異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

年末に臨んで

2010-12-31 22:44:09 | Weblog
さて、年末である。

今年はアラビア語が目に馴染むようになった。
ムスリム系留学生によるアラビア語講座というのに最近参加中。
といっても、月に二回だけ。3回行ったが挨拶と単語くらいしかやっていない。

まあ、中国語同様趣味の範疇なのだけど、音の構成のせいか妙に耳に残るし、頑張る気がないせいかなんだか和む言語だなと思う。しかし、文法項目を意識したら苦行になるのは明らか。文法が簡単な中国語を真面目にやった方が上達が早いと言う気はする。

FBで貰ったリンクを貼ってみる。このアラビア語はよりリラックスできる音。神話か民話でも話しているような響きだ。で、送り主にいわれを聞いたが、7分過ぎでないと本人も何を言っているのかいまひとつ不明とのこと。なんでも昔のアラビア語で、マグリブ方言とはかなり離れているらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=xd22FxMxZ9Y&feature=player_embedded

綺麗な音調だから有名な詩か何かなんだろうなぁ。と思っていたら説明がついていた。http://en.wikipedia.org/wiki/Zuhayr

もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。シンアルの野に集まった人々は、煉瓦とアスファルトを用いて天まで届く塔をつくってシェム(ヘブライ語、慣習で「名」と訳されている。名誉・名声の意味も有る)を高く上げ、全地のおもてに散るのを免れようと考えた(偽典の「ヨベル書」によれば、神はノアの息子たちに世界の各地を与え、そこに住むよう命じていた)。神はこの塔を見て、言葉が同じことが原因であると考え、人々に違う言葉を話させるようにした。このため、彼らは混乱し、世界各地へ散っていった。

なんてことを考える年末。
結局英語に集約するのかなぁ。

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