もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

春が来た・・・?

2007-02-07 23:44:05 | 大菩薩の風景

今日も暖かい陽気です。

剪定作業をしてくれる人が「もう木が水を吸い上げている」とおっしゃっていました。
花芽も動き始めているようだ・・・とも。
桃の花は4月中の半ばごろが満開になるのが普通なのです。

3月中に咲くようなことがあっては、今年の桃はどうなるか分かりません!
桃農家としては由々しきことです。毎年楽しみにして待っていてくださる皆さんに
お届けできないようでは、申し訳ないことです。

日中はほんとうに春の景色です。空気も柔らかく少しかすんでいるような。

福寿草は春が来た!と咲き誇っています。

暖かくて花が咲くのは嬉しいのですが・・・困ったことです

今夜は「無尽」で夕食会に行ってきました。「サーフ」というメキシコ料理のお店です。
店長さんは4人のお子さんを女で一つで、店一本で育ててきた女性です。

子供さんが小さい頃、旦那様が女の人と逃げてしまったのです。
それから20年近く頑張り続けてきたとのことです。

子供さんもみんな立派に育ってお店の手伝いもしています。
女性はいざとなると強くなれるんだなあ・・・と、改めて思います。

水曜日のPM8:00「ハケンの品格」という日テレの番組が今お気に入りです。

マンガチックですが、小気味良くて気分がスッキリします。
あんなスゴイ女性はありえないでしょうが、心意気は持っている女性が増えて
いるような気がします。

ありえない発言をして国会を混乱させている方たちより、しっかり生きている女性が
たくさんいるのではないでしょうか?

結婚して子供を産んで、家庭を作っていくのは自然な形なのかもしれません。

それが当たり前でなくなっているのには原因があるはずです。
時代の流れかもしれません。価値観が変ってきていることもあるでしょう。

女性にだけ問題があるような言われ方は、それこそ問題だと思います。

今夜集まって話をしているうちに、みんな辛い思いをしながら生きていることを
感じました。若い頃、裏の畑で泣いていたという人も・・・夫の暴言暴力に耐えて
きた人も・・・舅姑の心無い言葉に傷ついたことも・・・

結婚しなければそんな苦しみに耐えなくともよかった人生もあったかもしれません。
でも、今になればこれもまた人生と、言ってしまえるのです。

何が良くて何が悪いのか、国会で女性の生き方まで決められてはたまりません!

たった一度の人生です。国家のために子供を産もうとする女性はいません。
産みたいから産むんです。

もう少し女性の気持ちを考えた発言をして欲しいものです。