異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

さよなら チュニ君 3

2011-07-23 11:47:30 | Weblog
木曜日 9時45分、ギャラクシータブに9時11分着信アリのマークがあるのに気が付いた。

履歴を見てみると未登録携帯からの着信。
心当たりは全くないがイヤホーンマイクを付けて電話をかけてみると「もしもし、いまどこですか?」とチュニ君の声。
「家だよ。イエ。」「Oh, No!」確かに出発前に時間があったら連絡をとメールしたが、こういう意味に取ったのか。。。。。。。。

数人の知った声が響いている。レストランらしい。
「あ、ナナです。バスは西口のターミナルからです。」
「ナナちゃんの携帯?なんで電話番号分かるの?」
「FACEBOOKに載ってますよ。」げっ、そんな個人情報載せてたっけ。

バスの出発まであと一時間かぁ、とりあえず現地集合。
チェストの上の赤いLammyのペンが目に入る。あーそういえば、4月以降これを見るたび、べた褒めしていたっけ。
さよならギフトのただのドリンクホルダーと一緒にポケットに放り込む。ついでに替えカートリッジの箱も。

バスターミナル前10時25分。長身の男子4人と小柄な女子が近づいてくる。
黄色のスーツケースを中東男子がコロコロ引いている。
「あれぇ?一緒に帰るんですか?」
「いーえ、彼のです。」
北アフリカのアラビア語の先生もリュックを背負っている。
「もしかしてこれは?」
「はい、彼のです。」
中東美青年君もバックを持っている。
「それもですか?」
「はい。」
な、なんでこんなに荷物が多いんだ。おまけにチュニ君はAppleのPCが透けて見えるレジ袋を持っている。
これ全部飛行機に詰めるのだろうか?

「hand luggageにすれば大丈夫。PCはカウントされないし。」と中東男子。手荷物って5個も持ち込めるの???

雑談に花が咲くこと暫し。ややあって、バスの係員のアナウンス。「手荷物札をお渡ししますので、荷物をお持ちください。」
だれも動かないので英語で解説する。「They are going to put baggage tags on luggage so you need to bring ...」言い終わらないうちに、すばやくバッグやスーツケースを皆、係員の方へ持っていく。英語だと皆、反応が早い。

「で、エアラインはどこを使うんですか?」ナナちゃんに聞いてみる。
「マレーシア航空。サーチャージ、燃料、空港使用料込み70,000円ですごく安いって嬉しそうに言ってました。」
「マレーシア航空!70,000円!それexpediaですね。教えたサイト使ったな。乗り継ぐ気ならマレーシア航空が一番安いし、クアラルンプール空港内に礼拝場所もあるし、で、少々手間かけて調べて教えたんですが、なんでThanksの一言が言えないのでしょう。こればっかりじゃないんですよ。なんでいつもこうなのかしら??」

また保護者に文句を言っているノリになってきた。








最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。