涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

谷崎潤一郎記念館で「春琴抄~<虚>と<実>の迷宮~」展と「永重信江 絵手紙の世界」展

2017-10-05 17:00:00 | 美術館・博物館

 

なんとか谷崎潤一郎記念館に到着しました。

向かって左にある石は、同じ神戸の岡本に住んでいたとき、六甲の山津波がおき、
家の庭に流されてきた巨石だそうです。

 

 

記念館の建物。

その前庭に潤一郎遺愛の梅。
京都に住んでいたときにその庭にあった梅の木だそうです。

今行われているのは「春琴抄~、<虚>と<実>の迷宮」展」です。

 

 入館券を買って入館します。

受付で貰えたパンフレットです。

入館してすぐ左が展示スペース。
そこでは展示物の写真撮影は不可となっていますが、これだけはOKということで、執筆していた部屋の再現。

本当に小さな展示室でした。

錦鯉の泳ぐ池を有する日本庭園もあります。

楓が少し紅葉を始めています。

鹿威しもあります。

ロビーで「たびしてん~永重信江 絵手紙の世界~」展が開催されていました。

自分の持っていた「絵手紙」のイメージとは一つも二つも違う絵手紙。
とにかく大きいんです。

これはタオルを使って描いたそうです。

「鹿男あをによし」のエキストラで参加したことで描いた絵手紙。

四国の八十八か所の巡礼をしたことを描いた、屏風仕立ての3枚の絵。

 

お大師様を描いたもの。

記念イベントとして日曜日に「春琴物語」の上映会。
観たいけど、東京へ行っているので・・・

自分は「お琴と佐助」というDVDを持っていますが。

確か、田中絹代が春琴を演じた映画や、山口百恵が春琴を演じた映画もありますよね。

久々に電車の中で「春琴抄」を読み返しました。
小学校の時に観た百恵&友和の映画ではそんなに感じなかったけれど、倒錯した春琴と佐助の関係はやはり原文の方がよくわかりますね。

帰ってきたのはもう真っ暗になった午後5時半。
今日の夕食はチャーハンです。


阪神駅芦屋から谷崎潤一郎記念館まで、迷いながら、写真を撮りながら

2017-10-05 15:00:00 | 散歩

駅から海に向かって歩いてゆくと、狂い咲きの桜。

道端や民家の軒先にいろいろな花が咲いています。

芦屋川の向こうに阪神高速湾岸線と海が見えます。

事前に調べると、左に松林となっているのが芦屋公園で、その左の道を直進して、突き当たって左へ歩くと記念館のようです。

足や公園。松林となっていて、中にテニスコートなんかがあります。
ペタンクを楽しんでいる人も。

歩けど歩けど、なかなか突き当らない。

彼岸花、もう終わりですね。

潮見浜まで来てしまいました。あれ?行き過ぎた?

元来た道を戻ります。
色付いてきたナンキンハゼと

トケイソウ?

フヨウ。

 

オーシャンブルー。

^^

うろうろ迷うこと30分。ついに案内板を見つけました。
美術博物館、市立図書館がこんな住宅街の真ん中に?

ここ、ここ。

美術博物館では来週から「広重展」が開かれるようですね。


兵庫県立美術館で「大エルミタージュ美術館展」

2017-10-05 14:00:00 | 美術館・博物館

予定通り行ってきました、「大エルミタージュ美術館展」。

新しく手に入れたちらし。

 

近鉄と阪神電鉄の相互乗り入れで、本当に神戸に行くのが楽になりました。
でも、近鉄では特急が一番停車駅が少なく、その後快速電車、急行電車、準急電車、各停となるのですが、
阪神はもともと快速はなかったので、特急よりも快速電車の方が停車駅が少ないんですね。

兵庫県立美術館の最寄り駅は「岩屋」。
ここって各停しか留まらないんですよね。

美術館へ行く途中に咲く花。

美術館が見えてきました。

入り口。

今回の美術展のパネル。

 

1階に、なりきり体験コーナー。王冠をかぶってエカテリーナ二世に。
これは女性用ですから、今回は体験せず。

会場は3階。
エレベーターで上がって。
そこにはエルミタージュ美術館の写真。

プロローグのエカテリーナ二世の肖像画は、休日を除いて撮影可能でした。

 

  1. イタリア:ルネサンスからバロックへ
  2. フランドル:バロック的豊穣の時代
  3. オランダ:市民絵画の黄金時代
  4. スペイン:神と聖人の世紀
  5. フランス:古典主義的バロックからロココへ
  6. ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で

の6部に分かれて85点の作品。何枚か、過去に観た作品がありました。

1時間半ほどかけて鑑賞したあと、南側の海へ。摩耶ふ頭。

階段に不思議なモニュメント。

 

海のない奈良県にいると、磯の匂いがすると気分が↑します。

そして振り返ると摩耶山。


ここでの次回の展覧会は「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」6/13~10/14。
会期がなんと4か月です。

 

さて、何か食べようと岩屋駅に向かって歩いていると、店先に今観てきたポスター。
入館券があると50円引きのようです。

まだやっている様子なので入ってみました。

本日のランチ。今回は淡路産鯛の塩焼き。ほかに鶏のネギ塩ダレ焼きもありました。

旨かったー。これで800円。