忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

岳物語

2007-08-22 17:27:35 | BOOK
久しぶりに「岳物語」が読みたくなって
ついつい買ってしまいました。

「山登りの好きな両親が山岳の岳から名付けた、
シーナ家の長男・岳少年。
坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、
ケンカはめっぽう強い。
自分の小遣いで道具を揃え、身もココロも
すっかり釣りに奪われてる元気な小学生。
旅から帰って出会う息子の成長に目をみはり、
悲喜こもごもの思いでそれをみつめる「おとう」・・・。
これはショーネンがまだチチを見棄てていない頃の
美しい親子の物語。」(@裏表紙)

椎名誠さんの私小説です。
このやんちゃな岳くんの成長ぶりが
軽妙な感じでかかれて
非常に楽しい本です。
もし自分に息子がいたらどんな感じになるだろう・・・と
想像させてくれるようなお話です。
ちなみにこの岳くん、自分の両親を「おとう」「おかあ」と呼ぶのですが、
その理由は岳くん曰く、
「さん」をつけるほど偉くないからだ、というのが
笑えました。

この本を読んだ後に、
授業をしにいかなきゃいけない夢を見てしまいました。
しかも、担当するクラスも科目もわからず、
あげくに校内で迷う(絳攸さまのよう・・・)という、
ヘンにリアルな夢だったので目覚めたとき、あぶら汗がでてました。(^_^;)

集英社文庫からでています。
集英社文庫といえば、太宰治の「人間失格」が売れているようで・・・。
実は私もこの本を買いにいったときに
いちばんに目につきました。
「デスノート」の作者の人が表紙を描いているのですが、
すごくインパクトがあって、
しかもぴったりだったのです。
残念ながら「人間失格」はすでにもっていたので
買わずじまいだったのですが、
ちょっと欲しい気がします。(笑)


話はそれますが、
「彩雲国物語」の最新刊のタイトルは
「白虹は天をめざす」のようです。
愚兄その4はどうなるのでしょうか。ドキドキ

現在BS2で第2シリーズの総集編があっているのですが、
そのせいで睡眠不足・・・。
(ビデオにセットしているんで別に見なくてもいいのですが
ついつい見てしまいます。)
でも今日は寝ます。
明日から幼稚園の夏期保育。
母親が起きれないとシャレになりません。(^_^;)
コメント
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