膀胱炎の治療でよく使われる、Nitrofurantoin。その中でもMacrobidはポピュラーです。1日2回の服用で良いのですから。しかしカナダでは工場生産が不足していて、薬局に届かなくなりました。
先日他の薬へ変えてほしい、と出した処方箋について薬局から連絡が入り、不足について知りました。
で、この週末、なんと自分も膀胱炎へ(冬キャンすると尿意を我慢しがちになる、、、水曜日から木曜日にかけて行っていた)。ああああああああ。
カナダでは薬剤師も簡単な症状を治療できるので薬局の薬剤師の元へ。
Nitrofurantoinには先ほど書いた、Macrobid の他にMacrodantin と Nitrofurantoin があります。両方とも1日4回服用しなければなりません。
で、私が処方されたのが、Nitrofurantoin。全ての薬剤不足だと思っていたので、驚きました。そして、見慣れないその薬は小さな錠剤でした。薬剤師に必ず食事と摂るように、と言われました。ハイハイ、と返事をして帰宅。
で、この小さな錠剤のパワフルなこと。副作用にはMacrobidと同じように悪心、嘔吐と頭痛と書いてありましたが、Macrobidとは桁違いの副作用。頭が割れそうなくらいの頭痛。そして悪心と嘔吐でトイレから離れることができません。胃酸過多もあるので胃がキリキリとするし。その上、悪寒と高熱もあり、48時間死んでいました。以前、Macrobidを処方されたけど膀胱炎ではなかったので服薬を中止した時があったと思い出し、探したら見つかったので、そちらに切り替え、副作用から解放されました。
同じ薬でここまで違う???と驚きました。
そう 言えば患者の処方箋を変える時、薬剤師から勧められた薬にはNitrofurantoinは入っていなかった。もしかしてこの強い副作用のことを知っていたからなのだろうか???
こわいこわい。
冒頭写真: 夕日に染まるインバネス城。修復中で入れません。
古い街インバネス。川と海で発達した街