涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良市入江泰吉記念写真美術館で「モノクロスナップ写真の魅力」

2015-07-10 12:00:00 | 美術館・博物館

朝から微妙な天気。
東の春日山の山頂は雨雲で隠れています。

ところが天気予報を見ると、数日はそこそこいい天気だとか。 

そして空をヘリコプターが飛びまわっています。

 

何か事件でもあったのでしょうか?

洗濯物を干した後、自転車に乗って、高円山の麓にある「奈良市写真美術館」に出かけてきました。

今開催されているのは

「モノクロスナップの魅力  入江泰吉「昭和大和のこども」×阿部淳「市民」×近藤斉「民の町」」

  

 

 奈良大和路を生涯のテーマとした入江泰吉(いりえ・たいきち/1905~1992年)はカラー時代以前、奈良の街角や人々の暮らし、子供たちのスナップ写真も撮影していました。しかし、これらの作品は戦後、昭和30年代前半までの一時期で姿を消し、 生前、まとめて発表されることはありませんでした。残された写真を見直すと、現在では見ることのなくなった風景や生活が生き生きと表現され、入江の別の側面をうかがうことができます。 今回は特に「こども」をテーマに入江のスナップ作品を紹介します。
 一方、阿部淳(あべ・じゅん/1955年~)と近藤斉(こんどう・ひとし/1959年~)は関西を拠点に活動し、大阪の街を長年にわたってモノクロで撮り続けている写真家です。阿部は「現実の現実感と夢の現実感が重なったところで写真を撮る」と言い、 近藤もまた「カメラを持つことでしか見えてこない世界」があると語るように、行き交う人たちの一瞬をとらえ、移ろう街の表情や漂う空気感を巧みに表現しています。
 どこか懐かしい入江の「昭和大和のこども」、モノクロームでの表現にこだわって現代を切り取った阿部の「市民」、近藤の「民の町」。三者三様の感性から生み出されるモノクローム写真の魅力をお楽しみください。   (ちらしより)

建物の地下1階が展示場です。

 

そうそう、イトーヨーカドーにある奈良市美術館では、7/24から
「入江泰吉と須田剋太の奈良」が開かれますね。 

  

昭和30年代の奈良の写真には、同じ場所の今のスナップ写真も一緒に展示されています。
昭和の子供の屈託のない笑顔が魅力的です。

阿部氏・近藤氏は多くのスナップ写真が、これでもかというほどビッシリと壁に貼られていました。

阿部氏の天王寺でのスナップ写真には、女装した男の人の写真が数枚。
そういえば大阪で何かのイベントを機に、あのような人々が居なくなりましたね。 

美術館の近くを少し散歩。

美術館。

美術館の裏には新薬師寺。

小さな紫色の花が咲き、そこに熊蜂。

  
  

百日紅。

 

御蓋山

 

夏らしい雲と高円山。

 

紅色の小さい花がいっぱい集まった花。

 
  

芙蓉。

  

モクモクと湧き上がる雲。

 

しかし暑い・・・

 



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2 コメント

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紅色の小さい花 (満月)
2015-07-11 18:12:51
紅色の小さい花は

ボタンクサギ(牡丹臭木)

クマツヅラ科クサギ属

別名「ヒマラヤクサギ」 「ベニバナクサギ」 「タマクサギ」

ではないでしょうか?

台風の影響もあるのでしょうが、蒸し暑くて
過ごしにくい日が、続いていますね。
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いつもありがとうございます (やじ)
2015-07-14 13:51:13
本当に暑いです。
同僚の母親が夜中に熱中症で救急搬送されたということで、
やはり夜でもエアコンかけて、枕元に水をおいておかないといけません。

どうも台風と東にある高気圧のせいでの熱波らしいですね。
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