久々に本の紹介です
宿沢さんの全線全勝の哲学
「勝つことのみが善である」←大正製薬の社訓であるらしい
表題だけを見ると傲慢な感じであるが、氏の底流に流れていた熱い気持ちが
全線全勝を目指していたのだと思います
大学の花形ラガーマンとして活躍、卒業後はラグビー部もない住友銀行に
入社(氏が代表に出るためにラグビー部を作ったほどである)
大学時代は、早稲田黄金期を支えた名SH、4年生では負けはしたものの
ハーフタイムで「上を向こう」の名言を語られてます
住友銀行ではバリバリのバンカーとして活躍され、生来の負けず嫌いで
次々と成功を治められます
’87年にはじまったラグビーのワールドカップで日本は世界との力の差を
痛感させられた。その時白羽の矢が立ったのが、宿沢しである。氏は
ラグビー協会に専念することなく、仕事をしながら代表監督の仕事を
こなされました。その中でも選手を発掘し(特にPR田倉)、主将を平尾に
据えるなど次々と手を打たれます。そして臨んだ秩父宮スコットランド戦
あまりにも有名な「お約束どおり勝ちました」と答えたスコットランド戦後の
会見は、氏の満面の笑みでした。28:24 IRB8カ国にジャパンが始めて
勝利した記念の日となりました」
次なる目標は、’91年のワールドカップ。前回のような推薦でなく
予選から戦わなくてはならず、宿沢の新たな試練でした
以下続きます
追伸:吉報が届きました(サンスポより抜粋)
日本ラグビー協会は11月30日、2011年にニュージーランド(NZ)で開催
される第7回ワールドカップ(W杯)の参加チーム数が、現行どおりの20
チームに決まったと発表した。一部で16カ国に縮小するプランも浮上して
いたが、同日行われた国際ラグビーボード(IRB)の臨時理事会で、満場
一致で決定した。
宿沢さんの「当然でしょう」と笑顔で話されるのが聞こえるようです
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