走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

医行為

2020年02月19日 | 仕事
昨日の続き 看護師の業務拡大について日本は諸外国と違い、看護師のスタンダードがない国なんだから、診療の補助行為が何であるじか線引きがしっかりしているとは思えない。しかし、医行為はちと違う。医行為は絶対的医行為と相対的医行為に分かれる。前者は医師しか行う事が出来ない行為で後者は他の医療職、例えば看護職や呼吸療法士などが行える行為。現在の日本では医師が自らの管理、指導の下に相対的医行為 . . . 本文を読む

意識調査

2020年02月18日 | 仕事
日本で診療看護師を広めるたに国民に意識調査をする。んんんんー。この意図がイマイチわからない。例えば憲法9条についての意識調査なら、憲法について学んだ事がある国民が多いので、各々考えもあるだろう。しかし商標法の第4条第一項第19号についてだと、殆どの人がはあ????となるでしょう。人はある程度の知識や経験がなければ意見を持っていないケースが多い。看護師の業務拡大と言う言葉も使われるが . . . 本文を読む

日本語と英語の感覚の違い

2020年02月17日 | 仕事
先日のブログを書いている時に難しな、、、と思った事。適切な日本語がない。私が看護学生の時、いわゆるガーゼ交換は包交と呼ばれていました。授業中に包帯の巻き方などを学びました。卒後に外科系に就職したので術後のガーゼ交換の介助はしていました。それでも医師が変えてそのあとテープで留めたり、包帯をぐるぐるぐらいでした。褥瘡については病態生理や回復過程について学んだ事がありませんでした。ストー . . . 本文を読む

マラソン 、、、みたい

2020年02月16日 | 仕事
げっそり。マラソンしている気分。休暇から戻って以来連日1〜2時間の超過勤務。こんなんで根を上げていたら、日本では絶対働けない。しかしこちらでは超過勤務をせず、ゆったり働くのが普通なので、私は耐える事が出来ない。記録監査は済ませた。あとは年度末の自己評価。新しいボスとの初めてのミーティングは来週。その時に年度末評価も持参しなければならない。これさえ終わればリラックスできる。さ、週末の . . . 本文を読む

手洗いが一番の予防です

2020年02月15日 | 仕事
新患の彼は難治の蜂窩織炎があります。彼は週に3回フードバンク(無料で食料を配給する団体)へ行き食料を調達します。フードバンクから来場を断られた。理由は蜂窩織炎があるから、と。はあああああ?足にある傷は定期的に看護師が包交している。浸出液がダラダラ漏れているわけではない。彼の前医はなかなか治らないから壊疽性筋膜炎ではないか、と彼に言ったらしい(アホか?!壊疽性筋膜炎なら今頃入院で切除 . . . 本文を読む