走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

EBPをつらぬくために

2024年12月22日 | 仕事

クリスマスの前後の1週間は医師もNPもクリニックに来ないので(オンコールのみの1週間)、とても忙し前週だった。


で、血液検査のオーダーを出した時、看護師から


ここの患者層は、このオーダー通りの時間内でするのは難しい。他のNPはいつも時間枠も気にせずやってもらったいる。だから美加もそうしたら?と言われた。


時間指定の指示通りにする難しさはわかる。でも私がしたいのはEBP。それが叶わない時はその時に計画を練るべきだと思う。つまり基本はEBP。個人の状況で調整することはあっても、すべてのプラクティスを初めから調整することはしない。


だって 「できない」と決めつけてEBPに沿わないことを、プロトコルのように変更するのは間違いだと思うから。 間違ったやり方でやり続けるとそれが基本になってしまう。EBPから逸れたことが当たり前になる。それだけは避けたいから。


で、はたと思う。


これだ!ここで働き出して、首を傾げることが多いのはこれが原因かもしれない、と気づいた。


ホリデー明けにもう1人のNPと話してみるけど、さあ彼女の返事は如何に???


冒頭写真: ホリデーに入り、やはり行くところはスキー。レベルストークへ来ています。記録的な豪雪で深い深雪を思う存分楽しんでいます。



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