走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

期待してますよ

2020年08月05日 | 仕事
日本の診療看護師が執筆している文章を読む時に私が着眼しているのは、、、

なぜ診療看護師でなければならないのか?
つまり他の職種に置き換える事ができる内容を書いていないか?

看護師を含む他の職種にはないものをしっかり打ち出す事が重要です。そうでなければなぜ看護師ではダメなのか?なぜ医師ではダメなのか?と思われてしまうから。

よく使われる言葉が
タイムリーなケア
包括的なケア
看護の視点を治療に活かす
スペシャリスト
高い技術

タイムリーなケア: 、、、って医療者全員がタイムリーなケアをする事が当たり前
包括的なケア:これも医療者全員に課せられている事。そして多種職医療はこの為に推奨されている。ではなぜ診療看護師でなければならないのか?となる
スペシャリストねえ、、、全く説得力なし
高い技術ってそれがどうしたのよ、と言いたくなる。
一患者に対するケーススタディも、はあ?
看護の視点を治療に活かす、、、も認定で十分では?と思う。

こう言う内容が学会とか学会誌とかに平然と出てくる事自体が?????となる。

では何を書けば?と
答えは自分で探しなさいませ。

自分の使命は明確ですか?

そして海外NPが書いている論文を数本で良いから読んでみてください。答えが出てくると思います。

と、朝一に読んでみた2019年の診療看護師の学会誌に掲載されたものを読んで触発されました。読んで良かったと思わせてくれるものに出会ってみたい、、、




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