昨夜寝る寸前までは何ともなかった。
寝ようと思ってトイレに行って布団に入った途端、あれ?喉が痛い。
いや、喉からみぞおちにかけて熱い。
それから一気に痛みは増して、まるで食道が火傷してるような強烈な痛みに。
え?何これ?痛い。
痛くてヤバイ。
旦那を呼んだら私が余りに痛がるので救急病院へ行く事に。
もう息をするのも喋るのもやっと。
とりあえず夜中でもやってる救急病院が1つしかないからそこに行ったんだけど、またお約束の田舎の病院きましたよこれ。
相当若い医師で最初から妊婦の私を見て落ち着かない様子。
それを見て私の不安も倍増。
Dr. 「えーと、胃カメラもレントゲンも出来ないので今出来る事は何もないんですよね」
私 「は?とりあえず明日かかりつけの産婦人科に行くので、今のこの激痛を何とかしてほしいんですが…」
Dr. 「いやー妊婦さんに出せる薬もねー(薬事典みたいな本をペラペラ見ながら)、限られてるしね…。」
旦那 「それは分かりますが、妊婦にも出せる薬もあるはずですよね?」
Dr. 「うーん…」
と、終始オロオロする若い医師。
その時隣にいた年配のナースが「牛乳とか飲んでもダメ?」と聞いてきた。
これには私も旦那もポカーン。
私 「え?牛乳とか関係あります?」
年配ナース「いや…。」
Dr.「症状はどんな感じですか?」この質問3回目
私「…ですから喉からみぞおちにかけて焼けるように暑いんです。前に逆流性食道炎になった時と同じ症状なのでそれかと思うんですが…」
Dr.「うーん、脈計ってみましょうか」
こんなアホみたいなやり取りをマジ3回くらいしてやっと薬を出してもらえる事に。
っていうか、この医者。
いや、そもそも本当に医師免許もってるのか?と思うほど頼りない。
何でこんな若い医師が夜間の当直なんかやってるんだろう。
もっと重篤な患者が来たらどうするんだろう。
こんな診察なら私でも出来るよ、ほんと。
っていうかこんなんなら救急病院の意味もないよね。
誰が来ても「ここでは何も出来ないので」って言ってればそれでお給料もらえるんだもんね。
田舎の医者って楽そう。
学校の保健室みたい。
とりあえずそこで気休め程度の薬をもらって2時頃帰宅。
気休め程度の薬を飲んで数時間寝て、翌日朝一で産婦人科受診。
胃腸炎と言われ3時間位点滴。
薬をもらって帰宅するがもらった薬はプリンペラン…って
プリンペランならうちに山ほどあるわ!
それなら最初から病院行かずにプリンペランのむわ!
プリンペランなんかで良くなるわけないやろ!
現に全然良くならないし。
もう具合悪くて精神的に落ちて何かもう妊娠事態が本当に嫌になってきちゃって完全に鬱状態に。
旦那も当直でいなかったため非常に気持ちが不安定になり都内で産婦人科医をしてる従妹に電話して話を聞いてもらった。
最初からこの従妹に相談していれば良かったんだが、彼女最近出産したばかりで私もおめでとうの連絡以外コンタクトを控えていた。
出産して1ヶ月経過していたためもう大丈夫かと思い相談に乗ってもらった。
私が所謂「田舎の医者」についてグチグチ言うのを苦笑しながらも決して悪く言う事なく聞いてくれた彼女。
妊婦でも飲める胃薬の名前を教えてもらい、「それでも出してもらえないなら市販のガスター10飲んでもいいよ」との事。
これで私の気持ちはかなり楽になり気持ちも前向きになれた。
彼女は私の母方の従妹で世間で言うところの「エリート」である。
そして彼女の旦那も医師でその家族も東大出のエリートばかりという、何だか目も眩みそうな経歴の人達。
小さな頃から一緒に育ったようなもんなのに、私はどこで道を間違えたんだろう(笑)
いや間違えたのではなく最初からただの凡人だっただけなんだろう。
彼女が今回産んだ息子と、私のお腹の子は所謂同級生になる訳だが全然出来が違うんだろうなぁ。
向こうはもうそろそろ英才教育でもするんだろう。
うちは…うん、健康で元気でいてくれれば良しとしよう(笑)
あるがままの我が子を受け入れるのだ。