若杉 弘氏のバッハ
Johann Sebastian Bach: Orchestersuite Nr. 1 C-Dur, BWV 1066 (Hiroshi Wagasugi);
Panorama 2019 6 25 21:05~23:00
若杉 弘氏2009年に(没)。存じあげなかった。もう一昔前の話になるのだ。
私は何という失礼な奴だろう。マスコミに乗らない感じがあったから、
まだヨーロッパで過ごされてるのかとてっきり思っていた。
90年代にN響とブルックナーチクルスを始められていて、アルバムも出始めたら
何の都合か中止になり、尻切れトンボになってしまった。ザールブリュッケン放送交響楽団とも、
ブルックナーの2番を入れていてアルテノヴァ(廉価盤)のレーべルから出ていた。
購入して聴いていたが、聴きやすいものだった記憶がある。当時はゲオルク・ティントナー
(ナクソス)とスタニスラフ・スクロバチェフスキー(アルテノヴァ)のブルックナー合戦が
はなばなしかった。
このチクルスもスクロバチェフスキー氏に持ってかれて録音の機会を逸している。
なかなか立ち位置が定まらないままに、国内で活動されていた様だが、天に召されてしまった。
たまたま、バイエルン放送協会のインターネットラジオ番組の1曲に入っていた。
珍しい選曲ではあるが、アーカイブから、番組制作チームが選曲したのだろう。
そこでは、バッハの管弦楽組曲の1番を指揮していた。
客演で呼ばれることがあったのかもしれない。
フルオケのバッハだから、無理をしないで、端正な棒運びでまとめている。
歌心があり、温かみが感じられたバッハだった。
遅すぎるがごめんなさい。合掌。
Johann Sebastian Bach: Orchestersuite Nr. 1 C-Dur, BWV 1066 (Hiroshi Wagasugi);
Panorama 2019 6 25 21:05~23:00
若杉 弘氏2009年に(没)。存じあげなかった。もう一昔前の話になるのだ。
私は何という失礼な奴だろう。マスコミに乗らない感じがあったから、
まだヨーロッパで過ごされてるのかとてっきり思っていた。
90年代にN響とブルックナーチクルスを始められていて、アルバムも出始めたら
何の都合か中止になり、尻切れトンボになってしまった。ザールブリュッケン放送交響楽団とも、
ブルックナーの2番を入れていてアルテノヴァ(廉価盤)のレーべルから出ていた。
購入して聴いていたが、聴きやすいものだった記憶がある。当時はゲオルク・ティントナー
(ナクソス)とスタニスラフ・スクロバチェフスキー(アルテノヴァ)のブルックナー合戦が
はなばなしかった。
このチクルスもスクロバチェフスキー氏に持ってかれて録音の機会を逸している。
なかなか立ち位置が定まらないままに、国内で活動されていた様だが、天に召されてしまった。
たまたま、バイエルン放送協会のインターネットラジオ番組の1曲に入っていた。
珍しい選曲ではあるが、アーカイブから、番組制作チームが選曲したのだろう。
そこでは、バッハの管弦楽組曲の1番を指揮していた。
客演で呼ばれることがあったのかもしれない。
フルオケのバッハだから、無理をしないで、端正な棒運びでまとめている。
歌心があり、温かみが感じられたバッハだった。
遅すぎるがごめんなさい。合掌。