涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良県庁屋上で一服

2017-04-29 15:00:00 | お出かけ

さて、桜が残っていないか、と思い、
そうだ、奈良県庁の屋上から捜索しよう!と思い奈良県庁へ。

東棟にあるセブンイレブンでアイスキャラメルラテを購入して屋上へ。

こういうカップに機械で熱いコーヒーを注ぎます。

エレベーターの中に黒滝村から寄贈されたすかし絵の彫刻。

鳥獣戯画と東天紅ですかね?

東大寺南大門と若草山の間にまだ桜がさいていますね。遠そう。
県庁前から出るぐるっとバスに乗ってゆくかな? 

あ、興福寺の国宝館の北側にも咲いている。
ここならすぐ行ける! 

屋上のベンチでアイスコーヒーを飲みつつ少し一休み。

親子の鹿(作り物です)と東大寺大仏殿。

 

地面には紫色のミソハギやタンポポ、クローバー。

 

その他花壇に紫色のの花や、

ツワブキとツツジ。

ツツジと馬酔木。

県庁舎では何か工事中。

 


奈良県立美術館で「榊莫山と柴舟のシンフォニー」展

2017-04-29 14:30:00 | 美術館・博物館

奈良県立美術館で開催されているのは「書の源流企画展 榊莫山と柴舟のシンフォニー」展です。

  

大和の仏像や自然との深い交流を創作へ結びつけた榊莫山(1926-2010)と、奈良の伝統工芸から学んだ美意識を
基に世界で活躍する紫舟。奈良とゆかりが深い書家二人の独創的な芸術世界を紹介します。

「莫山先生」と親しみを込めて呼ばれる榊莫山は、旧制上野中学校(三重県)で松永に書を習うなど早くから
書に馴染み、満19歳で終戦を迎えた後は奈良の書家(1895-1957)に師事しました。戦後間もなくの書道界
は、書道団体や公募展の創設、前衛書道の台頭など活気ある時代を迎え、その中で榊は自己の書を追求しました。
そして、当時の主流であった中国のから明・清へ至る洗練された書の規範に従うのではなく、より古い木簡・
石碑の素朴で力強い書風を取り入れ、題材も古典的な漢詩文から現代詩や自作の文へ対象を移すなど、独自性・創
造性を重視して様々な試みを行いました。師・辻本史邑の没後は公募展から退き、独立した立場で作品を世に問い
ました。
 

6歳で書を始めた紫舟は、書家としての第一歩を踏み出した奈良で筆・漆工・陶芸など伝統工芸の技術を学び、
それにより養われた眼・感覚が以後の活動の基礎になっているといいます。平面の書だけではなく、書の彫刻と光・
影との融合、書と絵画との融合、デジ
タル技術との融合など書の可能性を広げ、国・文化の枠を超えた芸術として
書に取り組んでいます。 

  このような榊莫山と紫舟の素晴らしい作品により、書の芸術性や、自己を表現する手段としての書の魅力を
感じていただければ幸いです。

(ちらしより)

榊莫山さんといえば独特の書体で有名ですね。
東大寺の参道に、世界遺産を記念する石碑があるのですが、そこにも氏の文字。

 

しかしいきなり中学5年生の時に書いた「樂志論」があって、きちんとした楷書の文字。

そして書だけではなく、絵も描きはるんです。

榊莫山さんの作品の一部、柴舟さんのほとんどの作品が、フラッシュを使用しなければ撮影可です。

奈良のことを絵に描き、文章も書いた「大和八景」の半分が出展されており、それらを撮影したつもりなのに、
何故か部屋に帰って画像を確認するとこれらだけ「ファイルが壊れています」とのメッセージ。

なので、「伊賀八景」から。順に「湯屋谷ノ寺」「赤目ノ滝」「里カラ里ヘ」

 

莫山氏独特の書体で書かれた「圓窓般若心経」というものあったのですが、
こちらはしっかりと楷書の「東大寺般若心経」。

「華厳唯心偈」


柴舟の書。
単なる平面の書だけではなく、こういう立体的な書も。

「書の彫刻、画と書の彫刻」のコーナー。

書の彫刻ですね。

「鯨波動図」

「風日白鶏」

「風神雷神鶏図」

こういう作品も。
「写楽は立体を平面にし、柴舟は平面を立体にする」
見る角度を変えると面白いですね。

 

 

 


「おてんがら」さんでランチ、そして奈良県立美術館へ

2017-04-29 14:00:00 | 食事

今日は天気が荒れるという天気予報だったのですが、
朝からいい天気。

洗濯を済ませて掃除をして、あっという間に12時。

県立美術館で「榊獏山と紫舟のシンフォニー」という書の源流企画展が開催されているということで、出かけることにしました。

駅へ向かう途中にタニウツギが咲き始めています。
その花にに蜜を集める蜂が盛んに出入りをしています。 

 馬酔木だと思うのですが、こんな花の付き方だっけ。
奈良公園で確かめてみよう。 

駅にはマナー向上のぽすたー。
いるいる、大声で話す年輩の女性や高校生。
小学生以下の子供は許せる。 

某東洋の国の人たちの大きなトランクも困るけど、リュックサックはあまり気にならないかな。

もう、あちこちに興福寺中金堂落慶のポスター。
そうそう、近鉄奈良駅の改札を出たところにも大きな看板がありますね。 

この前の秋、日本縦断こころ旅で日野正平さんが奈良県を訪れたんですね。
その時自分の故郷で集中豪雨にあって、JRが運航中止になりましたね。
その前にある店で木の葉丼を食べていました。
その週の最後にきたまち(北芝町)でとりとん丼定食を食べていたのですが、
いろいろ検索すると「おてんがら」というお店で。

でその店に行ってみました。

途中燕が目の前を横切り、ふと上を見ると燕の巣。
もう完成しているのか?
もう卵を抱いているのか? 

いろいろ探して見つけました。

お昼はハンバーグ定食ととりとん丼定食だけのようです。

もちろん正平さんがオーダーした「とりとん丼定食」を注文しました。

サラダは丼に入っていて、キャベツの千切りにカイワレ大根、大根おろし、紅生姜が乗って、ゴマが振りかけてあります。
ドレッシングはごま油の香り。

お味噌汁、旨い!お代わり自由ですとお声をかけていただきお代わりしようと思ったけれど、腹いっぱいで無理でした。
炭水化物を「できるだけ」減らしているので、ご飯も大盛り無料です、といわれたけど普通盛り。
ご飯の上に食べやすいように薄く切られた豚カツ、鶏そぼろ、ネギの小口切り、おろし生姜。
温泉卵、
平たい小皿にいれられた桜漬けと沢庵(つぼ漬け?)。 

腹いっぱいになったところで店を出て県立美術館へ向かいます。

ムーミングッズを売る店があったり、

3年ほど前に閉店した西口鰹節商店の後地には「uLu.」というお好み焼き屋が開店していました。

店頭に石楠花が咲いているお店も。

「ワインの王子様」という、古民家を利用した店先の吊看板がなかなかユニーク。 

NHK奈良放送局の南側を通って

奈良県立美術館に到着です。