紀伊国屋で偶然ミッケた、この本の装幀絵が気になり、本の中をのぞいてチェック。
この絵を書いたのは松本竣介。
知らない画家だったので色々ネット検索。
病気で聴力を失い36才で亡くなった画家。
第二次世界大戦の時、軍による芸術への干渉に抗議する文章を美術雑誌に発表した画家。
今年6月に神奈川県立近代美術館葉山で展覧会があったが、それが巡回していて現在、世田谷美術館で開催中。
来年一月再び葉山で
『美は甦る 検証・二枚の西周像—高橋由一から松本竣介まで』
という展覧会があるそーで、そんとき藤田嗣治も展示されるよーであります。
この装幀絵の線が好き。
この松本さんも線描画家なんじゃないかな。
ベン・シャーン、藤田嗣治、イヴ・タンギー、ソウル・バス
やっぱり線と色が好き。
基本、作家に惚れると言うより作品に惚れる。
なので、この作品は好きだけど、こっちは興味無いという事が多々ある。(誰でもそーかな)
写真家でも同じだけどね。
とりあえず松本竣介の画集を探して観てみましょ。