行雲流水

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過去七仏の教え

2021年07月02日 | 法句経
正しいさとりを開き、おもいに耽り、瞑想に専中している心ある人々は世間から離れた静けさを楽しむ。神々でさえもかれらを羨む。(法句経181)自己中心的な生き方をせず、慈愛に溢れている人はみんなから好かれるものだ。

人間の身を受けることは難しい。死すべき人々に寿命があるのも難しい。正しい教えを聞くのも難しい。もろもろの仏の出現したまうことも難しい。(法句経182)気がつけば「ありがとう」も南無阿弥陀仏も自然に口から出てくる。

すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、これが諸々の仏の教えである。(法句経183)いわゆる過去七仏に共通する教え

忍耐、堪忍は最上の苦行である。ニルヴァーナは最高のものであると、もろもろのブッダは説きたまう。他人を害する者は出家者ではない。他人を悩ます人は道の人ではない。(法句経184)気に入らないことがあっても他人を精神的に追い込んだりしてはいけない。悪を正すのは警察や教師の仕事である。
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