涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

和のこころ糸にのせて~文楽と長唄の魅力~

2017-10-26 16:30:00 | 文楽

 

京都の池坊短大の「こころホール」で「和のこころ糸にのせて」という、あおぞら銀行が企画したイベントがあります。
そのため大阪から京都まで移動しました。

烏丸駅から地上に出ると、ハナミズキの紅葉。

四条烏丸交差点から東を。
交差点の南北に都市銀行。

ちょっと探索。
たばこ屋の看板。

路地奥にラーメン屋。
帰りに食べて帰ろう。

「月鉾」保存会なんてのがありました。
六年も大学時代を京都で過ごしたのに、祇園祭、1度しか見なかったなぁ・・・

さて、開場時間となったので池坊短大へ。

道をへだてたところにあおぞら銀行。

池坊短大。

長唄の今藤政之助氏のプロデュースで、落語家の桂吉坊さんが案内役を務めます。

桂吉坊さんが文楽に詳しい理由は、上方言葉を学ぶために師匠の米朝さんから文楽を観るようにといわれたからだとか。

長唄の三味線と文楽の三味線の違い(楽器、演奏者)、
長唄の歌い手と、文楽の義太夫の違い、
衣装の違いなど、いろいろな新しい発見があり、
また文楽の技芸員の芸名のいわれなど、なかなかおもしろかったですね。

長唄は歌舞伎の演奏でしばしば観ていますし、文楽は大好きですので、楽しめました。

会場は満席で、自分が会場に入ったところ座るところを探すと、たまたま偶然に前から2番目の席が1つだけ空いていて。
咲甫太夫の解説を間近に観ることができました。

殆どが年輩の人たちでした。
隣の老夫婦は、文楽を観たことが無かったようです。
「兄ちゃん(自分のことです)、若いのに文楽に興味がありますの?」
「はい、毎公演行っています。」
「どうやって行くの?」
「友の会に入っているので、ネットで買って。奈良からだと近鉄で乗り換えなしですから。」
「奈良から来はったん?」
「太棹の音って凄いんやねえ。義太夫の人が何言うているのかわかりはるん?」
「上方言葉だし、舞台の上に台詞が投影されるのでほとんどわかりますよ。」

そんな話を休憩中にしました。

緞帳。さすが池坊。

終演後、例のラーメン屋に行ってみたけど、午後休み中で断念。


京都へ阪急電車で

2017-10-26 13:15:00 | お出かけ

 

天王寺駅を12時20分ごろ出ると、京都での某イベントに間に合います。

天王寺駅から環状線で大阪駅まで。
そこから阪急電車の梅田駅へ歩いてゆきます。

グランフラント大阪のある、大阪駅。
実は初めて来ました。

JR大阪駅から阪急梅田駅へ向かう陸橋の上から、HEP FIVEの赤い観覧車が真横から見えます。

大学生時代は進研ゼミの赤ペン先生のアルバイトをしていて、
その当時は京都に福武書店の事務所が無く、週に1回、阪急電車で梅田へ、そこから地下鉄御堂筋線で緑地公園まで通っていました。

その時とは全く様相は変わっています。

駅ナカにいろんな店が出ていたり。

阪急京都線の特急で京都を目指します。

連絡橋を渡ったところの屋台で買った弁当を車中でいただきました。
クロスシートで、空いていて隣には座っていないし、いいですよね?

出発前から食べだして、十三に着くころには完食。

十三手前の淀川。

途中、名神高速、JR東海道線と並走。
関空特急はるかが走っています。

京都が近づいてきました。
大山崎のサントリー醸造所です。

それにしても自分が学生時代特急は十三を出ると大宮、烏丸、河原町しかとまらなかった(通勤特急は高槻市もとまりました)のに、
今は淡路、茨木、高槻市、長岡天神、桂、烏丸、河原町と随分いろんな駅にとまるようになっていますね。


あべのハルカス美術館で「大英博物館国際共同プロジェクト北斎」展

2017-10-26 11:45:00 | 美術館・博物館

 天気予報通り、朝起きると雲一つないいい天気。

あべのハルカス美術館で開催されている「北斎展」を観に行こうと思います。

 

同館はなんども訪れていますが、混雑に遭遇したことはないので、
開館が10時なので、10時少し前に着くように部屋を出る予定をしていましたが、
いつも通り早く目が覚めてしまったので早めに出ました。

バスで停留所二つ目のJR奈良駅へ。
そこから天王寺行き快速で。
乗り換えなしで天王寺駅までです。

大阪に行くには普段は近鉄で出かけるのですが、
あべのハルカス美術館に行くには鶴橋で環状線に乗り換える必要があるので。

JR奈良駅には記念撮影のコーナーがあります。

先日氾濫した大和川沿いに走ってゆきます。
近鉄電車のように山を越える感じはありません。

矢印は二上山。

車中で勉強。

天王寺駅を出て、連絡橋を使ってあべのハルカスへ。

途中にある記念撮影コーナー。

 

エレベーターで美術館のある階へ上り、美術館へ。

9時半前に着いたので余裕。と思ったら、えっ!! 凄い人・・・

チケットを買うのに30分もかかって、さらに会場へ入るのに30分。
入館まで1時間かかりました。

前売り券を買っておく、展望台とのセット券を買う(展望台のチケット売り場は空いています)、
その場でスマートフォンで買う(割引は使えません)、
といいですね。

行列に並んでいろいろなものを撮影ました。

 

当然入館しても大混雑。

京都・奈良・東京の国立博物館や、サントリー美術館等ではリュックサックは体の前に下げるか、ロッカーに預けるように言われるのに、
ここではそういう注意もなく、リュックサックは非常に邪魔です。
特に今日のように混雑していると。

今回は肉筆画を中心に観てきました。

メトロポリタン美術館からの鍾馗図、よかったです。

全部観たら11時45分です。凄いことになっています。

 

今週の週刊新潮にこの北斎展の記事。