走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

患者の安全の日

2019年09月19日 | 仕事
先日はWHOによるWorld Patient Safety dayでしたね。患者の安全です。 以前にもブログに書きました。 美化された医療 おそろしい事実 後者に書いた一部をもう一度書きます。 「100%のパイロットがミスを起こすと思っているのに対して、医師は40%、看護師は74%だ。 60%の医師と26%の看護師は“自分はミスを起こさない”と思っていることだ。 航空産業はミスを起こ . . . 本文を読む

疲労減か増か

2019年09月18日 | 仕事
いつも思う。 休暇前にはカバーをしてくれる人の迷惑にならないようにきっちり記録を済ませ、必要な引き継ぎをして、休暇から戻ると山のようなタスクをこなさなければならず、休暇の前後の疲れようと言ったら、、、lこんなに疲れて何のための休暇なのだ!と言いたくなるが、休暇も取れない人だって世の中いるので文句は言えません。 あー疲れた。 この季節になると色んな形と色のキノコがそこら中にニョキニョキと。 . . . 本文を読む

報告書が発売されました

2019年09月17日 | 仕事
東京での2回目のシンポジウムからすでに2ヶ月が経ちました。 メディカ出版のナーシングビジネス10月号にそのシンポジウムの報告書が掲載されています。都合などで来ることが出来なかった方、もう一度あの日に感じた事を思い出したい方、是非、御購読を宜しくお願いします。 . . . 本文を読む

抑制について薬物編

2019年09月16日 | 仕事
シリーズ4日目 Chemical Restrain と言われる薬物による鎮静は必要最低限で、治療にとって有効であるというのが最低限のルール。 例えば先日私の患者が呼吸苦で救急へ行きました。過呼吸、蒼白、頻脈。SATと呼ばれる血中の酸素飽和度は80%。挿管をする事が決まりました。意識のある人に管を挿入する、し続けるというのは、皆さんも考えただけでわかるように、それ自体が苦痛を与える行為になってし . . . 本文を読む

抑制について精神科病棟編

2019年09月15日 | 仕事
シリーズ3日目。身体抑制について精神科病棟編。 私の現在のポジションはメンタルヘルス薬物依存部から出ていますが、病棟では働いていないので、自分の経験ではなく見聞きした範囲なのでご了承を。 精神科病棟では医療機器の抜去やベットからの転倒の他に自殺他殺のリスクも加わります。大昔は抑制帯、薬物による鎮静、施錠、ビデオ画面による観察が当然のように行われていましたが、これも時代と共に変化してきました。 . . . 本文を読む