忘れ物だよ

「ヨーロッパの子の台所の棚、物、残ってるよー。」
と清掃のおじさんが言うので見に行った。
あらあら、ほんと、皿からカトラリーから残っているやん。なんで、こんなにスプーンやらナイフやらフォークいるんだ。二人とも、ペア分をもっている。
なんでこんなにフライパンや鍋を持っているのだ？誰も料理している姿を見ていないのに？？

片付け始めたら、上海Ｍ男子が通りがかって、残してったの？と聞いてきた。
「そうなんですよ。」といいつつ、袋にぼんぼん中身を入れて行く。「これ、分かる？？」若者ならばクスクスも分かるかと思って上海男子に尋ねる。「えー、これ英語の説明ないじゃないですか。」「フランス語、イタリア語、これはスペイン語」「わはは、分からないじゃないですか。」「そうだよね。これじゃアジア圏の人にはわかりにくいよね。」

留学生寮といえども、そこまでインターナショナルではないのである。
クスクスを自由に扱えるのは中東とヨーロッパの一部のみ。彼らがクスクスを食するのは知っているけど、誰も調理法は知らないのだ。


いつものように同じ階の人向けにＧＩＶＥ　ＡＷＡＹコーナー設置。


一日でなくなりますた。あのクスクス誰が持っていったのだろう。
あれ小麦製品で、別に粟とか稗じゃないんですけど。
外すと恐ろしいぞよー。アジア圏の人。

ご飯と一緒に炊き込んでいないことを祈る。
繰り返しますが、それ小麦ベースですから。