みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 お客様は神様ですか?

2016-12-24 13:15:59 | 日記
クリスマスが来て、それが過ぎればお正月。師走とは良く行ったもので年末は慌ただしい。特にイベントもないあたしは慌ただしく過ぎる日常に疲れている。慌ただしいせいか、変な客ご多い。理不尽なクレームが何と多いことよ。愛想笑いが顔面に張り付く。お客様は神様です、なんて最初に言い出したのは誰だ?小売店の悲しさか。訳がわからない。客なら何を言ってもいいのか?理不尽なことを何時間も攻められた上司が、お客様にお叱りを受けました、なんて神妙な顔で言っている。そりゃあサービス業だもの客のクレーム受けも仕事の内だけど、時給820円では怒られるだけ消耗し、リターンがない。ハイリスク、ノーリターン。これがパートの悲しさか。でもさお客様は神様じゃないよ、人間だ。あたしも人間だ。人間同士、尊重しなくちゃ。なんで皆、そんなに偉そうなのか?ちょっと考えてみてよ、あなたの子供や大切な人がこんな風に怒鳴られていたらあなたはどう思うんだい?火の粉が自分だけかからなければ良いのかい?何のために言葉はあるのか?人を罵るだけなら言葉なんていらないね。と悲しいくりい消耗しているがあたしを気遣う大切な人はいない。マスクをかけた口元がへのじに曲がる。こんな気持ちになりたくてサービス業してるわけじゃない。現実は厳しい。来年は変われるだろうか?理不尽な神様ではなく、頑張るから平等な神様に会いたい。

みりんの徒然声 千里の道も

2016-12-22 13:26:19 | 日記
千里の道も一歩から、よく言ったものだ。ただ今は一歩、一歩が重たくて足を引きずる。頑張ろうと張り切ったり、やっぱり駄目だと思ったり、三歩進んで二歩戻る、という方が正しい気がする。ここを出て行ってもあたしがあたしである限り、何も変わらないのではないか?という疑問をもう何百回も自分にした気がする。結局運のない奴はなにやっても無駄、と言う悲しい言葉が頭を離れない。人生一度きりなんだから、やりたいことをやればいい、とか死ぬ気になれば何でも出来る、なんて一体誰が言い出したんだろう?生きることは難しい。ひとまず年末を何とかやりすごそう。千里の道も一歩から、前に踏み出せ。例えそこが崖っぷちでも。

みりんの徒然声 29才のクリスマスというドラマ

2016-12-20 16:57:51 | 日記
風邪引きが治らない。頭痛がやまなくて、ガシガシ風邪薬をかみ砕きながら幼い頃好きだった童謡を口ずさむ。街はすっかりクリスマスムード一色だ。慌てん坊のサンタクロース、クリスマス前にやってきた。残念ながら今までサンタクロースが来たことはないし、ましてこれからも来ることはないのだろう。家の風習にクリスマスにプレゼントなんてのはなかったからあたしも弟も枕元に靴下を置いて眠ったなんて甘い記憶はない。真っ赤なお鼻のトナカイさんにも会ったことはない。学生のころは親友とよくクリスマスに飲みに行った。女二人で、と笑われたが楽しかった。ちょうどその頃はドラマの再放送で29才のクリスマスってのがやっていて、山口智子さんに憧れた。まだ20代前半だったからこの先どうなるんだろうね?と言い合いながらドラマも見ていた。あっという間に29才は過ぎ、未だにぱっとしない自分に驚く。ある意味ドラマは半分当たっている。親友はシングルマザーになった。ドラマでも主人公の親友はシングルマザーになる。あとは主人公、そうあたしがバリバリ仕事をしないと、出来ないとドラマの半分が当たらない。サンタクロースはあたしには来なかったが、親友の子供のサンタクロースにはなりたい。だからなんとかしなくちゃ。それよりまずは風邪引き治らないかなあ。

みりんの徒然声 同じ過ち繰り返すべからず

2016-12-17 15:38:05 | 日記
結局風邪引きで寝込んでいる。身体中が痛くて仕方ない。ふらふらで病院にも行けない。風邪をひくと普段より心細くなる。一人暮らしより寂しくなる。閉じ込められた部屋。ふと、いわきの知人からラインが入り、優しい言葉をかけられた。言葉はいつも思いに足りないとか、綺麗事、と言葉を嫌うような事をいうくせにやっぱり優しい言葉は嬉しいと矛盾した感情に襲われる。かといえ、その人とは距離が近いからであって、実質的に会ったことがない人や遠く離れている人の言葉はあたしをかなしくさせる。ちょいちょいラインのやり取りを交わすが、ふと、我に返る。彼は既婚者である。前に友人だったおたけさんも既婚者だった。あの人がいなくなったとき沢山励ましてくれた。頼るものがなくて最終的におたけさんの好意をあたしは勘違いし、恋愛感情が沸いてきそうであたしはおたけさんとさようならした。今あたしは落ちている。また優しさを愛情と勘違いしないようにだけしなくてはならない。随分若い頃に不倫を経験し、痛い目も見てるから不倫はない、と確信していたがこういう心の隙間に悪魔は入り込むものなのね。まあ、彼はいい旦那さんだし、あたしももう恋愛からは足を洗ったので間違いは起きようもないだろうが、なにしろ人間の心は不安定なものである。同じ過ち繰り返すべからず。万が一不倫などすればまたあたしは罰を受けなくてはならない。もう罰は嫌だ。しかしながらあたしに優しい人は既婚者ばかりだなあとしみじみ思う。年のせいもあるだろうけどやっぱり男女の友情はなかなか難しい。学生時代の後輩とかとはなにかが違う。勘違いはしないが、既婚者の男性よ、独身女に必要以上に優しくするべからず。と思う。あたしの場合、女として見られてないから問題なんだけど。咳が止まらない。来年には辞める会社だが有終の美で終わりたいと爪を咬みながら思うあたしはやっぱり見栄っ張りだ。

みりんの徒然声 一面の銀世界

2016-12-15 09:23:59 | 日記
雪が積もった。いわきでは年に一回積もるか?積もらないかくらい。改めてなんだか遠くに来てしまった、と感じる。弱り目に祟り目か風邪を引いた。喉がヒリヒリ痛くて仕方ない。だけどタバコは吸ってしまう。ざらざらする喉。風邪が移るから部屋を出ないでと言われて部屋に籠る。一人暮らしのときは風邪をひくと心細くなったもんだが、誰かといても心細いという現象があるのならやはり一人の方がましだと思う。ぼんやりした頭でこれまた何度も見た北野武さんのDollsを見る。毎度ながら感性が揺さぶられる。北野武さんは天才だと改めて思う。視覚を研ぎ澄まされる美しい映像、クライマックスは一面の銀世界だ。苦手なはずの雪景色がいとおしくなる。あんな風に終われるなら雪景色も悪くないし、悲劇も喜劇に変わる気がする。酷く寒気がしてベッドに倒れこんだ。身体中だるいが思考はクリアだ。そういやこの映画は赤色が多い。美しく儚い赤色。銀世界と赤色、どっちも好きになりたい。