MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

バッハ / G線上のアリア ストコフスキー編曲版。

2019-06-07 11:34:53 | 音楽夜話(クラシック)
G線上のアリア ストコフスキー編曲版。


以前にもストコフスキーのバッハについて書いた。
今回は聴いていて「おぉ、」っとなったので、再びのお出まし。

有名なG線上のアリアだ。
オーケストラ版だけでなく、アンコールピ-スとしても名高いこの曲は、
編曲者によって、ハ長調で編曲されて、G線1本で弾き切るために、
オクターブ下で弾いているという。これも落ち着き感が出ている感じがする。
ヴァイオリニストのアンコールピースの1曲になった。
 
原曲はニ長調だが、編曲版はハ長調。調性によって曲の感じも何となく
変わるかもしれない。

ストコフスキー版は原曲通り、二長調で演奏されているが、チェロを
主旋律に持ってきたりして、感じを変えている。そのため落ち着いた感じが
増幅されテンポがこれまたゆったりしているために、余計に落ち着き感が
でて、癒される感じもまた出てくる。これは以前は気づかなかったことだけれど、
効果抜群だった。リラクゼーションにひと役買いそう。

Joe Cool Blues

2019-06-07 07:30:49 | 音楽夜話(ジャズ)
Joe Cool Blues

ピーナッツブックス。中学の時セサミストリートが始まってた。
チャーリー・ブラウンが主人公の4コマ漫画は、アメリカの新聞漫画で
連載されていた様だが、日本国内では、新書版・谷川俊太郎氏の訳で
ごま書房から当時出ていた。そののち何年か経って、スヌーピーが
いまのぽっちゃり体形になってから、国内でも人気が出て今に至っている。

子供の世界をシュールに描き切って、その中にそれをサポートするように
スヌーピーがいたりウッドストックが、飛び回ったりするのだ。

彼らのまんがキャラクターにテーマ曲、それもジャズアレンジものがあると知ったのは
大人になってから、ヴィンス・ガラルディー(p)が、ピーナッツ関係のアルバムを
出していた。クリスマスなどにも、便乗して、ピーナッツのalbumが売られている。

今回、聴いていたのは、「Joe Cool Blues」という、ウイントン親子名義の
ピーナッツのアルバム。ウイントンは新伝承派というラベルから出てきたある意味逸材。
マルサリス家からは、JAZZミュージシャンが出ている。

父親もJAZZピアノを弾く音楽家。JAZZの伝統に基づいたスタンダードな演奏を
試みるプレーヤーの様だ。そのもとで薫陶を受けた子供たちの演奏。
曲によってはシュールだったり、エンタメしてたり、色々な側面を聴かせてくれる。
親と子は別々のメンバーで、親子共演はない。

Linus and Lucy by Wynton Marsalls' Septet
https://www.youtube.com/watch?v=fxMC2glEU8c


クールなアルバムだ。