走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

心を癒してくれる

2021年10月25日 | 仕事
絶対眠れないかも、とバレエをしっかりして、ヨガをして、メラトニンを服用して、安眠アプリで朗読を聞き、それでも眠れなかった金曜の夜。朝方に1時間ほどウトウトしただけ。

そんな私へ相方からの言葉。耐えて耐えて耐えまくるからちょっとした事でボキッと折れるんだよ。まさに The straw that broke the camel’s back. と言われた。日本語への直訳はたった一本の藁がラクダの背骨を折る。

たしかにそうなのだ。よく言えば忍耐力がある、ネガティブな言い方だと諦めが悪い。相方と喧嘩する時はたまりに溜まった不服を噴火の如く言い出す私。何でもっと早く言ってくれなかったの?と相方に言われる。カナディアンならずーっと前に言ってるよ、と。変なところで日本人女性らしい忍耐力が出てくる私。

仕事場でも、よくあんな患者を診察できるわね、とも言われる。暴力的な言葉を吐かれても、慣れない環境(医療)の中で緊張しているだけ、相手が落ち着くまで待てる。その人の病気や育ってきた環境や愛する人をなくす悲しさを攻撃的な態度に出しているから、と相手の態度を我慢する。しかし裏を返せば図に乗って攻撃する相手の標的になる可能性だってある。

言葉で傷つける
修行が足りないのか
警察を呼んだ金曜日

そして美加は何でもかんでも背負い込みすぎ!とも相方に言われた。たまには自分の弱いところを見せたり、適当にあしらうことも大切だよ、と相方は言ってくれる。本当に良い伴侶と知り合えたと思う。貴方と出会って今の自分がある、家族がいるから生きていける、としみじみ感謝の言葉を伝えた。ありがとう〜

そんな相方に引っ張られて久しぶりの散歩。森は心を癒してくれる〜





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