走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

ガイドラインの内容

2019年11月14日 | 仕事
ガイドラインって何?と日本の方に聞かれることがあります。組織として看護師の水準を保つためにとても重要な事です。EBPとともに進化するものでアップデートをしなければならないし、新しいものも作らなければなりません。CNS(クリニカルナーススペシャリスト)やCNE(クリニカルナースエジュケーター)が分野によって改訂し、各方面からフィードバックを得て、組織で認定されます。私はナースプラクテ . . . 本文を読む

シリーズおまけ 絵に描いた餅

2019年11月13日 | 仕事
シリーズおまけ12回にも渡り急性期病院依存型の日本の医療を書いてきました。診療看護師について11日目に少し言及しました。海外では急性期で働くナースプラクティショナー(NP)もいますが、大半がプライマリーや長期療養型施設、外来等です。理由は12回にもわたって書いてきたのでわかっていただけると思いますが、医師が手薄になっているのは急性期病院以外だからです。どうも日本の看護界の皆さんはこ . . . 本文を読む

国公立病院の再編成- 最終回

2019年11月13日 | 仕事
シリーズ12日目1日目: 序章。消えた町医者2日目: 看護度と介護度。急性期病院とは?3日目: 高額化する医療機器。適正使用4日目: 広がる地域格差を縮める策5日目: 安全な在宅医療の充実6日目: マルチプレヤーの総合診療科 (プライマリー)7日目: 健康への指揮者としてのプライマリー8日目: 自由アクセスの弊害9日目: 封建社会制度で成り立っている日本の医療10日目: 医療の外部 . . . 本文を読む

国公立病院の再編成-地域に根付くプライマリーへ

2019年11月12日 | 仕事
シリーズ11日目プライマリーの良いところはゆりかごから棺桶まで。一生を通して行われるケアであること。盲腸の手術をして、数年後に足を骨折して、10年後に糖尿病が発覚し、と病歴だって色々です。本人以外にその人に何が起こったのか熟知しているのがプライマリーです。体のあちこちで変化が起こる高齢ならば尚更です。プライマリーがいなければ、外科へ行って、次は整形へ、そして内分泌科へと渡り鳥です。 . . . 本文を読む

国公立病院再編成- 集約化の一例

2019年11月11日 | 仕事
シリーズ10日目長くなってきたのでおさらいを1日目: 序章。消えた町医者2日目: 看護度と介護度。急性期病院とは?3日目: 高額化する医療機器。適正使用4日目: 広がる地域格差を縮める策5日目: 安全な在宅医療の充実6日目: マルチプレヤーの総合診療科 (プライマリー)7日目: 健康への指揮者としてのプライマリー8日目: 自由アクセスの弊害9日目: 封建社会制度で成り立っている日本 . . . 本文を読む