緑という色

昨日のインターホンの工事、長かった・・・。
しかも早くても2時くらいからだろうと思ってのんびりしていたところ、
1時半ごろ呼び鈴が。
ガーン。
長女が学校から帰ってきたばかり。
服を脱いでお昼ご飯食べ終わったばかりだし、
洗い物もこれからやるところで散らかったまんま。
・・・人生ってこんなもん。
あわてて長女は別室へ逃げ込みました。
私はアイスでも食べよう♪なんて思ったところだったのでブルー。
予定では1時間ほどの工事だったはずなのに
たっぷり2時間。
・・・長かった・・・。
・・・寝たかった・・・。


香港、大変な状況ですね。
常連のお客さんがちょうど昨日から香港へ帰る、とのことだったので
心配です。
思ったより状況は悪くないらしいよ、とのことだったのですが。
またなんかここ数日ひどくなってますよね。
それにしても香港出身なんて知りませんでした、その常連さん。
流ちょうな日本語。
見た目もまんま日本人。
すんごい賢いんだろうなー。
ちなみに同い年です。
無事に日本にもどってきますように。


さてさて話をタイトルに戻します。
（あいかわらず前置きが長い）
私はふだん自分の日記は読み返さないのですが
先日の記事をさがすときに
検索していたところ、
すごく気になる記事がありました。
こんな記事書いてたんだ・・・。（←まったく記憶がない）
すごくいい新聞のコラムだったので
再掲しときます。
アメブロみたいにリブログできたらいいのだけど
gooにはその機能はないので残念。

以下引用
【私の好きな色は小さなころからずっと緑です。
（特に最近はライムグリーンがお気に入り♪）
この緑という色は黄色と青を混ぜると生まれます。
そして黄色が太陽、青が地球だということに
ふと気づいたとき、とても感動しました。
ちっちゃな発見ですが、なんだかとても得したような気分になりました。


さてさて、先日毎日新聞の余録の欄で
とても印象に残る文章がありました。
先日といっても６月のコラムだったので
さがすのにちょっと時間がかかりました。
（新聞はすでに処分しちゃってたし。）

▲藍となると、染織家の人間国宝、志村ふくみさんから
「植物染料の中で、最も複雑微妙な、神秘の世界がある」
と聞いた話が思い出される。
「藍は生きている。その活力は日々刻々と変化し、
人間の一生とよく似ている」。
そんな藍を生かすことを「藍を建てる」という
▲藍の機嫌の良しあしを「藍の顔をみる」といい、
つやつやとした紫紺色の気泡が表面に盛り上がってくると
「藍の花が咲いた」となる。
ぱーっと建ってきたときの色には力があり、
目のさめるような明るいブルーとなる。
藍には建てる人の人格そのものが表れる
▲自然界には緑があふれているのに緑の植物染料はない。
だけど、黄色に染めた糸を藍がめに浸すと、緑色が生まれる。
「藍はミクロコスモスの闇で、そこに黄色（光）が掛け合わされることで、緑（命）が生まれる」。
だから志村さんは緑色だけは「生まれる」と表現する。
　　　　　　　　　　　　　　　（2006.6.19　毎日新聞朝刊　余録より抜粋）

《志村ふくみさんといえば、その昔（今も？）、
中学の国語の教科書に載っていましたよね。
さくらのごつごつした茶色の幹をぐつぐつ煮込むと
きれいなピンク色になる、というような感じの内容だったと思います。
寒くて厳しい冬にも春にはきれいに花を咲かせる準備をしている・・・
というような感じの。》

このコラムを読んだときに
「緑って生まれるんだ！」ととても感動しました。
私がずっとずっと感じていたことが実証されたようで
なんだかとてもうれしくなったのです。
とても素敵なことばだったのでブログに載せてみました。
ふだんは忙しくてゆっくり新聞も読む時間もないのですが、
たまたまこの日の余録だけは読んだのです。
いいことばにめぐりあうととても幸せな気持ちになりますよね。】

今このコラムを読んでも感動しますね。
緑が生まれる話。
そして闇と光、ふたつが合わさって
緑が生まれるというのも深いです。
すごく考えさせられますね。
闇だけでも光だけでも緑は生まれないんだ―――――。

それにしてもなんですっかり忘れてたんでしょうね、
こんな素敵なコラムがあったこと。
あともうひとつ、気になる記事があったので
またそのうち再掲したいと思います。


画像は昨日のおやつ。
錦玉（きんぎょく）です。
寒天が使われた涼し気なお菓子。
ゼラチンよりもかため。
葉っぱのかたちがかわいいですね。
おいしかったです。


土日、荷受けをしなかったおかげで
腰の調子がいいので病院はお休みしよう。
また水・木とハードになるだろうから
金曜にでも行くか。
さてこれからまったりします♪