性病についてのブログを書いたこの3日間で気づいた事があります。北米にはあっても日本にないもの。
私はカナダへ来る前に8年も看護師として日本で働いていました。しかし渡加して21年。日本語が、特に医療用語が怪しくなっています。なのでもっぱら使うのがウエブ検索。国民向けの国レベルの性病に関する情報サイトを調べましたがありませんでした。
北米では各州ごとに国立感染症研究所のような機関が設置されています . . . 本文を読む
昨日の梅毒についてのブログ。
火遊びのツケは怖いですよ、と結びそうになり辞めました。性病と言うと不特定多数とか、性風俗での仕事とか、浮気とかを想像する人が多くいると思いますが、レイプなど性的被害で感染する事もあります。自分の意思に反する性的暴力で性病に感染する。とんでもない話ですが事実です。私の患者層の中にはそう言う方が多くいます。
梅毒、B型、C型肝炎、エイズは血液検査。
淋病とクラミジアは . . . 本文を読む
昨年日本で静かのニュースになった梅毒の再燃。48年ぶりに感染者の数が伸びたとの報告。最近バンクーバー近郊でも感染率が増加しています。特に胎児、新生児。この為妊娠時の検査を強化している今日この頃。
私が診る患者層は生活スタイルから性病が多いので新患には全ての性病の検査を行います。で、若い女性に陽性が出ました。2年半も親密なお付き合いのある彼は陰性。この結果で????となった私。2人とも浮気などした . . . 本文を読む
彼女のケアをするようになって2年。骨折や膀胱炎など必要な時にケアを提供する。一番の問題、ホームレスと薬物依存には手を出すことができなかった。本人にその意思がなかったから。
それが急転。彼女が薬もお酒も辞めたいと言う。先週オーバードース(OD)をして死にかけたから目が覚めた!と話す。麻薬とお酒の両方を突然辞めた彼女は退薬症状が激しい。早速治療を開始する。3日目でほぼ全ての症状が緩和され彼女は何度も . . . 本文を読む
毎年夏の間にオンラインで勉強中。
今年は非ガン性疼痛のメサドン療法について。薬物依存医療をメインとする私は依存治療に関してのメサドン使用が主。免許は昨年取得した。しかしそれ以外の使用は認められていない。
他の免許は必要ないと思っていたが、今、依存を治療している患者で依存とは別に非ガン性の疼痛が長年あり、そちらの要素が強くなり、、、必要に迫られて始めているわけ。
ナースプラクティショナー(NP) . . . 本文を読む