忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

この惑星の声を聴く

2024-05-22 13:45:28 | BOOK
今日は少しくもってますね。
お昼からお日さま出るみたいですが。

さてさて私は寝る前に本を読むのが日課となってます。
積み本もたくさんあります。(笑)
で、先週読み終えたので
次に何読もうかなー、なんて手を伸ばしたのが高砂淳二さんの写真集。
そういえば購入してからまだじっくりと読んでなかったなー、と本の表紙を見ました。

     

「この惑星(ほし)の声を聴く」でした。
ビックリしましたね。
これを手にしたのは月曜の夜。
そう、神社で「まわりの音に耳を傾けよ」なるメッセージをもらった日です。
なので心して読みました。

高砂さんの写真はもちろんのこと、
文章が素敵なんですよね。
とても心に響きます。
想いののった写真の数々、本当にすばらしいです。

写真集は3編に分かれています。
*海の声を聴く
*大地の声を聴く
*空の声を聴く
です。

「海の声を聴く

眺めるだけで心が安らぐ海
そのブルー
その透明感
その豊かさは
僕らを丸ごと抱いてくれる
柔らかなゆりかご」

海にはいろいろな色があるんだな、ということがよくわかります。
そしてこの海はいのちのゆりかご。
いろいろな生き物が海から誕生し育まれていきます。
ペンギンの写真もイルカの写真もすごく好きなのですが
とりわけ好きだったのが氷河の写真。
一瞬を切り取った静かな静かな一枚。
太陽の光が神々しく、氷河に映るプリズムがとってもきれい。
「これまで内包していた記憶があらわになるように、太古の氷河が溶けていく」という表現もすごく好き。


「大地の声を聴く

花を咲かせ
木々を育み
生き物を養う大地
生命を巡るドラマが
無限に繰り広げられ
みな大地に還っていく」

母なる大地の上にはたくさんの数の生命が満ちあふれています。
人間が頂点だと思うのはおごりでしかないですね。
人間だけの大地ではないのです。

『僕らの体にいい野菜や甘美な果物を、
大地は季節ごとに「さあどうぞ」と無償で差し出してくれ、
木々や石たちがいつも守ってくれていることに気付く。
 地球の生理作用で災害が起こってしまうこともある。
でも大地はいつも僕ら子どもを食べさせたがっているのだ。」

泣けてきますね。大地の愛。地球の愛。尊い。
私たちいのちあるものはみんな大地に生かされてる存在。仲間。
なので敵対するのでもなく、支配被支配するのでもなく、
肩寄せ合って共存していきたいですね。
写真を見てるだけ植物たちが動物たちが自然たちがささやきかけてくるのがわかります。
色鮮やかなハチドリの姿が印象的。
この世界にはいろんな色があります。
太陽の光が地球に届くといろいろな色に分かれるように
この世界にはそこかしこに鮮やかな色が広がっています。
分離の世界。地球。
いつか宇宙に還っていくころにはひとつになれるのかもしれませんね。

「頭上に広がる宇宙空間。
何億年も前に放たれた微かな光から、何万年か前に
放たれた天の川銀河の光までが、
悠久の時を超えて網膜でひとつになる。
目を瞑ると、僕の中に宇宙を閉じ込めたような、
不思議な感覚になる。」
この表現、すごく好きです。
夜空を見上げると無数の星。
その星々の光はそれぞれ放たれた時間が違う。
違う時間を経ているはずなのに見上げた先には同時に光が見えるんですよね。
自然の力強さ、不思議さを感じさせる大地の章でした。

「空の声を聴く

宇宙まで続く空は
僕らの気持ちを
果てしなく広げてくれる
空は僕らの心とひとつになって
雲や夕焼けの上に
心の在りようを映してくれる」

きれいな空の写真がたくさんです。
青い空。藍色の空。
静止状態の空。
動きを感じさせる空。

シラオネッタイチョウというまっしろな鳥の写真があるのですが
この姿がとっても美しくてかわいい。
尻尾がめちゃめちゃかわいい。

そしてエメラルドグリーン色のアジサシの写真。
アジサシは白い鳥なのですが
海の色が反射してグリーンになっているのです。

「白鳥はかなしからずや
空の青 海の青に染まず ただよふ」
という若山牧水の歌を思い出したのですが
このアジサシはそうではなくきれいに染まっています。
空、鳥、海がひとつになっているすばらしい一枚の写真に感動。

「昼間でも星が見えることを知ったのは、
ハワイのハレアカラ山の頂上だった。
このときも空気がとても澄んでいて、青空の向こうに
本当に宇宙が広がっていることを実感した。
ところどころに浮かぶ雲が、僕らの世界と宇宙とを。
かろうじて分けているのだと思った。」

「自然の中にはたくさんのメッセージが隠れているのよ。」

大事なことを教わったような気がします。
すばらしい写真の数々、ことばのひとつひとつ。
機会があったらぜひお手にとってみてください。
おすすめです。
表紙のバオバブの写真もすごく好きな一枚ですね。
私たちは地球を構成するひとつの大事な細胞です。
ぜひ周囲の音にも耳を傾けてみましょう。


では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪

     

     

紫陽花、だんだんと色づいていってますねー。

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人はかつて樹だった

2024-05-17 14:55:21 | BOOK
今日はいい天気になりましたね。
このお天気も今週までで
来週からは梅雨の走りになりそうとのことです。

さて先日長田弘さんの詩集を紹介したかと思うのですが
その記事を書いた当日の夜に待っていた本が届きました。

     

「人はかつて樹だった」という詩集です。
こちらはフェリシモの復刊リクエストにて無事に復刊となった本です。

長田さんの詩には欅がよく登場するのですがその欅は長田さんの家の近くにある、
一本の大きな欅の木だそうです。
毎日その木の下を通っているとのこと。

この欅がこの詩集の元になったかと思われます。

*ずっと以前から保護樹木として、
一本だけのこされている欅の木。
しかし、孤立しているように見えても、樹は、
あくまでも共に生きている存在だ。*(あとがき)

季節と、気候と、風景と、街と、時と共にこの欅の木によって
「共に在る」という感覚を覚えたそうです。

*ひとの日常の中心には、いまここに在ることの原初の記憶がひそんでいる。
たたずまう樹が思い出させるのは、その原初の記憶なので。
人はかつて樹だった。*

ひとも樹もいのちあるもの。
共に在る、共に自然を生きる存在。
けれども今日の人は「根のない木か、伐られた木か、
さもなければ流木のような存在でしかなくなっているのではないだろうか」、と提起しています。

この詩集は「思わぬがんの告知をうけた家人に付き添って、
傍らに、樹のように、ただここに在るほかない、
この冬からの日のかさなりのなかで編まれた。」と書かれてあります。
おそらく病に伏せる奥さまのそばで何もできない、
ただ在るほかない自分の姿を樹に重ねたのでしょう。

     

装丁も素敵でこちらのカバーは
ドイツの画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの
「孤独な木(朝陽のあたる村)」という絵だそうです。

絵は「孤独な木」となっていますが
孤独というよりは孤高といったほうがふさわしいかもしれませんね。

この詩集の樹で思い出したのが境内の欅。

     

とても存在感のある樹です。
ちなみに

     

きれいに撮ったつもりがなんか下の方しか写ってない画僧が撮れてた・・・。
・・・違う、そうじゃない・・・と思った一枚でした。

さてさて内容のほうですが
少しずつ丁寧に読んでいきたい詩がたくさんでした。

まずは「世界の最初の一日」という詩から。
世界の最初が描かれてる詩です。
水、空、日の光、風。
そして樹。
景色が浮かんでくるようです。
「人ひとりいない風景は、
息をのむようにうつくしい。」

自然への憧憬がつづられた「遠くからの声」、好きな詩です。
「昏てゆく霧の林は、
見えないものの宿る場所だ。
土のたましいを宿す土。
草のたましいを宿す草。
木々のたましいを宿す木々。
じぶんのたましいを探すんだ。
遠くから誰かの呼ばわる声がした。」
自分が自分である、
たましいの声に耳をかたむけたいものです。

時間が経つと変化していくものたち。
そしてその変化を通して学ぶこともたくさんあります。
「樹の伝記」にはそういったものも描かれています。
「老いるとは受け容れることである。
あたたかなものはあたたかいと言え。
空は青いと言え。」

そしてとても共感したのが「草が語ったこと」という詩です。
「ひとが一日と呼んでいるのは、
ただそれきりの時間である。
ただそれきりの一日を、
いつから、ひとは、慌ただしく
過ごすしかできなくなったのか?
タンポポが囁いた。ひとは、
何もしないでいることができない。
キンポウゲは嘆いた。ひとは、
何も壊さずにいることができない。
草は嘘をつかない。うつくしいとは、
ひとだけがそこにいない風景のことだ。
タビラコが呟いた。ひとは未だ、
この世界を讃える方法を知らない。」

ほかにもたくさん心に留まる詩があります。
書ききれません・・・。
「春のはじまる日」、沁みますね。
「いつの年も、春のはじまる日だ、
傍らに、幻の人がいると感じるのは。
わたしは一人なのではないと感じるのは。」

「地球という星の上で」はたくさんのものが羅列されてあります。
これらはおそらく幸福を与えてくれるもの。
幸福を気づかせてくれるもの。
それは何気ない暮らしの中にあるもの。
「住まうとは幸福な一日を追求することだと
<わたし>は思う。<あなた>は?」

「見晴らしのいい場所」は闘病中の八百屋のおじさんの詩。
「暮らしに必要なものは全部、土からもらった。」
「あとは、土にもらったものを、
土に、返すだけ。
天国はいちばん高い場所にあるんじゃない。」
地に足をつけて生きることのたいせつさ、感じました。

そしてラストは「私たちは一人ではない」です。
祭りの詩です。
祭りは魂とふれあう日。
「祭りの日、私は一人だが、一人ではない。」

一見孤独に見えても決して孤独ではない欅。
多くのものと共にある欅。
そんな欅の樹。
「人はかつて樹だった」んですよね。

とあいかわらず感想が長くなってしまいましたが。
すばらしい本なので折に触れて読んでいきたい一冊です。

では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪
私は明日あさって超過酷な仕事と向き合ってきます。
がんばれ、自分!
足腰、もつかな~・・・。

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奇跡ーミラクルー

2024-05-11 17:31:15 | BOOK
風、強っ!
そして暑い!
快適な5月、ください・・・。

昨日は比較的過ごしやすいのかな、と思っていたのですが
午後からだんだん風が強くなってきましたもんね。
昨日は天気もよかったので
次女に頼まれていたイルカのイルたんを洗いました。

     

干されてるイルたんの姿を見てなぜかクスクス笑う次女。
イルたんのお友だちのサメのサニくんも洗って、と頼まれてる(なぜ自分で洗わない?)のですが
干す場所がないので一人(一匹?)ずつです。
また天気がいい日に洗うことにします。
イルたんを干した後は病院へ。
昨日は別の病院から助っ人の整体師さんがこられてましたねー。
昨日もしっかりマッサージしてもらったのに
今日の仕事でまた腰がダメダメになってしまうという・・・。

     

仕事帰りに見つけたブラシノキ。
今年も咲きましたねー。
あざやか。そしてやっぱりブラシみたい。

・・・とあいかわらず前置きが長くなりましたが
画像は最近読んだ本です。
長田弘さんの詩集です。

長田弘さんの本といえばフェリシモの復刊リクエストでみごと復刊が決まったのですが
まだ手元にないのでほかのものを購入しちゃいました。
(今運ばれてる途中なのでもうすぐ手元に届くとは思うのですが。)

先週だったかな。
仕事に行く準備をしている間に
NHKの「あの人に会いたい」が流れていたのですが
長田弘さんの回でした。
仕事の準備していたので流し見だったのですが
ところどころ、気になるフレーズがでてきていたので
思わず詩集を買ってしまったしだいです。

サイトの説明にはこう記されてあります。
*平成27年5月に亡くなった、詩人の長田弘さん。樹や森・うつろう季節など、
日常の何気ない風景から人間の心を解き明かした詩やエッセーを著し、第一線で活躍を続けた。

長田さんは昭和14年福島市生まれ。戦時中は山村に疎開し、森や木々に親しみを感じて育つ。
早稲田大学在学中、安保闘争で社会が大きく揺れる中で詩を書き始め、
昭和40年、詩集「われら新鮮な旅人」でデビュー。世界各地を旅して見聞を広め、
人間の根源的な生き方について思索を深める。
平成23年、東日本大震災がふるさとを襲い、自身も大病を経験した後、詩集「奇跡」を出版。
平和な日常と感じる力の大切さを言葉にし続けた。*

奥さまを亡くされてかなり悲しみにさいなまれたようですが
ひとつの大切なことに気づかれたようです。
それが
「見えないものは感じればいい」
「見えないけれど在る」
ということです。

そう、目に見えるものだけがすべてではないんですよね。
目には見えないけれど在るのです。
このことばを聞いて浮かんできたのが
鬼太郎の歌だという・・・。(遠い目)
6期の鬼太郎のエンディング、氷川きよしさんの歌が流れてきてしかたない。

「こんなにおるよ おばけたち
見えんけれどもおるんだよ
見えんけれどもおるんだよ
君の近くに」

私の感性って・・・。

んで内容に戻りますが、詩集は「奇跡ーミラクルー」というタイトルです。
あとがきで長田さんはこう書いています。

*「奇跡」というのは、めったにない稀有な出来事というのとはちがうと思う。
それは、存在していないものでさえじつはすべて存在しているのだという感じ方をうながすような、
心の働きの端緒、いとぐちとなるもののことだと、わたしには思える。*

奇跡というのは見えない世界とつながるきっかけとなるような心のことだと長田さんは書かれています。

*日々にごくありふれた、むしろささやかな光景のなかに、
わたし(たち)にとっての、取り換えようのない人生の本質はひそんでいる。
それが、物言わぬものらの声が、
わたしにおしえてくれた「奇跡」の定義だ。*

この詩集の中でひときわ私の胸を打ったのが
「小さな神」という表現。
これはいわゆる八百万の神と同じようなものでしょうね。
目に見えない存在。
けれどもたしかに在る、というもの。
「金色の二枚の落ち葉」に描かれています。
「ときどきハイネのことばを思いだす」にも小さな神々という表現があります。

そして小さきものへの慈しみがそこかしこにあふれています。
冒頭の「幼き子は微笑む」、
さらに「猫のボブ」を読むと
小さきものへの敬虔な思いがうかがえます。

*たとえば、小さな微笑みは「奇跡」である。
小さな微笑みが失われれば、世界はあたたかみを失うからだ。
世界というものは、おそらくそのような仕方で、
いつのときも一人一人にとって存在してきたし、存在しているし、
存在してゆくだろうということを考える。*(あとがきより)

冒頭の「幼き子は微笑む」を受けて
ラストを「奇跡ーミラクルー」という、
この詩集のタイトルにもなっている詩が飾っています。

そこかしこに詩人らしいことばが連なっていて
目を通すだけでもワクワクします。

「花の名には秘密がある。
花の名は花の名を教えてくれた人を
けっして忘れさせないのだ。」(「花の名を教えてくれた人」)

「得たものではなく、
失ったものの総量が、
人の人生とよばれるもののたぶん全部なのではないだろうか。」(空色の街を歩く)

「春宵、人の一生は行路ではないと、
長い帰路だったと、ふかく感じる。」(良寛さんと桃の花と夜の粥)

ことばって不思議ですね。
ことばがすべてではないけれど
しっくりくることばに出会うと喜びに満ちます。

外国を訪れた際の詩や東日本大震災の悲しみに打ちひしがれてる詩もあります。
機会がありましたらぜひご一読ください。
長田弘さんの本って装丁もとっても素敵なんですよね。

「ただにここに在るだけで、
じぶんのすべてを、
損なうことなく、
誇ることなく、みずから
みごとに生きられるということの、
なんという、花の木たちの奇跡。
きみはまず風景を慈しめよ。
すべては、それからだ。」(奇跡ーミラクルー)

見えない世界に想いをはせてみましょう。
小さな神さまも奇跡もそこに隠されているから。


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夢を目標に変える

2024-04-29 12:52:47 | BOOK
風、強っ!
なんか曇ってますね。
朝はいい天気だったのに。

昨日も荷物は6台であいかわらずの日曜の仕事だったのですが
若干お客さんが少なめだったため、
ひさしぶりに時間内に品出しを終えることができました。
よかったー。
ただかなりカラダは疲れましたが。
そうそう。
大きな台車を片付けるときに
いつもたたんでから移動させていたのですが
たまたまそういう関係(?)のお客さんがいらして
「いつも仕事でこういう台車を扱ってるものですがーーー」と。
ん?
あ、そういえば服も私服だし髪型も変わってるからわかんなかったけど
ドライバーさん(最近は見かけなかったけど以前、社名の入った制服?作業着?で来店してた常連さん)だ、と思い出しました。
「台車はたたんで移動するとタイヤが浮いちゃうんで
たたまずそのまま移動させるといいですよー。」とアドバイスをいただきました。
知らなかった!これからはたたまずに移動させまーす。感謝!

あ、話がそれた。

先日本棚を物色(片づけじゃなく?)していたら
ちょっと懐かしい本を見つけてついつい読みふけっちゃいました。
↑だからかたづけ進まない
上大岡トメさんの「スッキリ!」という本です。
エッセイになるのかな。
マンガつきの。

で、その中でささったものがこちら。

     

「夢を目標に変える。」というもの。
なるほど!とめちゃめちゃ納得しました。
たしかに「いつか行こうね」という「いつか」って結局永遠に来ないんですよ。
でもきちんと日にちを決めると実現する。
・・・ということは夢を実現させるには
日にちを決める、というのがいちばんなんですね。
大きな夢は細かく区切って目標にし、
小さい夢をどんどん積み重ねていく、
これが大事なんですねー。
めちゃめちゃ納得して胸に響いたので記事にしてみました。

旅行に行きたい、と妄想膨らませたり、口先で言ったりするだけではなく
きちんと何月何日に、と日にちを決めることが
実現の第一歩。
実現させるためには日にちを決める、ですね。


さて土曜の通勤時、ナンジャモンジャノキが満開になっていました。

     

     

とってもきれいです。
雪が積もっているようで。
花の散るときは雪が降っているかのよう。


さて今週もはじまりました。
世間はGWですが
本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪
風、強いので飛ばされないように。
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クリスマスプレゼント

2023-12-26 13:48:08 | BOOK
今日も冷えますね。
でも冬にしてはあったかい。
やっぱり暖冬なのかな。

さて今年もクリスマスプレゼント。
あいかわらず自作自演ですが。(遠い目)

では今年のプレゼントを披露。

     

・・・この人は・・・。

ついね。
ついつい。
気づけば。

最初はね。
なんではやってるかわからなかったんですよ。
そんなにかわいいわけでもない。(失礼)

ただ次女がモモンガを好きで
いろんなグッズを見てました。
それくらいです。

が、あるとき動画を目にしたんですね。
すると・・・。
「か・・・かわいい・・・」
なんかちまちました子たちががんばってる姿を見て
ほろりとなってしまったのです。
ついつい検索して動画も見続け、
旧ツイッターまで見て原作も堪能。
ワールドにハマってしまったしだいです。

うまくことばにできないちいかわが自分の姿に重なり、
いっしょうけんめい励ましてくれるハチワレが私の幼なじみに重なって
なんか感情移入しちゃいました。
ちなみに自由すぎるうさぎも他人とは思えない・・・。(笑)
うさぎ、ゼッタイにB型だろうなー。

読んでいると自然と顔がゆるんできちゃいます。
でてくる食べ物がとってもおいしそう(飯テロ、ハンパない)だし、
何気ない日常をいっしょうけんめい生きてる姿がかわいらしいし
登場人物(?)もキャラがいいんですよねー。
草むしりして討伐してシール貼りして
報酬もらって貯めてお気に入りのものを買う。
勇気をだしてラーメン屋さんでラーメンを食べる。
資格をとるためにいっしょうけんめい勉強する。
けなげなんです~。(涙)
そして胸がしめつけられる場面も。
ふだん明るくて元気でポジティブなハチワレちゃんが泣いてるシーンはもう・・・。(涙)

スカイツリータウンに行ったとき
自分の分も買っておけばよかったなー。
あのときはまったく気にしてなかったちいかわ。
今やすっかりトリコです。
ついつい応援したくなっちゃうんですよねー。

ということで今年のプレゼントはちいかわ全巻でした。
ちなみにすべて特装版。
最新刊の御朱印帳、おすすめです♪
かわいい・・・。


では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪

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トビウオが飛ぶとき

2023-08-08 13:55:59 | BOOK
台風~!!
7号まで発生しちゃいましたね。
とにかく甚大な被害がでませんように・・・。

さて「トビウオが飛ぶとき」でピンとこられた方、
朝ドラファンですね。(笑)
以前に購入してた本、昨日一気に読んじゃいました。
本当はゆっくりひとつひとつ味わって・・・と思っていたのですが
ついついひきこまれて全部読んじゃいました。

「舞いあがれ!」のアンソロジーです。
脚本家の桑原亮子さんが手がけた詩歌集です。
「舞いあがれ!」の登場人物、
貴司くん、秋月さん、リューさん、八木のおっちゃんの詠んだ詩歌です。
これがもうすばらしくてすばらしくて。
読みながらそのキャラクターが浮かんでくるのです。
詩歌にちゃんと個性があるのです。
すごいなー。
全部桑原さんが作っているのにそれぞれの登場人物が歌ってるかのよう。

貴司くんは素直で純粋で繊細。そしてどこか影のある歌になってます。
しかもだんだんと成長していってるというのがすごい。
すごく貴司くんらしいな、と思われる歌がこちら。

*アパートの部屋番号まで書かれてる絵馬
夕風に回りはじめた

人のことをよく見ている貴司くんならではの観察眼。
やさしくて人の気持ちに人一倍敏感な貴司くんらしい歌だな、って思いました。

そして秋月さん。
情熱的でどことなく官能的。そして技巧が凝らされた数々の歌。
人を愛したいけれどいざとなったら踵を返す、そんな秋月さんの姿が浮かびます。

*雪の夜に読みて冷たき両の手を首に当つ命で暖を取りたり

子どもたちの歌、これも桑原さんが作ったんですかねー?
すごく子どもらしくて視点がかわいらしい。
しかも学年でテイストが違うのがすごい。
低学年はやっぱり低学年っぽい感じで
高学年は高学年らしく少し成長してる姿がうかがえます。

そしてリューさん。
リューさんの本名(?)、北條龍之介だからリューさんなんですね。
ひと昔前の青年、って感じの歌です。
フォークソングとかヒッピーとかそんな文学的なアウトローな感じがうかがえます。
「神田川」の歌とか似合いそうですねー。
お酒、タバコ、文学、そういったものに心ひかれてたんだろうな、って思っちゃいます。
在りし日の青春が綴られてました。

*終電ののちの線路に沿って行く君の衛星として

そして八木のおっちゃんの詩。
これがですね。
もう秀逸で秀逸で。
八木のおっちゃん、姿が浮かんできます。
視点がやっぱり八木のおっちゃんなんですよー。
ふつうの人とは違うところに目をつけます。

*花といふ束縛のかたち解かれきて
風吹けば立ち上がる花片よ

この視点はすごいですね。
花は花びらが集まって調和しているものと思っていたのですが
八木のおっちゃんの目には「束縛」と映るんですね。
風が吹くと自分自身を主張するかのようにすっくと立ちあがる花びら。

そして「白い蝶」という詩。

     

私はこれがいちばん好きでした。
そして泣きました。
美しさ。儚さ。力強さ。やさしさ。いのち。孤高。支え。
いろんなものがこのひとつの詩に込められていて・・・。
胸がいっぱいになりました。

「舞いあがれ!」の世界を思い出し、またドラマを見たくなりました。
ドラマ関係なく、ふつうにすばらしい詩歌集として楽しめる一冊です。
おすすめです。
詩を読んで泣いたのはひさびさですね。
金子光晴さんの「おばあちゃん」、
河井酔茗さんの「ゆづり葉」以来です。

すばらしいアンソロジーでした。

では暑いので今日も無理せず
熱中症に気をつけて過ごしましょう。
よい一日を♪


さて今日の朝ドラ。
もう今日は郵便屋さんですね。
全部彼がもっていきました。
いやぁ、あの衝撃と言ったら。
そして千歳ちゃん誕生。
素敵な名前をつけてもらいましたね。
ザルに入ってる姿がめちゃめちゃかわいい。
あの当時って赤ちゃんをザルに入れてたの・・・?
ラストの万太郎&竹雄の湯上がりツーショットが素敵でした。
マンガの一コマのようで。



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小さな星の本

2023-03-27 12:14:36 | BOOK
ひさびさにお日さまの姿ですね。
ただちょっと寒い・・・。

子どものころ、家になぜか分厚い百科事典がありました。
全部で10巻?12巻くらいありました。
ムズカシイのでなかなか全部読むことはできなかったのですが
お気に入りの巻がありました。
それは第6巻。
6巻だけは繰り返し繰り返し見ていました。
読むのではなく、見てましたね。
6巻には何が描かれていたのかというと「星座」でした。
春の星座、夏の星座などなど季節の星座や星の名前、
いろいろと描かれてありました。
大好きで大好きでその巻はボロボロになってましたね。
あと、動植物の載っている巻も大好きで
よく見てました。
あれは何巻だったっけかなー。
母に尋ねてもわからなかった植物たちは百科事典で調べてましたね。
懐かしい。

その懐かしい子ども時代を思い出させるような本に巡り合いました。
先月だったっけかな。
あの地球のチョコを買った日、
本屋さんで見かけた本です。
買おうか買うまいか迷って結局チョコのほうを買っちゃったんですが。(笑)
一か月以上経っても忘れられなかったので
先日とうとう買っちゃいました。
それがこちらの本。

     

「小さな星の本」です。
サイズ的には文庫本よりひとまわり大きいくらいでちっちゃめ。
でも分厚いです。しっかりハードカバー。
帯も素敵でホログラムっぽくって
キラキラ光ってるんですよ。画像、わかるかな?

星座のおはなし、、惑星、絶景写真、文学、芸術、と
星にまつわる内容が盛りだくさん。
ちなみに文学の中に「よだかの星」があって
つい読んでしまったのですが
やっぱり悲しい悲しいおはなしでした・・・。
どれもとっても素敵な内容だったのですが
とりわけ星のことばや芸術が素敵でしたね。
あっという間に読めちゃうので
今度は小さな星の本ではなく、
「大きな星の本」を出版してほしいです。
もっともっと大きくて分厚くていいので。
「さらに大きな星の本」まで出してほしいなー。
それこそ百科事典なみの。
とっても素敵な本、おススメです。

     

道に咲いていた鈴蘭水仙。かわいい♪

     

満開のさくら。

     

本日の忘れな草。


では今週もはじまりました。
今週は雨、だいじょうぶそうかな?
本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪

朝ドラ、いよいよ今週でおしまいですね。
さびしい。
朝陽くん、復活ですね。
そして八木のおっちゃんの物語、深すぎる・・・。
すべての人の物語が
さりげなくつながっていくのでしょうね。
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生々流転

2023-01-09 13:21:33 | BOOK
今日もいいお天気になりましたね。
今週はあったかいそうです。

いつも通り週課のお参りから始まる月曜です。
あいかわらずハトになつかれてるようで
すでに参道で待ち構えられてます。

     

で、近づいてきます。

     

そんなほのぼのした(?)週の始まりです。
今週もがんばりましょう!

さてさて本題。
先日おすすめ本を紹介したときに
ちらっと触れたかと思いますが、
高砂淳二さんのインタビュー記事が載っていたので貼っておきますね。
このときのインタビューを見て本を購入したのです。

美しい写真で自然に共感してもらいたい 写真家 高砂淳二さん | NHK | WEB特集

【NHK】自然写真の世界最高峰の賞のひとつを受賞した写真家の高砂淳二さん。世界100か国以上を巡り、37年にわたって写真家として歩…

NHKニュース

 


自然に対する畏敬の念と謙虚な姿勢がとても好きです。
その後、また写真集を購入しました。(ポイントで)
それがこちら。

     

「PLANET of WATER」です。
70枚の写真が散りばめられています。
どれもこれも素敵な写真ばかり。
生命の息吹、力強さ、繊細さを感じます。
1枚目のは地球?え?宇宙から撮影したの!?って思われるような写真。
巻末に写真の解説が書かれてあるので
その写真が宇宙から撮影したものではないというのがわかりますが
とっても素敵な写真です。
インタビューのときにいろんな写真が映し出されていたのですが
見たい、と思っていた写真もこの写真集に載っていたのでとってもうれしかったです。
ケロちゃんの写真、好き~。
動物たちの写真も載ってるんですよー。

     

裏表紙の帯の右っかわのアザラシの赤ちゃんの表情なんて
めちゃめちゃかわいい!
ぎゅっと抱きしめたいです。

地球はいろんないのちがのっかっている大きな宇宙船なんだなぁってしみじみ思います。
水の惑星。

「地球の表面の2/3は水で覆われている。
水は、雲、雨、雪、滝、氷、海水・・・と形を変えながら、
地球の上をぐるぐる循環している。」

写真集の中の数少ない文章です。
この文章を読んで思い出したのが
横山大観の「生々流転」の絵です。←実物は見たことないですが

せいせい-るてん【生生流転】
すべての物は絶えず生まれては変化し、移り変わっていくこと。
▽「生生」は物が次々と生まれ育つこと。
「流転」は物事が止まることなく移り変わっていく意。
「生生」は「しょうじょう」とも読む。(@三省堂 四字熟語辞典)

「生々流転」というと「諸行無常」も思い浮かべるのですが
若干違いがあるようです。
生々流転は仏教の死生観を表していて
ひとつのものがいのちを終え、
その後かたちをかえて別のものになる、というようなニュアンス。
つまり「生まれ変わり」の思想が根底にあるのです。
に対して「諸行無常」は現在あるものは同じかたちをとどめない、という意味で
「生まれ変わり」のニュアンスはないのですね。

自然はいろいろなことを教えてくれます。
写真集を見ながらいろいろな想いをはせるのもいいかもしれませんね。
心に栄養を与えてくれる珠玉の写真の数々です。
機会があればぜひご覧ください。
おすすめです。

「水は生命をつなぎ、
かくも美しき星をつくった」

・・・という文章を書いていたら
「フローズンプラネット」なる番組が始まりました。
ちょっと見てみようかなー。


では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪


今日の朝ドラも涙・涙です。
靴・・・。
ばんばのやさしさ。
きっとこれからは貴司くんが支えてくれることでしょう。
続きが気になる。
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満月と漢方薬とおすすめ本

2022-12-09 14:41:29 | BOOK
昨日はとってもきれいな満月といっしょに帰りました。

     

ブレブレの写真ですが。
ネイティブアメリカンの12月の満月はコールドムーン。
冴え冴えとした満月。

そういえばナスカの地上絵、あらたに168点見つかったとか。
個人的にはねこっぽい感じの絵がツボでした。
どことなくバイキンマンにも似てる・・・。(笑)

一度はナスカの地上絵、見てみたいなぁ。
あちこち旅行してみたいです。
できれば世界中。
でもそんなことは現実的にムリなので
かわりに本を読んで妄想だけ膨らませます。

・・・ということでおすすめ本の紹介です。

     

高砂淳二さんの「光と虹と神話」という本です。
写真家の方なのですが、先月NHKの「おはよう日本」のインタビューに登場されてました。
とってもすばらしい写真の数々。
そのときのインタビュー記事は載ってなかったので
代わりに似たような記事を。

自然写真界の最優秀賞!石巻出身 高砂淳二さん 岩野アナが聞く

自然写真界の最優秀賞!石巻出身 高砂淳二さん 岩野アナが聞く

今年、「自然写真界の世界最高峰」とされる写真賞 「Wildlife Photographer of the Year」の自然芸術部門で、 石巻市出身の自然写真家・高砂淳二さん(60)が最優秀賞を受賞...

 


写真、とっても素敵でした。
風景はもちろんのこと、動物たちもとってもかわいらしくって
生き生きとしていました。
夜の虹も幻想的。
そして何よりも高砂さんの自然に対する向き合い方というか、
自然に対する想いというものに深く心を動かされました。
自然に対してとても謙虚な姿勢。

・・・ということで写真だけのものでなく、
文章も載っている本を読みたかったのです。
で、写真も文章も載っているこの「光と虹と神話」を選びました。
選ばれし34か所の写真が載っています。
写真だけでなく、その背景にある何かを感じ取る楽しみもあります。
世界中を旅してる気分になります。
青や藍色といった感じの色合いの写真が多かったですね。
水の色。
地球の色ですね。

百聞は一見に如かず、ぜひお手に取ってご覧になってください。
地球って本当に美しいです。


さてさて本日はリハビリの日。
昨日も仕事、がんばりすぎて(←なんとか品出し終わった)
やっぱり足腰が痛いです。
ボロボロの状態で帰宅の途について
痛む足腰をあったかいお風呂で癒やしました。
あっためると少し症状は治まるようです。
でもやっぱりなんとか改善したいんですよね。

ということでちょっと漢方の力を借りてみようかと
チェックしてみました。

するとこんなふうにでてきました。

     

     

あっ・・・。
当たりすぎてぐうの音も出ない・・・。

やっぱり気・血・水、すべてがちゃんと流れてなくて停滞状態。
冷えは痛みの大敵だそうで。
冷え性ではないと思っていた(というか熱望してた)私ですが
やっぱり末端はけっこう冷えちゃうんですよね。
そして血行不良。
「甘いもの、油っぽいものは血液の質を悪化させ血流も滞ります」
い・・・痛い・・・。
耳が痛すぎる。
チョコなんてゼッタイにダメなやつやん。(涙)←でもやめない

とりあえず今日は診察日だったのでお医者さんに
漢方使っていいか尋ねたところ、
「かまいませんよ~」とのことだったのでお試し用に漢方薬、買ってみました。

     

漢方って長く続けないといけないので
とりあえず合うかどうか約一週間分のもので試してみます。
(試すには高いけどね)
漢方と相性がよさそうだったら
ちょっと本格的にやってみようかと思います。
とにかく根本的に解決したい!
ということは体質改善がいちばんなのでは・・・?と思ったしだいです。

やっぱり冷えってダメなんですよねぇ。
心当たりがありすぎて反省。

では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪

なんか眠たくなってきた・・・。
でも明日は早朝なのでお昼寝は厳禁!
そしてさきほど店長から電話がかかってきて
あさっても早朝頼みます、とのこと・・・。
また・・・?
ロングすぎるほどロング。
だいじょうぶ?
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ももとへいわとせんそう

2022-08-26 13:50:29 | BOOK
今日は蒸し暑いですね。
雨、降るかなと思ったのですが
降らなくて(今のところ)よかったです。

さて以前急に食べたくなって衝動買いした桃。
アルミホイルで包んで冷蔵庫に入れて保存しておくといい、
という話をきいていたので
さっそくチャレンジ。

     

2週間後。(正確には15日後)
桃って足が早いイメージがあるから
ドキドキしながら包みを開けたのですがすごい!傷んでない!
中はどうかな・・・?

     

きれい~!
味もしっかりおいしい!変わりない!

すぐに食べなきゃいけない、っていうイメージのあった桃ですが
保存方法によってこんなに長持ちするんですねー。
食べきれなかった桃はぜひアルミホイルに包んで冷蔵庫で保存してみてください。


さて昨日の「あさイチ」(オープニングがカオスで笑いました~)で紹介されていた。
たにかわしゅんたろうさんとNoritakeさんの「へいわとせんそう」、
すごく心に響いたので購入しました。
全部ひらがなでシンプルでとってもわかりやすい絵本です。
だからこそ奥行きの広がる本になってます。
すごくすごく考えられてる本だな、と感嘆です。

谷川俊太郎さんがあらかじめ文(というか単語)を羅列していて、
それに合ったイラストをNoritakeさんが描いていくスタイルだったようです。
これが本当に考えされられる内容で。
シンプルなだけに。
ひとりひとりが自然と平和と戦争について向き合うようになることばとイラストです。
子どもたちはダイレクトに純粋に感じるのでしょうね。
すべてひらがなです。
平和と戦争で何が違うのか?
平和と戦争で何が変わらないのか?
その問いかけに対する答えをぜひ見つけてください。

     

     

     

本の紹介はこちら。

谷川俊太郎さんとNoritakeさん絵本「へいわとせんそう」 平和と戦争、何が違う?|好書好日

谷川俊太郎さんとNoritakeさん絵本「へいわとせんそう」 平和と戦争、何が違う?|好書好日

戦争と平和とでは何が変わるのか。敵と味方の違いは――。詩人・谷川俊太郎さん(87)が人気イラストレーターと手がけた絵本が発売された。「戦争の手触り」を知る谷川さん...

好書好日

 


「せんそうとへいわ」でなく「へいわとせんそう」ということばになっているのも感慨深いです。
たいせつなのは「へいわ」。
戦争が起きてわかる平和のありがたさ。
争いごとは国だけではなく、
自分の心の中でもいつでも起きているもの。
ぜひ本を手にしてみて
ほんとうに大切な何かをぜひ見つけてください。


では暑いけれど本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪
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おすすめ本

2022-07-27 13:23:28 | BOOK
暑いですね。
溶けそうです・・・。
早く夏終わってほしい。
そして風、強っ!

あまりにも暑いので
涼し気なものが恋しくなります。

     

すいか~♪
ひさびさに食べました。
そんなに量いらなくって
ちょっとだけ食べたかったんです。
今は便利ですね。
カットスイカが売られてました。
おいしかったー。
夏はニガテだけど
夏の風情は好きです。
夏というよりも暑さがただただニガテなんですよね。

トップ画像は本日の神社の参道。
今日はキジバトちゃんが見送ってくれました。
そしてちょうちょはふつうのアゲハチョウでした。
あいかわらずすばやいので撮影できませんが。
トンボもいましたね。


・・・ということでおすすめ本の紹介です。

     

こちらです。
最近ハマってる悟東あすかさんの本です。
仏さま入門にうってつけの本。
マンガverのよりももっとわかりやすいです。
今回は21尊のご紹介です。
そして何よりも仏さまのメッセージがささる、ささる。
本当に心にしみて
涙がでそうなくらいです。
特に感銘を受けたことばを紹介しますね。

     

孔雀明王さま。
孔雀明王さまは毒を受け入れてくれる明王さまです。

「毒を吐かない人なんていないよ。
それは溜めてはいけないものだから。」

いやなことがあるとついついグチったり、毒を吐いたりしますが
やはりそのあとには後悔がつきもの。
自己嫌悪に陥ってしまいます。
でも明王さまにこういう風に言ってもらえると
気持ちがラクになりますよね。

孔雀はコブラなどの毒蛇を食べるそうです。(知らなかった)
いやなこと、苦しいことがあったら
孔雀明王さまの孔雀にそれらを食べてもらいましょう。
孔雀明王さまは毒を取り除いてくれる仏さまです。

そしてお次はお不動さま。

     

「助けを乞うのは弱さじゃなく
誰かを、何かを、
信じられる強さやろ?」

これは目からウロコでしたね。
すごく心に刺さりました。
誰かに頼ったり助けてもらったりということに関しては、
相手に悪いとか弱さを見せるのはちょっと・・・とか
思いがちです。
けれども相手に頼ること、助けてもらうことは
「相手を信じてますよ」っていうことなんですよね。

・・・ということで
これからも誰かに頼りまくりの私になりそうです。(笑)
もちろん何か困ったことがあれば
私にぜひ相談してくださいね。
全然頼りにならないかと思います(特に金銭面はゼッタイにムリ)が
話を聞くことくらいはできるので。

お不動さま、顔はコワモテですが
実はとっても熱くてやさしい仏さまです。

そして大日如来さま。

     

「私は
すべてのいのちの中にいます。
すべてのいのちを
抱きしめています。」

これはもう涙・涙ですね。
ありがたくて。
大日如来さまはすべてのいのちの根源。宇宙の根源。
どのいのちにも大日如来さまが宿っていると思うと
ちっちゃな虫でさえ、ないがしろにはできませんね。


神さまも仏さまも大好きです。(節操がない?)
人としての生き方を教えてくれるから。

仏さま、それぞれのキャラクターがわかりやすく描かれているので
興味あるかた、ぜひお手にとってみてください。
何よりもことばひとつひとつが
ありがたく、心にしみるのです。
あ、タイトルは「教えて!仏さま」です。
本はほしいときに購入しないとすぐに絶版になっちゃうので
読みたいときが買い時です。


ということで本日もめちゃめちゃ暑くて風も強いですが
負けずにがんばりましょうね。
いや、今日はがんばらなくてもいいかも。
倒れないように気をつけましょうね。
ではよい一日を♪
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地球の歩き方?

2022-06-20 12:37:41 | BOOK
金曜の話はどうなった?って感じですが。

さて先日本を買いました。
「地球の歩き方」です。
買うつもりはなかったのですが
レビュー見てたら
気付けばぽちっとやってました・・・。

来月に控えた妹の誕生日プレゼント、何にしようかな~なんて
Amazonを徘徊していたら
「地球の歩き方」が学研の某有名雑誌とコラボしていたものがありました。

そのタイトル、「地球の歩き方」2022~∞verです。
「異世界の歩き方」です。

     

・・・この人は・・・。
妹にプレゼントするつもりが
自分用に買っちゃいましたよ。
貯めに貯めたAmazonポイントで買った本がまさかの「ムー」とは・・・。

いや、とにかくレビューが秀逸だったんですっ!

     

思わず、私もぽちってしまいました。
おそらく私も酔っていたのでしょう。←梅酒愛飲中

想像以上に分厚かったです。
400p以上もありました。
電話帳くらいの厚さ。←今電話帳ってあるのかな???
これだけ分厚いのでまだ完読はしてません。
ちょこちょこ楽しもうと思います。

     

この表紙だとしっくりきますね。(笑)

     

内容もしっかり「地球の歩き方」です。

     

と見せかけてやっぱりムーテイストもそこかしこに。
いやぁ、楽しい♪
私はムー民じゃなく妹がムー民だったんですけどね。

私のポイントの使い道、これで正しかったんですかね?

母がもう何年もずっと地図帳をほしがっていて
娘たちが卒業するたびにお古の地図帳をねだっていたのですが
いつの間にかなくなっていたので
新しいのをプレゼントしました。
たいそう喜ばれました。
もっと早めにプレゼントしてやればよかった。

本、毎晩読んでいて
感想も書こうと思っていたのですが
いかんせん、書く時間がなくって、
しかも次から次に読んでいくもんだから
感想書く前に忘れちゃうという・・・。

とりあえず「異世界の歩き方」、最高でした。
気になった方は迷わずぽちってください。(笑)
安くはないですが
とっても価値はあるかと思います。(※ただし一部の人に限る)
さぁ、私といっしょに
冒険の世界へ旅立ちましょう!←戻ってこれないかもね
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おすすめ本 その3

2022-04-20 10:57:24 | BOOK
今日は穀雨。
でも冷たい雨です。
肌寒いですね~。

おすすめ本です。

     

こちら。(笑)
仏像関係の本です。
悟東あすかさんの仏像紹介マンガです。
以前紹介したあすかさんの本に出てきた仏さま方が
イラストでわかりやすく紹介されてあるのです。

仏像・・・というか仏さまにはいろいろな種類があるということは
わかりやすく「仏像のひみつ」(著*山本勉先生)に書かれてあったので
知っていました。
「仏像のひみつ」、かなりおもしろいのでこちらもぜひ読んでみてください。
ずいぶん昔に記事にしているとは思います。
小中学生むけの展示会の説明をさらにわかりやすく本にまとめたものなのです。
仏像入門に最適!

仏さま、いろいろと個性があるのですが
それがあすかさんの本ではわかりやすくイラストにまとめられてあります。
本当にキャラクターなんですよね~。

で、悩みや願望によってどの仏さまに何をどのように祈願したらいいのか、というのが
わかりやすく書かれてあります。

たとえば誰でも知っているお釈迦さまの場合、

     

こんな感じです。
こんな風に約30尊の紹介がされてます。
マンガになってるので
すんなり頭に入ってきてイメージしやすいです。

仏さまも神さまも大好きです。←日本人ですね~
最近はどうも仏さまにご縁があるようです。
あくまでイメージなのですが
神さまは水とか風とかできれいに浄化してくれる感じ。
仏さまは火でねこそぎ悪いものをあぶりだして
吐き出させてくれる感じ。
もしくは泥の中からひきずりだして助けてくれる感じ。
そんなイメージですねー、私の中で。

午後から雨はやむのかな。
では寒いけれど本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪
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おすすめ本 その2

2022-04-06 19:12:43 | BOOK
さてさておすすめ本の紹介です。
でもそのまえに
本日の散歩中のお花を。
めちゃめちゃきれいだったんで
ついついまた撮りすぎちゃいました。←容量心配

     

とりあえず花びらのじゅうたん。
川面の花びらもきれい。

では青空に映えるしだれ桜をごらんください。(笑)

     

     

     

     

     

     

     

きれい・・・。
ただただきれい。
これ、スマホのフォルダで見るとまたきれいなんですよねー。

     

なかなかいい感じ♪

・・・ということで本題にいきます。
おすすめ本、その2です。

     

こちらです。
前回の悟東あすかさんの本がとってもおもしろかったので
別の本も購入しちゃいました。
「神さま仏さまが教えてくれた
迷いをすっきり消す方法」です。

たとえ今、どんなに苦しく
悩んでいたとしても大丈夫です


とっても心強い悟東あすかさんのおことばです。

ちなみに私は基本的にそんなにくよくよと悩まないタイプ
(といいつつ現実問題、はたから見たら世間的にはいろいろとかなり厳しい状況におかれてるとは思う)なので
そんなに必要ないかなぁなんて思っていました。←流れに身を任せるタイプなもんで
けれども読んでいくと
本当に心にしみるお話ばかりなのです。
じんわりと心があたたまります。
この本を読むと安らぎが訪れます。
苦しくて苦しくてしかたない人も
そうではない人もぜひ一読することをおすすめします。
この本は
「人としての生き方」の本なのです。

あすかさんの体験談や相談者さんのお話なども織り交ぜながら
わかりやすく説明をしてくれます。
とっても心がラクになりますよ。

前提としてご神仏が必ず見守ってくださっている、というのがあります。
信じる人もそうでない人も
とりあえずは見えない何かが守ってくれている、
ということを頭の片隅においておくといいかもしれません。
どんなに厳しい状況におかれていても
ご神仏が見守ってくださってます。
そしてそんな時こそ、人生を変えて
幸せになるための大チャンスが訪れています、とのことです。

迷いや悩みには役割があります。
苦しんで迷走した末に、思いもかけない新たな道が開けることがありますね。
もしくは抱えている問題とひたすら向き合ったこそ
自分の改めるべき点に気づき、
新たな自分に生まれ変わるきっかけを得る場合もあります。

*つまり、迷いや悩みの役割とは
脇道にそれかけていた人生を本来の自分の道に戻すこと。
また、自分の未熟さに気づき、成長することなのです。
しかし、人間の力だけでは、なかなかそのことに気づけません。
ですから、そんな時こそご神仏の力を借りて導いてもらうのです。*

そう、ご神仏は人生のガイドさんなのです。
そして誰でもみんなガイドさんとつながることができるのです。
アンテナを張って
いつでも受け取れるようにしておきましょう。
その方法がいろいろとこの本に書かれてあるのです。

ではどうやって導いてくれるのでしょうか?
それは「心」なのです。
心がご神仏とつながる窓口なのです。

特に私が頭の中に叩き込んでおかないといけない、と思ったのは
こちらの文章ですね。

*実は、私たちは誰もが、心の奥底では自分のやりたいことを知っています。
人間が人生に迷ったり悩んだりしてしまうのは、
本当は自分のやりたいことを知っているのに、
それを忘れているせいなのです。
そしてご神仏は、あなたの本当に気持ちを思い出させてくれるのです。
ただ、やりたいことを突然思い出すと
人間が戸惑ってしまうのも、ご神仏はわかっています。
ですから、普通に生活していく中で
メッセージを送ったり、さまざまなご縁をつないだりして、
少しずつ段階を踏んで導いてくださるのです。
ご神仏は、必ず私たちを「よきところ」に連れていってくださいます。
それをぜひ信じてください。*

そう、もう何十年も自分のやりたいことを探している私。
いつか「よきところ」に連れていってもらえるのかなぁ。
本当にやりたいこと、思い出せるのかなぁ。
本当の気持ち、知りたいです。

ご神仏のご加護をいただくには
「受け取る覚悟」が必要だそうです。
どういうことか?
ご神仏の意志を感じたら
「目先のことしかわからない、
われわれの小さな判断を大きく超えるご神仏にまかせきる」と決めることです、とのことです。
そう、ご神仏は目先でなく
大きな流れの中でものごとを見ているということなのです。

*誰しもご神仏とつながっているのだから
少しずつつながりを深めていけば
ご神仏とのパイプがしだいに太くなり、
やがてご神仏からのメッセージやご加護をいつでもキャッチできるようになります。
最初はご神仏からのメッセージかどうか自信がもてないかもしれません。
もしかしたら自分の思い込みかもと思ったとしても、
そのメッセージを大事にしてください。*
メッセージを受け取りやすくする方法もいろいろと書かれてありますよ。

ちょっとだけお悩み相談の例を挙げておきますね。
誰しもニガテな人、相性の悪い人、嫌いな人がやっぱりいるかと思います。
それをお不動さま(あすかさんのご本尊さまはお不動さま)に尋ねると
たいていこう返ってくる、とのこと。
「しゃあないだろう!
嫌いなものは嫌い、それで仕方ないだろう。
嫌いなものを好きっていうのは、ウソつき!」

いやぁ、スゴいですね。
ご神仏のことばとは・・・。(笑)
そうなんです。
大事なのは世間体とか体裁とかじゃないんです。

*お不動さまはいつも大前提として
「まず自分の状況を受け入れることを大事に」というのです。
好きになれない自分を受け入れてください。
嫌いなんだという自分を受け入れてください。
嫌いなのに好きになろうとするから、そこにムリが生じます。
そうすると、何も見えなくなってしまうから、
何も解決しないのです。*

少し気がラクになりませんか?
自分を認めると無理をしなくなる。
そうすると不思議と道が開けていくのです。

*「認めなさい。今のあんたは、それでええ」*←お不動さまのおことば

巻末にはご真言も書かれているので
参考になりますよ。
悩みのある人もそうでない人も
人生の道を見守ってくれるガイドさんのこと、
思い浮かべてみてくださいね。
おすすめの一冊です。


ということで風の強い中、本日も一日お疲れさまでした。
ゆっくり睡眠とりましょうね。
ではおやすみなさい。
いい夢を♪
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おすすめ本

2022-03-29 14:49:25 | BOOK
本の話になる前に
結局花の話で終わってしまったので
新しく記事を書きます。(笑)

ヤフトピで見かけた記事に載っていた本です。
すごくおもしろそうと思ったもので・・・。
ネット通販ってホント便利ですよね。
読みたい!と思ったらすぐに届けてくれるので。
電子書籍はもっとお手軽なのですが
やっぱり本の質感が好きなんですよね~。
ただネット通販だとブックカバーがついてこないのが残念なんですよね。
(中にはちゃんとブックカバーをつけてくれる本屋さんもありますが)
しかたないので自作です。(笑)
布のブックカバーがベストなんですが
作る時間がないので
ラッピングペーパーで作ります。
さて肝心の本はこちら。

     

悟東あすかさんという真言宗の尼さんが書かれた「神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと」という本です。
またそういう系の本?
なんて思わないでくださいね。(笑)
出版社がダイヤモンド社なんです。
ダイヤモンド社といえばビジネス・経済系に強い出版社ですよね。
なぜにそんな会社がこういう本を?と思った次第です。
(ちなみに記事自体はヤフトピで読んだのですが
引用はダイヤモンドオンラインからのものだったようです。)
おそらく自己啓発の一環なのかな、と思われるのですが
やはり精神がしっかりしてないとビジネスもうまくいかない、ってことなのでしょうね。
精神社会へと移り変わってる一端かもしれません。

該当記事を探したのですが見つかりませんねー。
いつの記事だったっけ???
最初に読んだときは売り切れてて
電子書籍にしようか迷ってしばらくそのまんまだったんですよねー。
で、また悟東さんの記事を見かけて
やっぱり読みたいな、と思い
また検索してみると重版されたようで無事に購入できました。
とりあえずご縁があって手にした本です。

尼さんですがマンガ家であり、一児のお母さんでもあります。
すごく読みやすくてすとんと内容が入ってきます。
何よりも悟東さんの人間くささがすごく好きなんです。

で、この本の内容をひとことで表すならば
「ご神仏とうまくつながる方法」ですかね。
ご神仏というと敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが
ご神仏に限らず「目に見えない何か」と思っていただければいいかと思います。
西洋だと西洋の神さまだとか天使とか妖精とか・・・?
とりあえず「何か」ですね。
日本人にはご神仏がいちばん身近だと思われます。

目に見えない何かに守られてる、って感じたことはありませんか?
私はあります。(笑)
少なからず誰かしらそういう経験はあるかと思います。
そういうご神仏にうまくつながる方法、
じょうずにメッセージを受け取る方法が書かれています。

今はとても生きづらい時代と言われてるようですが
そのことばを聞くたびいつも疑問がわきます。
じゃあいつの時代が生きやすかったの?って。
どんな時代にもその時代独自の問題があって
けっして生きやすい時代なんてないのでは・・・?と思ってしまいます。←ひねくれもの?
だからこそ生きてるだけで修行になるんですよね。
この時代に生きてる。
ただそれだけですごいことなんです。

・・・と同じようなことを悟東さんも
ご自身の体験から書かれています。
高野山の修行はかなり過酷で
いろんな人から「すごいですね」と言われてたそうなのですが
修行に集中できる分ある意味ラクだったかも・・・とのこと。
(↑いやいやご謙遜で言われてるのだと思いますが。
高野山の修行なんてそれはもう生半可な気持ちじゃ受けられないかと。)
修行だけに集中できる高野山とは違います。

*しかし、日常生活はそうもいきません。
仕事や人間関係、将来やお金、健康など、
さまざまな問題がつねに起こります。
そんな日常に戻って祈り続けて初めて、
私は僧侶の修行と一般の方たちの生活はほぼ変わらないのに気づいたのでした。
私たち僧侶には、一般の肩とご神仏との橋渡し役という大事な役目があります。
しかしその点が違うだけで、修行としては社会生活の中で自分を磨くほうがずっと厳しいかもしれません

この世界は修行の場。
切磋琢磨して自己研鑽にはげむのがいちばん。
生きている、それだけで立派な修行なのです。

でもやっぱりどうしても不満やグチがでてきます。
そんなときはどうしましょう?
悟東さんいわく、
「仏さまにグチや文句を言ってもだいじょうぶ」だそうです。
あまりにつらくて苦しいとき、
助けてくれるのは仏さま。
ただし境内でおしゃべりしながらグチをばらまくのではなく、
仏さまの前までは胸に秘めて
仏さまの前でしっかりグチってください、とのことです。
ポイントは
グチをこぼすしかないくらいつらいので、助けてください」とのお願い方法です。
自分がグチをこぼしているという認識があればだいじょうぶ、とのこと。
わかったうえで助けてほしいと願っているからだそうです。
さらに
何が起きているのか教えてください」とお祈りしましょう、とのこと。
すべてのできごとは意味なく起こってることではなく、
何かを教えるために起きているのです。

ほかにもいろいろと参考になるお話が載ってます。
気になるところをもっとピックアップしようかと思いましたが
やはり売られてる本なので
実際にお手にとって読んでもらうほうがいちばんなのかな、と。

とにかくわかりやすいです。
やさしい語り口。

巻末にはいろんな仏さまのご真言が載っています。
これもとっても参考になりますよ。
ご真言を唱えるとその仏さまのパワーが手軽に(手軽とかいうな)
感じられると思いますよ。

*口に出して真言をお唱えすれば、声の響きでご神仏と強くつながることができますが、
ご神仏は心の中からつながっているので、心でお唱えするだけでも大丈夫です。*
心強いですね。

*本当に、日常の中にご神仏は存在し、毎日はご神仏の「おかげさま」であふれています。
そう考えると、今まで雑にすませてきたこともひとつひとつが
祈りとして自分を支えてくれるのです。
そして、日々の暮らしが少しずつ潤い、やがて不満や苦しみが抜けていくのを感じると思います。*

基本的に肯定ペンギン(コウペンちゃん、好き~♪)ならぬ肯定ニンゲンの私ですが
この本を読んでいっそう心が軽くなりました。
悩みがある人も悩みがない人もぜひ読んでみてください。
こころがじんわりあったかくなるかと思います。
心のカイロのような本です。
ダイヤモンド社から出版されたのもなんとなくわかりますね。
スピ系の本ではないです。
人としての生き方の本です。

この世界は自分自身が創り出してる、とよく言われてます(どの界隈で?)が
せっかくなら楽しくて軽やかな世界を創り出したいですね。

余談ですが、お彼岸のときに地蔵菩薩さまの夢を見たと書きましたが
この本にも少しだけ地蔵菩薩さまの記述がありました。
ビックリしました。
私の見た夢は実は本当のことだったのでは?と思わされました。

この本のジャンル、実は実用書かもしれませんね。
目に見える世界だけがこの世界なのでなく、
見えない世界にこそ真実があるのかもしれません。

♪心は誰にも見えないのだから
見えるものよりも大事にするといい♪(@水平線 by back number)

ご神仏はひとりひとりの心の中に
いらっしゃいます。
いつでも見守ってくださってます。

(ホントは付箋つけてるところ、
全部書き記したかったんですけどねー。
どの文章もとっても心にしみます。
電子書籍もあるので気になる方はぜひ!)
コメント
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