詩人の茨木のり子さん。
新刊で「茨木のり子の献立帖」という本が出たので買ったのです。
書店でチラ見してこの写真のテーブルクロスを見て買おうと思った次第。
詩人としての茨城さんに対しては、いい意味で硬直な詩を書く方だなと思っていたのですが、献立帖を読むとずいぶんと女性らしい方でびっくり。
人は様々な面を持っているから重層的で面白い。
で。
茨城さんのご自宅は32歳のときに建てられた家で、お亡くなりになる79歳まで47年住まわれた家。
49歳でご主人と死別されたのちも、30年そのまま住まわれたとか。
すでに「茨木のり子の家」という本も出ているので、家についてはそちらで。
今回買った献立帖は日記と献立、それと台所にまつわる写真がいろいろ載っていますが、今みてもモダン。
このテーブルクロスのモダンなこと。
茨城さんもモダンな方だったのかな。