忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

鎌倉五山

2017-06-29 10:18:53 | おでかけ
東慶寺をでるとすでにお昼の12時をまわってました。
おなかがすいておなかがすいて・・・。
ふだん私のランチタイムは11時過ぎくらいなので
この時間だとかなりおなかすかせた状態です。
せっかく鎌倉にきたので名物のけんちん汁をいただきたいです。
けんちん汁は建長寺発祥だそう。

・・・ということで「鎌倉五山」さんへ向かいました。
鎌倉街道を進みます。かわいらしい昔の郵便ポストがありました。
踏切を渡ってすぐのところにありました。
この時間だとかなり混んでるだろうな、行列覚悟で向かいました。
が、ちょうどタイミングがよかったらしく
相席でよければ、と案内されました。
悪いなぁ・・・と思いつつ
親子連れのお客さんの向かいに座らせていただきました。
ちっちゃな男の子が「どうぞ」とニコニコして言ってくれました。
笑顔のかわいらしい男の子でした。

お向かいさんはけんちんうどんでした。
うどんも魅力的~。←うどん好き
でもここはやはりけんちん汁を注文しなければ、と思い
炊き込みご飯とけんちん汁のセット、
一番人気という紫陽花セットにしました。

しばらく待ちます。店内はかなりにぎわっていました。
ただ空調が効いてなく、じんわりと蒸し暑さがこみあげてきました。
お向かいの親子のほほえましい会話を聞きながら
そういえば子どもたちがこのくらいのころ、
いっしょに京都に行ったなぁ・・・と懐かしく思いました。
袖すりあうも他生の縁。

     

運ばれてきました。
おいしそう。
まずはけんちん汁を一口。
懐かしい!おばあちゃんの味だ!
そう思いました。
でも考えてみると祖母が作っていたのはみそ汁。
こちらはしょうゆベースのお汁。
なんで懐かしく感じたのかなぁ。
野菜の味?
でも二度と食べることはできない祖母の味を感じてとてもうれしかったです。

次にごはん。
意外と薄味でした。
どちらかといえば薄味のほうが好きな私(いや、むしろ味がなくても大丈夫な私)。
けんちん汁と合わせていただくので薄味になってるのかな。
精進料理だから薄味なのかな。
ただこの日は蒸し暑かったので
もうちょっと濃い味がほしかったです。←まだまだ修行が足りない

ごはん・お茶・たくあんを見て
その昔、山本まゆり先生の描いていたマンガを思い出しました。
ごはんを食べ終わったあとにお茶を注いで
たくあんで汚れを落としつつ、きれいに食べる・・・というのを。
たしか禅のお作法もそんな感じでしたよね。
食事中は音をたててはいけない、私語厳禁。
ひたすら食べることに集中する、と。
食べることも修行のひとつ。
たくあんを食べる音もたててはいけない・・・と。
さすがにそこまではムリなのですが
いちおうたくあんでお茶碗をきれいにして最後までいただきました。
ごちそうさまでした。

食事を終えたころには行列ができてました。
すんなり食べられてよかった~。
栄養をチャージしたので再び探訪です。
鎌倉五山に向かう途中にあった浄智寺へと道を引き返します。
コメント
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