涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

国立文楽劇場令和三年初春公演

2021-01-21 22:04:00 | 文楽

2階ロビーから劇場に入ると、舞台上部にはにらみ鯛と、1階で紹介されていた「丑」を凧にしたもの。

出語り床。
太夫五人分の見台と座布団、三味線一人分の座布団。

別の演目の前の出語り床。

今回の公演のちらし。

今回も、公演は三部制となっています。

8時までに終わるようにと指摘があったようで、
第1・2部では途中15分の休憩があるのですが、3部にはありません。

第1部
菅原伝授手習鑑
 車曳の段
 茶筅酒の段
 喧嘩の段
 訴訟の段
 桜丸切腹の段


第2部 
碁太平記白石噺
 浅草雷門の段
 新吉原揚屋の段

義経千本桜
 道行初音旅

第3部 
妹背山婦女庭訓
 道行恋苧環 
 鱶七上使の段
 姫戻りの段
 金殿の段

各部が終わると、出口で密にならないように後ろから順に劇場を出ることになっていました。
一部はかなりガラガラで、後ろ半分が先に出て、出切ったら前の席。
二部はそこそこ入っていたので、後ろ1/4が先に出て、次に1/4・・・と出てゆきます。
三部はまたガラガラで、後ろ半分→前半分。

今までの二部制なら、それぞれの部の途中で30分の休憩があり、その時に昼食・夕食をとりますが、
今回は一部と二部の間、二部と三部の間に、一階にある、もう営業を終えた「文楽茶屋」だったところで食事。

そこにはこんな幕。

そうそう、チケットは二階へ上がったところで職員が確認し、
半券は自分でちぎっておかれている籠に入れる方法で、職員との接触を避けています。

観劇記念スタンプも置かれていません。

売店ではプログラムとカレンダーを購入です。

表紙は「義経千本桜」の静御前の衣装「赤花沙綾形綸子枝垂桜流水繍袖房付着付」
裏表紙は狐忠信の衣装「黒繻子源氏車台付平袖着付」

卓上型カレンダー。
昨年の公演からの画像です。

 

公演は8時に終わり、日本橋駅へ向かいます。

いつもなら難波まで行かないと座れないのですが、
やはり緊急事態宣言が出ているせいでしょうか、日本橋からでも余裕で座ることができ、
部屋には9時前に到着です。


国立文楽劇場にやってきました

2021-01-21 10:30:59 | 文楽

近鉄日本橋駅で下車して国立文楽劇場に向かいます。

途中に文楽人形の大きな看板と文楽劇場への案内。

突き当たると文楽劇場の幕。

地上に上がってすぐに国立文楽劇場。

劇場正面の柱には、今回の演目の大きな写真。

道行初音旅の静と狐忠信。

妹背山婦女庭訓のお三輪。

建物に入るには入り口は一か所。
手のアルコール消毒と体温測定が必要です。

1階には大きな文楽人形の頭。マスク着用しています。

干支の「丑」を、高野山金剛峯寺の大僧正葛西光義座主が揮毫。

にらみ鯛。もちろん模型ですが。
初日には黒門市場からほんまもんの鯛が運ばれてきますね。

1階ロビーに餅花。初春公演の晴れやかな雰囲気です。
向こうに芝居絵が壁にかかっていますね。

 

1階の展示室で今開催されているのは「国立劇場の養成事業 心と技を伝えた50年」

 国立劇場の養成事業は、歌舞伎俳優養成の開始以来50年を迎えました。それにちなみ、国立文楽劇場資料展示室では、伝承者養成事業50周年記念「国立劇場の養成事業 心と技を伝えた50年」を開催しています。国立文楽劇場での文楽養成研修の資料を中心に、養成事業の歩みと芸の伝承の中で果たしてきた役割についてご紹介しています。

文楽研修生募集のちらしも置かれていました。

劇場は二階。
二階へ上がる階段の上に今回の公演の吊り広告。

2階にも餅花。

コロナウイルス対策のためのポスター、
ロビーのモニターでは織大夫と清介によるコロナウイルス対策の映像が流れています。


よく晴れて寒い朝となりました

2021-01-21 09:10:09 | 天気

やはり昨夜予想した通り、寒い朝となり、温度計では-1.5℃!

7時半にスマホが振動、何かと思うと、今日は国立文楽劇場で初春文楽公演だった。

部屋を9時半に出れば開演の11時に間に合う。
あ、幕開き三番叟も観たいのでもう1本早い電車に乗ろう。

空はよく晴れているので昼は気温が上がりそうなので急いで洗濯をしてベランダに干して。

ベランダから平城宮跡大極殿、
画面下には東院庭園。左隅に隅楼の鳳凰。

法華寺。

風は弱め、ウワナベ古墳。