本日も晴天なり!乾燥注意報が出ています。
今日は節分で、夜豆まきをしました。
大人だけの豆まきは盛り上がりに欠けます。子供たちが小さい頃の
賑やかな豆まきが懐かしく思い出されます。
我が家では大豆を鍋で炒って(回数も決まっているようです)一升枡に入れて
当主が豆をまきます。昔はおじいさんの役目でしたが、今は夫がやっています。
イワシをヒイラギの枝に刺して「口焼き」という儀式をします。
焼きながら「何とか虫の口焼き!」と唱えます。
農作物につく害虫の名前を言うのですが・・・子供と一緒の頃は「泣き虫の口焼き!」
とか「虫歯虫の口焼き!」と言ったりしたものです。
庭に大きなザルを用意して「鬼の目籠をぶっつぶせ」と荒っぽいことも言います。
まあ普通に「鬼はー外」「福はー内」と叫びながら家中に巻き散らかします。
当分は掃除するたびに豆拾いをすることになるでしょう。
これが昔からの我が家の節分の風景です。
最近は恵方巻きが有名になって、コンビニやスーパーでも大量に置いています。
山梨にはそんな風習は無かったのですが・・・乗せられ易いんですねえ。(^^;
我が家ではおじいさん、おばあさんの目が黒いうちは(当分・・・)白いご飯を食べます。
それが決まりだそうです。逆らって太巻きを食べてみたいなんて・・・決して言いません
皆さんは恵方巻きを食べているのでしょうか?
食べ終わるまで口をきいてはいけないと聞きました。のどに詰まらせたらどうするのですか?
美味しいのですか?それを食べると福がやって来ますか?
いつか私も食べてみましょう。(内緒で・・・)
みんなが寝静まった頃、こっそり太巻きを食べている嫁の姿は・・・チョッと怖いですね。
先人が続けてきた儀式です。何らかの意味があるのでしょう。
「信じるものは救われる」と言います。
今年も桃やスモモに害虫がつかないようにお願いしました。「信じてますよー」