涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

平城宮跡第一次朝堂院から東院庭園へ。

2015-11-01 16:00:00 | お出かけ

第一次朝堂院で行われていた平城京天平際のイベントを楽しみ、ススキ・葦・アキノキリンソウの草むらの中の細い道を通って、
自転車を取り行き、その後東院庭園へ向かいます。

途中に水の流れる溝の脇に萩。

少しまだ花が残っています。

 
  

そして溝の中には、ミゾソバや、

  

イヌタデも。

  

向こうにはススキの穂が輝き、若草山や東大寺が見えています。

 

東院庭園の前からの朱雀門。

 

東院庭園の入り口。

 

残念ながら、今東院庭園に咲く花はほとんどありません。
萩もすっかり散っています。

紫色の実が成るムラサキシキブやミツバツツジが少しだけ。

  

ムラサキシキブと隅楼。

 

ムラサキシキブと中央建物。

 

隅楼。隅楼のてっぺんに、金の鳳凰。

  

池越しに、東院庭園の中央建物(正殿)。

 

あちこちにタテハチョウ。多分ツマグロヒョウモンの♀。

  

庭園内でも紅葉が始まっています。

  

赤い実をつける、紅葉した木。

 

中央建物の東から池越しに隅楼。

 

庭園の外から庭園を覗いてみました。

 

平城宮跡を出て、新大宮駅に向かう途中の佐保川に、水鳥。

 

佐保川沿いの桜も紅葉。

 

 


平城京天平祭秋2015・花のアートゾーン

2015-11-01 14:30:00 | お出かけ

天平の遊びコーナー 

  

まず一番北に「花のアートゾーン」

天平花絵巻。

  

  

そこにせんとくんがやってきまして、撮影会。
でも、もう今から並んでも一緒に撮影できないということで、
独りになったせんとくんを撮影。

左奥に花の朱柱が見えています。

 

天平衣装体験。

 

龍:ねのうわさ

 
 
 

花の遣唐使船。

 
 
 

次に、「ファミリーにぎわいゾーン」。

巨大木琴「輪唱の輪」。

 

「天平巨大迷路」。向こうに見えているのは朱雀門。

 

「天平動物図鑑」。

 

「五色ののぼり」、一番右端が「五色の羽衣」。 

 

「五色ののぼり」。

 

「五色の羽衣」と「五色ののぼり」。

  

「五色の桟敷」。向こうに大極殿。

 

こんなものもあって、この前で記念撮影できますよ。
左に龍がみえていますね。 

 

もっと南に移動して、会場を俯瞰。

 

立ち入り禁止のところですすきの撮影をしている人が。
このあと警備の人に注意を受けていましたが。

撮影も、マナーを守りたいですね。 

 

そこからさらに南の朱雀門を撮影。
この間には近鉄奈良線が横断しています。 

 

向こうに見えているのは垂仁天皇陵と生駒山。

 

自転車置き場に戻ります。
ススキの草原の中の小道を散歩です。 

  

東を見ると、若草山と大仏殿が見えています。

 

両脇はススキ。

 
 
 

少し東の視界が開け、若草山と春日山、高円山。

 

次にセイタカアワダチソウの草原の中を。
向こうに見えているのは大極殿。 

  

次に葦原。

 

セイタカアワダチソウも所々に。

 

天平にぎわいゾーンまで戻ってきました。
紅葉した桜の葉と大極殿。 

 

大迷路の北側でせんとくんとの撮影会を始めますということで、自転車に乗ってそこまで行って来ました。

なぜか犬とたわむれているせんとくん。

  

はい、この後、ええ歳したおっさん独りで一緒に撮影してもらいました。

では部屋にもどるとしましょう。
あ、そうそう、東院庭園に寄って帰ります。 


資料館から大極殿まで

2015-11-01 11:30:00 | お出かけ

そうそう、新聞に載っていたやん、平城京天平祭・秋。
ちらしも貰っていたはず。

  

大極殿へ向かいます。

途中に山茶花。

  

ピンクの花の蕾も。

 

紅葉した桜並木を歩いてゆきます。

  

葦のむこうに大極殿。

 

このあたりの萩の花は散ってしまっていて、もう実が生っています。

 

栴檀に実がたわわに。

 

栴檀とススキと大極殿。

 

大極殿の南東までやって来ました。

 

東のほうを見ると、ちょうど若草山と東大寺の大仏殿・二月堂の屋根。

 

この南側には「味とものづくりの天平マルシェ」というイベント。

 

古代瓦の拓本づくりコーナー。

 

吉野川上村の鮎の塩焼きブース。

 

ここで1本購入。

 

ここで食べるというと、焼きたての鮎をもらえました。
美味かった~。

他にもいろいろな食べ物ありましたよ。
ものづくりでは、自分で綿菓子を作るコーナーとかもありました。

では花のアートゾーンへ。 


平城宮跡資料館で、2015 秋期特別展「地下の正倉院展 造酒司木簡の世界」を観てきました。

2015-11-01 10:00:00 | 美術館・博物館

結局奈良国立博物館は9時半で入館40分待ち、京都国立博物館は9時半で既に210分待ち、
ということで諦め、
龍谷ミュージアム→京都市立美術館ということも考えたのですが、
前回のルーブル展、友人が行った時には40分待ったとか言っていたのを思い出し、
今日は部屋で本でも読もうかと思っていたのですが、

あ、そうだ、確か「地下の正倉院展」の第II期展示が始まっていたんだったっけ、と思い出して、
自転車に乗って行って来ました。

法華寺の前を通って。

  

法華寺の東から北上。
途中法華寺の外から法華寺の木々が見えるのですが、緑の梨のような大きな実。カリン?そして赤い実。

  

平城宮跡の北側に出て、平城宮跡資料館を目指します。

途中から大極殿が見えてきます。向こうに見える山は生駒山。

 

資料館に到着です。

 

「地下の正倉院展」が開かれているのは、常設展の奥です。

 

この特別展のチラシはこれ。

 

そしてこの資料館でいただける解説書は、沢山の写真が載っていて、全部で16ページで、これ。

 

展示品の個々の詳しい解説書は全12ページで、これ。

 

入館料無料の上、詳しい無料の資料。
かなりお勧め。

  • 造酒司の発見 
  • 酒づくりの日々
  • 聖武天皇の大嘗祭
  • 造酒司の諸相

に分かれて展示されており、第I期(10/17~30)、第II期(10/31~11/15)、第III期(11/17~29)に分かれて
展示品が総入れ替えです。

ストロボ使わなければ撮影もOKです。

読売新聞に載っていた木簡がこれ。

  

「酒づくりの日々」の木簡。

解説書によると、

 従来は十分に読み込めていなかったが、保存処理の結果読めるようになった木簡。
 これまで表面三文字目は、この木簡に多数書かれた「臭」と同字とみていていた。ところがこの文字が「鼠」と読めたことにより文意が通るようになった結果、一見単なる習書木簡に見えていたこの木簡が、俄然多くのことを語り始めたのである。
 「臭キ酢、鼠入リテ在リ(入リタリ)。」酢の亀に鼠が落ちているのを発見した人が、悪臭に思わず花をつまんでいる様子が目に見えるようだ。

裏面に「臭 臭 臭 臭 臭 」と書かれているのが、クスっとさせますね。

「造酒司の諸相」にある「紀伊国からの贅のイソダイの荷札」としての木簡。

 

女性名と数字を記した小型の木簡。

 

「銅印」。
「酒甕にかけた紐に取り付ける、「封泥」に押印するものだった可能性がある。
印面の揮毫が何を表しているのかは、よくわかっていない。」
とのことです。 

 

酒の醸造・貯蔵に使われた大型の甕。
「口縁の部分に、並べられた甕の位置を示す木簡が括り付けられていたと考えられる。
文献史料の研究からは、酒甕は口径が30cm以上、高さ80cm以上に及ぶ大型の甕であったといわれている。 」
造酒司では完形に近いものは出土しておらず、これは平常宮・京の各所で出土したものだそうです。 

 

外に出てみると、なぜか多くの人が歩いていて、
大極殿の方から音楽が聞こえてくる。

あ、今日は平城京天平祭ですね。

ちょっと行ってみよう。
駐輪場に自転車を置いて、徒歩で向かいます。
足元に団栗が転がっていたので、上を見上げると、沢山の団栗が生っています。