昨日、図書館で、珍しい本を見つけました。昭和9年頃、地元で発行されていた、尾濃新聞社が刊行した、古知野町案内なる書物です。持ち出し禁止本ですが、読書週間の1週間だけ、貸し出ししていましたので借受け、夜半まで興味深く閲覧しました。
第1章の、土地及び生物から始まり、町政問題、労働問題、農村問題、資産家一覧、名士一覧、養蚕業、婦人と風俗、名所旧跡と伝説など、45章に分けて、詳細に記入されています。
例えば、古知野牛蒡の、昭和元年作付は、168,750㌔、売上金額14,500円だったものが、昭和7年には、210,937㌔で、金額が、9,043円といった、価格の変遷を見て想像を逞しくしています。(他のデーターは、尺貫法で表示されていますが、牛蒡だけは㌔表示で、随分進んでいたようです)
また、昭和8年の、宅地平均は、100坪/100円、食料品では、小麦粉6貫目袋(約20キロ)3円90銭、タクシー料金、古知野駅から入鹿池まで3円、両高屋まで70銭と言った具合です。芸姑の年齢調査なんて欄もあり、13歳1人、15歳3人、16歳5人、17歳8人、18歳~19歳をピークに35歳まで紹介しています。名所旧跡と伝説もなかなか面白く興味を惹かれました、改めて紹介しましょう。
第1章の、土地及び生物から始まり、町政問題、労働問題、農村問題、資産家一覧、名士一覧、養蚕業、婦人と風俗、名所旧跡と伝説など、45章に分けて、詳細に記入されています。
例えば、古知野牛蒡の、昭和元年作付は、168,750㌔、売上金額14,500円だったものが、昭和7年には、210,937㌔で、金額が、9,043円といった、価格の変遷を見て想像を逞しくしています。(他のデーターは、尺貫法で表示されていますが、牛蒡だけは㌔表示で、随分進んでいたようです)
また、昭和8年の、宅地平均は、100坪/100円、食料品では、小麦粉6貫目袋(約20キロ)3円90銭、タクシー料金、古知野駅から入鹿池まで3円、両高屋まで70銭と言った具合です。芸姑の年齢調査なんて欄もあり、13歳1人、15歳3人、16歳5人、17歳8人、18歳~19歳をピークに35歳まで紹介しています。名所旧跡と伝説もなかなか面白く興味を惹かれました、改めて紹介しましょう。