行雲流水

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執着を少なく

2021年07月06日 | 法句経
罵らず、害わず、戒律に関しておのれを守り、食事に関して適当な量を知り、淋しいところにひとり臥し、坐し、心に関することにつとめはげむ。これがもろもろのブッダの教えである。(法句経185)少欲知足

たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない。(快楽の味は短くて苦痛である)と知るのが賢者である。(法句経186)欲望はとどまることなく洪水の如く自分自身を飲み込んでしまう。

天上の快楽さえも心楽しまない。正しくさとった人(仏)の弟子は妄執の消滅を楽しむ。(法句経187)執着や依存を少なくすることは安らぎの人生への第一歩

人々は恐怖にかられて、山々、林、園、樹木、霊樹など多くのものにたよろうとする。(法句経188)人々は人生に不安を感じると迷信に頼ろうとする
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