やっと美術館に到着。
今開催されている特別展は、
日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展 韓国水中考古学成果展 新発見の高麗青磁」展です。
ちらし、二種類ありました。 どちらも青磁獅子型香炉蓋
美術館前の植え込みに蝉の抜け殻、そしてガザニア。
美術館。中之島通越しに。
会場内には撮影コーナーがありました。
高麗時代(918~1392)に作られた青磁、いわゆる高麗青磁は、韓国の美術史上に大きな位置を占め、世界に誇るべき美術品です。
1980年代以降、朝鮮半島中西部で窯址の発掘調査が進むにともない、高麗青磁の起源をめぐる研究が大きく進展しました。
これに加えて近年では、水中考古学による研究成果が注目を集めています。
その発端は1976年に発見された「新安船」でした。
そこからは高麗青磁が木簡とともに現れ、従来の研究では手がかりの少なかった編年や生産、流通の実態が具体的に解明されつつあります。
本展は、韓国国立海洋文化財研究所がこれまでに調査した高麗青磁など、その研究成果を日本ではじめて紹介するものです。
また、これら海底遺物と関連のある当館所蔵の高麗青磁の名品も合わせて展示します。
展示にはかなり工夫がされていて、発掘された青磁が約200点。
そのうちの数点では、この東洋陶磁美術館の安宅コレクションとの比較も行われています。
多くの青磁が700年も海底に沈んでいたのが不思議なほど、すばらしい青磁が展示されています。
そして特集展として、「中国青磁の美」。
唐時代に越窯で「秘色」と呼ばれる宮廷献上用の青磁の最高級品がつくられ、宋時代には宮廷用の汝窯や官窯の青磁が生まれました。
中国の青磁とその技術は高麗青磁にも大きく影響を与え、また日本には貿易により龍泉窯などの青磁が数多くもたらされ
「唐物」として大切にされてきました。
本展では、約20点の館蔵品により、中国青磁の美の世界をご紹介いたします。
焼き物にはあまり詳しくないのですが、
美しい青磁の色、細工に堪能です。
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