みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。
どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。
ずっと気になっていた本、ようやく読みました。
『高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。
甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。
三年間、誰にもいえなかった秘密を清算するために―。
学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、
親友たちと歩きながらも、貴子だけは、
小さなかけに胸を焦がしていた。
本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。』(裏表紙より)
続きが気になって気になって
あっという間に読み終えてしまいました。
読後のほっとする感じ、爽快感がなんともいえません。
途中から貴子の気持ちに同調し、
がんばれ、がんばれ!と応援してました。
でてくる登場人物たちがみんなそれぞれ味があって、
まさに「青春」という感じです。
人と人とのふれあいが絶妙に描かれてある作品でした。
こんなに細やかな心理描写は男の人には描けないし、
わからないだろうなぁという女性ならではの作品ではないかと思います。
歩行祭なんてもちろん経験したことないけれど、
少しだけやってみたい気持ちになりました。
ただ現実にやれ、と言われたら
絶対にやりたくないっ!とダダをこねるでしょうが。
読みながら、高校時代の寒稽古を思い出しました。
・・・きつかった・・・。
映画化されたようで、主人公の甲田貴子役の女の子、
「山田太郎ものがたり」にでてくるヒロインの子で、
まさにぴったり!
読みながら彼女の顔が浮かんできました。
とても読みやすい本なので、
青春時代を思い出したいなぁ、
純粋な心をもっていたあのころに
もどってみたいなぁと思ったときには
ノスタルジーを感じさせるこの本、オススメです。
本日の「彩雲国物語」。
いやぁ、影月くん、よかったよかった。
影月くんにまとわりつく龍蓮が好きで好きで。
(それにライバル心を燃やす香鈴もいいんですよねー。)
来週は観光編、ということで
ひょっとして外伝をアレンジしたのが放映されるのかな。
とっても楽しみ~♪♪♪
龍蓮主導の観光の外伝、大好きだったんですよねー。
影月編が終わったらやはり冗官編になるのかな。
いよいよ清雅くん(←見たい!)とタンタンの登場かな。ドキドキ