度目は、昔アルバイトしていた業界紙の取材。世界貿易中心をうろうろしていた。1995年のことである。
2度目は溜まったマイレージでいける一番遠い国が台湾だった。この旅行では高雄に降りてバスで台北に上った。1999年のことである。

高雄での話。友人と二人道なりを歩いていたとき、道の脇に群生する緑の丈の高い木になんとなく見覚えがある。葉は手の平くらいの大きさ、丈は2メートルくらい。

何かに似ている。何かに似ている。そう思いながら10メートルも歩ったあと、はたと気がついた。これってポトス?

ワタス「これポトスと同じ葉っぱだよー。」
友  「そういわれてみると似てる。でも葉の大きさが倍以上。なんか微妙に違う種類じゃない?鳥が茂みの中にいるしー。」

花やさんで、売っているのは鉢植えで30cmくらいなのだが。この木は2m近いではないか。

この疑問を台湾のD女子に聞いてみた。
「確かめてみます。」と彼女は一言。
3日後、廊下ですれ違った彼女は「見ました。同じ植物です。台湾だったらフツーに2mの高さになります。」

「さ、さすが、南国ですね。」や、やはり、あれはポトスだったか。

ところ変われば、姿も変わるということが証明された瞬間ですた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%88%E3%82%B9
サトイモ科の植物だったとは。和名は、オウゴンカズラ(黄金葛)。原産地はソロモン諸島及び東南アジア亜熱帯地区、熱帯雨林地区。











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