走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

コンフリクト

2025年03月06日 | 仕事

先週の研修は半日オンライン2日間でした。お題はコンフリクトレゾリューション。


合議が得られない時にそれを解決に導いていく手法 みたいなもの。


これらは職場で重要なことで、これが上手くいかないと人間関係がうまくいかないどころか、離職に繋がったり、燃え尽き症候群になったり、職場全体の士気が下がりかねない。よって必須の研修として課せられている。


講義に全体でのディスカッションやロールプレイに、グループワークと様々な手法で学びました。


マネージメントの職種の人もいればスタッフレベルの人も。グループワークではそのバランスが均等になるように分けられているな、と思いました。そうすることによって両方の立場の意見が聞けると言うもの。


で、参加中に思ったのが、NPの道を選んで正解だった、と。


師長をしていて何が嫌だったか?まさにこれです。看護師間での不仲。不仲と言うより、仕事を残す、ナースコールに出ない、とお互いを批判するようになるし、医師から看護師への不満。またその逆も。そして患者から看護師への不満、誰かと誰かのサンドイッチされているような気分だった。良いニュースはいくらでもシェアできるけど、その逆はかなりの気を使う。実はこれ、CNSではなくてNPへ進んだ多くの理由の一つだった。


よって研修に参加しながら、参加者が直面している話を(フレームワークに沿って)聞いていて、あー懐かしいなあーと聞いたのであった。



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