ホームレスの彼女の予定日は9月下旬。
普段からアウトロー的な彼女は口数も少なく、コミュニティーのサービスも受けようとしない。妊娠が判明してからはなおさらだ。
隣町で薬物依存者用の産科に通うから、いえ通っているから、イヤイヤ、、、通うはずだからと彼女の言葉はコロコロ変わる。
診察にはもちろんこない。ホームレスアウトリーチワーカーと居場所を探しての接触だ。
ホームレスから抜け出せとか、薬を止め . . . 本文を読む
昨日の続き。
訪問看護紹介の話をすると、彼女はお風呂だけは夫に介助してほしいと言う。
確かにそうだ。とてもプライベートな事だ。しかしそれでは訪問看護を持ち込むには無理がある。整髪、着替えだけでは介護士を呼ぶには時間が短すぎる。それに
夫にも1日1-2時間のフリータイムを持ってもらいたい。
気持ちはわかるけど、今の状況を長い目で見ていかないと。このままでは夫は介護疲れから倒れてしまいますよ。他 . . . 本文を読む
30代の彼女は原因不明の痙攣を患っている。先月脳神経内科にようやく診てもらう事が出来たが、この痙攣が治る見込みはまだない。その上彼女の記憶にも障害が出てきた。痙攣がいつでも起こるので目が離せない。お風呂もキッチンに立つときも夫が見張っている。夫は1年近く介護のために仕事を休んでいる。
2人の子供と夫と暮らしている。夫は子供達は彼女の病気を理解しサポートしていると言うが、彼女は子供に馬鹿にされ母親 . . . 本文を読む
コミュニケーションは技術でなく伝えたい気持ちが大事だと常々思っている。それを証明してくれたのはリアクション芸人のこの人、と某バラエティー番組を見ながら思った。
英語の文法も発音もリスニングもハチャメチャなのに、彼は意図通りに情報を収集できるし、目的も達成する。恥ずかしがらずガンガン行く所が見ていて気持ちいい。
発音が上達するまで、文法間違いをしなくなるまでなんて気後れせず、ガンガン彼のように進 . . . 本文を読む
断る勇気って、引き受けるよりずっと勇気の要ることだと思った。
最近の忙しさの理由の一つが書類書き。州の障害手当の申込書って冊子のように分厚いもので、書くのにとても時間がかかるのです。それを3人抱え込んでいる。先週は5冊ありました。もうすぐもう一冊加わる予定。
で、今日新患さんがもう一冊持ってきました。しかし彼女にはちゃんと家庭医がいるのだ。バスを何度も乗り継がなければならないところだが10年来 . . . 本文を読む