初冬 PARTⅢ

11月も半ばを過ぎるとやはり寒くなった。今朝も陽射しはなくて寒い。
miumiuはコタツの中にこもっている（笑）しかし・・キッチンに出入りしている私を、顔だけ出して何か食べるんでは・・とチェック
チビだけれど、食い意地はしっかり
昨日はお散歩から帰ってしばらく庭で遊んだ。
（あまりやる気がない？！顔にすぐに出る）
(宅急便の車が停まった！家かな）
寒くなって肌の保湿が、今まで以上に必要不可欠になった　
ファンデーションも保湿力の高いものに変えた。
化粧品のコーナーは『アンチエイジング』の化粧品がずらっーー　
『アンチエイジング』『ストップエイジング』の殺し文句に弱い　ついつい手に取ってしまう。
エイジングにストップをかけるべく、必死で走ってます私。
でも・・最近こういう巷の『アンチエイジング』にちょっと懐疑的になってもいる。
肌が若いという事はそんなにいいことなんだろうか？確かに若々しいという事は魅力的だ。
しかしそれが全てだとは思わない。
歳を重ねて生きてきた人間の、幅や包容力のようなものをもっている人には、たとえシミやしわがあっても、生きてきた時間や経験が深みとなってその人を輝かせている。

新聞のコラムにこんな事が書いてあった。
『（中略）　肌だけ若い、という事はそんなにいいことなのだろうか。（中略）　時間に逆らい、不自然なまでに若さを保とうとする理由は何か、そこに自然でないものを感じ取ってしまう。
（中略）　自然でないもの、とは「自分に対する卑下」の感情だ。今の日本のアンチエイジングブームの根底に、女たちの気持ちの中に、それを感じないではいられない。
肌とは、その人の外側に現れ出ている（言葉)だと思う。自分に対してイエスという気持ちで生きたとき、人は自然体の肌を手に入れることができる。その時、肌は壁でなく、美しいコミニュケーションをつむぎ始める』
う～ん・・・自分に対する卑下ですか厳しい見方だな。
今の自分を素直に受け入れる事がすなわち大切・・という事なのだろうか。

分かる気もするが、しかし『ちょっと待て！』とも思う。
若々しくありたいという事はやはり大切なことだと私は思う。
肌の手入れもちゃんとして、化粧品もアレコレ試しながら自分を美しく見せたいと思う気持ちは、やっぱり女性として持っていなければならないことだ。
20代や30代の女性の肌には遠く及ばないが、私は『○美さんて若い！』という言葉を何物にも変えがたい美容液として、更なる自分磨きをしたいというのが本音。
だって私は、人生というステージに立つ女優なんだもん