箇事(このじ)見性(けんしょう)開(かい)悟(ご)の一大事 子細(しさい)にすべし、
ざっとやるまい 踏みすべるぞよ。
法理(ほうり)妙義(みょうぎ)も会得(えとく)をせずに、
世知(せち)にまかせて推察 見解(けんげ)、
老婆(にすい・・頭の鈍い師家)知識の涎(よだれ)を舐(ねぶ)り、
これで了(りょう)悟(ご)と重荷をおろし、
無量劫来(むりょうごうらい) 生死(しょうじ)の種子(しゅじ)を、
爰(ここ)ぞ家山(本具の仏心)と真実とめりゃ、
高慢(こうまん) 邪見(じゃけん)は それから起こる、
恐(おそろ)しいぞや 最初の一歩。
ざっとやるまい 踏みすべるぞよ。
法理(ほうり)妙義(みょうぎ)も会得(えとく)をせずに、
世知(せち)にまかせて推察 見解(けんげ)、
老婆(にすい・・頭の鈍い師家)知識の涎(よだれ)を舐(ねぶ)り、
これで了(りょう)悟(ご)と重荷をおろし、
無量劫来(むりょうごうらい) 生死(しょうじ)の種子(しゅじ)を、
爰(ここ)ぞ家山(本具の仏心)と真実とめりゃ、
高慢(こうまん) 邪見(じゃけん)は それから起こる、
恐(おそろ)しいぞや 最初の一歩。