朝食は彼女のお勧めでオーダー。
イスタンブールは朝食が美味しい。ここしばらく五つ星ホテルのバイキング朝食で、巣から取り出した形のままのはちみつと数々のチーズを見てきたけど、街のレストランは、より馴染みやすい味でなんだかほっとする。
ワタス「いろんな人種の人が何世代も混血している感じがしますね。」
D女子「オスマントルコの時代は、広いエリアを統治するために融和政策をしていました。mixed marriageを奨励したんです。言葉が違う人、出身地域が違う人も家族になれば全て親戚どうしですから。家庭の中で複数の言語を話すことも当たり前なんです。」
ワタス「へー今のグローバル化より進んでいたような気がしますよ。この街の人々の顔つきをみていると。中央アジア、ヨーロッパ、アラブすべての顔立ちと肌の色があるもの。違うのが普通っていうか。」
そう、この街はミスタースポックみたいな顔やら、金髪碧眼やら、アラブ、ラテン美人っぽい人やらいろいろがごっちゃまぜ。皆体がそれほど大きくないのは、アジアの血が入っているからだろう。