原発反対デモ @表参道
三連休ですが、いつもと変わることなく運動指導の仕事を終えた後、
本日は代々木公園~原宿へ向かうことに。
作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた『さようなら原発集会』に参加しようではないかと、いう相方からのお誘いがあったから。
報道では10万人規模の集会になるだろうと騒がれていた件なので、
これをきっかけに原発の問題も、自分なりの意見をまとめてみるよいきっかけになるかもしれないと、
一時は心が動いたものの・・・
春闘のデモなどとは基本的に性質の異なる問題であるし、今回の災害で、TVなどから得た知識や情報しか持たないまま
感情的な行動で騒ぎに便乗する気持ちになれなかったので
参加を拒んでしまった。。。。
もちろん原発のおそろしさ、リスクは思い知らされたし、全てを奪われ不自由な生活を強いられている多くの方がいることは許せないし
今も放射能に汚染され続けている柏市民として、声を上げたい思いではあるのだけれど
『原発ただちに廃止!』と叫んだ自分に、今すぐにその不自由さを受け入れる覚悟が出来ているだろうか・・と、自問すると、
自信が持てない気がして躊躇してしまった。。。
自然エネルギーなどの代替えのエネルギーへの移行をすすめていくためにも、立ち上がらなければ何も変わらないのは同感なのだが。
こうしてしばらくの間デモをみて 私も考える時を持ちました(歩道に立ちデモを見送る赤白の服がMISAです)
一般市民をいう弱い立場の者たちが政府や役所に訴えるには、群れをなして声を届けるしか手段がないのだけれど
私のような強い意見を持たない者、声をあげる勇気のない者、はたまた無関心の者に対しても
問題提起をしてしたという意味でも、価値のあるパフォーマンスであったと思う。
ただ、この多くの人の中のいったい何人が、この難しい問題にはじめから終りまで真っ向から取り組んで解決していく覚悟があるのか・・・